この記事の前に紹介しているとおり、
本日も鹿屋行き。
しかし、今日は県外からの
賓客を送迎
であったため、桜島フェリーを使う。
クルマでの走行距離はかかるが、
何といっても本日は日本晴れ
桜島をバックにフェリーで渡るの図
県外客へはなかなか
インパクトのあるもてなしである。
(金はかかんないし)

さて、12時半頃に鹿屋市街地へ。
あまり時間もないため、
ささっと済ませられ、
まぁ失礼のない程度の食事ができる
「そば茶屋吹上庵」へ。

小生は
「五目あんかけうどんセット」
をオーダ。

これについても以前にレポートしているが、
野菜がたくさん乗った系
とろみダシうどんである。

本日はこのとろみが少々きつく、
レンゲをスープに沈めても
「とろ??????ん」
としか入ってこない。

少々薄味な気もするが、
セットにすると
三角おむすびが2個付いてくるので
満腹感は味わえる。

ここで県外からの賓客から、
「この店の造りって、鹿児島風?」
との質問アリ。
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・・・そういえば、田舎でも
このような造りの家屋を見た覚えがないカモ。
イミテーションながら
高い天井に、吹き抜けの梁、
どちらかというと北国系の造りのよう。
しかもここの蕎麦、
鹿児島のいわゆる田舎蕎麦と違い、
二八系と思われる。
鹿児島本来の蕎麦は、
つなぎに自然薯を用い、
もっとフワッとした麺である。
そのためプチプチと切れやすく、
箸ですくいにくいのも特徴である。
そのためあまりざる蕎麦には向かない。
かけ蕎麦にして麺を泳がし、
そのままダシごと

と注ぎ込むのが流儀と思っている。

たしかに、鹿児島の蕎麦屋を標榜してはいるが、
お手本は信州などのスタイルをまねたように思える。

まぁ、それでも県下随一の蕎麦屋チェーンであり、
ソレナリにウマイものを供してくれるので、
良しとしよう。
(県外客には納得いかないかも知れないが…)

ダシが甘めであるところが
唯一の鹿児島っぽさ
であろうか。

笑顔