みそや堂へ。

「え、昨日のblogで、また学食って書いてたじゃん!」

世の中、不可抗力というものもあるのだ。
そんな過去にこだわっていてはイケナイ。



例によって、大将は元気である。
「いらっしゃい♪どーも!」
威勢のいいかけ声である。

その大将が、なにやら悩んでいる様子
「来週の準備がまだ全然できてないんですよ・・・」

来週とは、
池袋東武百貨店にて本日から開催中の
「第24回?大鹿児島展?」
への出店のことである。
(上記リンクに、本日現在まだ「みそや堂」の記事は掲載されていない模様)

風俗ラーメン激戦区池袋
期間限定とはいえ
「みそや堂」
が出現し、その味を関東人
(もしくは地方出身のエセ関東人
に知らしめる機会がやってきたのだ。

そのために、材料からナニから、
一切合切コチラから送るというのである。
たしかに、材料を現地調達していたのでは、
「みそや堂」の味を再現することは不可能であろう。

本日は、「みそや」を名乗るところ、あえて
「塩とんこつ刻みチャーシュー」
をオーダ。
以前大将から勧められた「塩とんこつ」をベースに、
ちょっとコクを出そうとの魂胆である。

さっそく運ばれてくる。

ここの麺は、ストレートの固ゆでなのだが、
そのアルデンテ感が絶妙である。
味噌にも合うが、とんこつ系にもグーである。

さすがに刻みチャーシューが入るとコクが違うな、
と一人エツに入っていると、
「今日のスープ、どうですか?」
と大将が聞いてくる。
本日のスープは、
前日寸胴の中身をすべて使い切ってしまったため、
全く新しく煮出したものであるとのこと。
この「若い」スープは、どうしても脂身や
コクなどが強めに出てしまい、
なかなか狙った味にならないということである。
普段ならば、この若いスープを先に作ったスープと
混ぜ合わせたりして平均的な味に近づけているらしいが、
昨日すべて捌けてしまったため
今日作り直したそうである。

刻みチャーシューのコクかと思っていたら、
実はスープのコクも増していたとは。
ラーメン、奥深し、である。

しかし、ここの塩とんこつはナカナカの絶品である。

大将、出店前日の23日から現地入りし、
仕込みを行うそうであるが、
すでに滞在7日のうち、
4日間は「飲ん方」の予定が入っているという。


恐るべし、大将・・・・・

困った