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行ってきました、大勝軒。

ということで、今回は緊急特別企画
大勝軒レポートをお送りする。
渾身のレポートに期待されたい。
(誰が?)








がっくり。
もう二度と行かないかも。



まずは、入店。

顧客先に出て時間がずれたため、
13時に入店。
昼食時を避けたため店外に
行列はなく、ラッキー♪

…と思ったら、店内には10名ほど
待ちが。
私の後にもぼちぼちと入ってきて、
入りきれないと店外のテントに出される。
たまたま店の外に行列がとぎれたところで
あったようである。

店に入ると、
上記のような紙
を渡される。
フツーにメニューを渡せばいいと思うが、
どうやら
この紙を持って帰らせることによる宣伝効果
をねらっているようである。

さて、しばし丸椅子で待たされる。
どうも回転が悪いようである。
まぁ、子連れの主婦連がテーブルを占拠していたり、
家族連れ老夫婦など、客層も多彩であるため
致し方のないところか。

やっと番が回ってきて、カウンターに通される。
(通されるといっても、待っていた椅子の
直ぐ前のカウンター席だったが…)


「中華そば」

をオーダ。
まずはオーソドックスなモノを
確認せねばならない。
麺喰いの鉄則である。

隣の席のもりそば(つけ麺)
イマイチソソらなかったことも
一因である。
熱いモノは熱い
冷たいモノは冷たい
食したい私としては、
温かいツユに冷たいそば
という図式は
全く持って理解しがたい

さて、ここからが長かった。
「冷水」と書かれた
セルフサービスのぬるい水
飲みながら待つ。
カウンター席であるため厨房が
一望できるが、
厨房内の店員は5名ほどいて
忙しそうにしているが
いっこうに商品ができあがらない
見ていると、
各自の動線が乱れて重なり合い、
効率悪いこと甚だしい

あえて不手際は見ないことにして
カウンタ上の
食べ放題のダイコンの漬け物を
ささくれた程度の悪い割り箸で食す。

さて、やっと運ばれてきた。
見た目もあまりそそられる図柄ではなかった。
ごく普通の中華そばである。
スープが若干混濁しているか?

まずはそのスープを一口

…う????ん…
マズくはないのだが、インパクトに欠ける
素性の良い鶏ガラ&野菜スープだとは思うが、
奇をてらってか酸味をきかせてある
(まぁ、よくある味だが)
それが味に深みを出すのではなく
酢でこぢんまりとまとまってしまっている

麺はさすがにウマイ
太めのモッチリとしたアルデンテ状の
縮れ麺で、つるつる感が良い。

上に乗ったチャーシューも、
「焼き加減はレアですか?」
といった感じで、
じっくり焼いて煮込んだ深みのある味わい
とは縁がない。
逆に生ハム的味わいがある。
(かもしれない)

スープのインパクト不足を補うため
ミルで挽いて黒胡椒を足すが、
これも気が抜けているのか
風味もない。


いずれにせよ、
並んで食すまでのモノではない
ことがよくわかった。
「名店」と呼ばれるところで
並んで食することを喜びとする
一部の向きにはあえて止めはしないが、
これから並んでも食したいと思う
一般peopleは思いとどまった方がいいかもしれない。

開店してそろそろ2ヶ月ぐらいかと思うが、
店員の動きのこなれてなさ具合
店に入る人数を限定しているため
店内はそこまで混まないと思われるのに
セルフでぬるい水を飲まさせる対応
そして客の大半がつけ麺を頼むため
ゆがき&冷却に時間がかかり、
しかもチンタラチンタラと
一筋ずつ箸ですくってはツユにくぐらせ
すするスタイルで回転が悪いことなど、
「行列ができる」
のではなく、
「効率が悪いので待たされる」
のであると納得した次第である。
(ちなみに私の麺喰いは早く、同僚の半分の時間で食い終わる。
麺喰いたるものチンタラ喰いは禁物である。)


鹿児島にはまわりにも多数の
ウマイ麺喰い屋が多いため、
これは一見さんが一巡したら
リピーターは見込めないのではないか。

はっきり言って幻滅である。
(予想はしていたが…)

悲しい