不幸な事件があっても、
腹は減る。

生きている者の宿命だ。

三日三晩飲まず食わず寝ず

であろうとどうということはないことは
身をもって実証済みだが、
そんなことをしても意味はない。

さっと済ませんがため、近場へ。

「つけ麺 やすべえ」へ。


昼にものぞいてみたが、
店内外合わせ20名以上の待ち行列が。

小生が到着したときには、
ちょうど空きができそうな雰囲気であった。
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スグあとにはまた多くの待ち客ができていたようである。

半年前に来たときも食したが、
ウマかったと記憶している。

正直、つけ麺なるモノに
あまり興味のない
小生であるが、
ココの麺は目からウロコであったように思う。

食券を買って店内へ。
ここは
普通盛り 220g
中盛り 330g
大盛り 440g
いずれも価格が同じである。

辛つけ麺、780円 大盛り
をチョイス。

同じ価格ならより多いモノを、
と思う貧乏人根性から。

15名ほどの一直線のカウンター。
座席の後ろは一人がやっと通れるほどの狭さ。

奥から4番目ほどに着席。

東京はラーメン店に来ている女の子女性客が結構目立つが、
繁忙なるラーメン屋にとって
うっとうしい以外のナニモノでもなかろう

食すスピードの遅さ、
緩慢な動作、
食:会話=3:7、
食後も立ち去らない図々しさ。

隣の二人連れの女性客
よく聞き取れない関西弁だなぁ
と思ってよく聞くと

かい…。

そりゃ、聴き取れんわ。

さて、つけ麺登場。

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しまった、あつ盛りにすればよかったかも。
せっかくの熱々のスープが
冷たい麺でイマイチ。

麺は極太麺
ヘタをすると割り箸の先と同じくらいの太さである。

麺ひとすすり。

極太ながら、
固めでもなし、
粉っぽくもなし、
かといってグチャグチャでもなし。

程良い噛み心地と
しっかりとした歯ごたえ、
つるりとした喉ごし。
「中空麺なのか?」と思うほど。


つゆ醤油辛めだが、
つけダレには程良い。

440gの麺は、
あっという間に胃の腑へと滑り落ちた。

シメにスープをもらって
(これが熱いんだ)
タレに入れて薄め、これを飲む。

スープはかなりキツめのカツオダシが効いている模様。
辛口のため唐辛子がきいて
ダシの風味を大部分消してしまうが、
それでもフワッと香るカツオの風味。
その他、昆布など和ダシを効かせている。
少々甘めであると思われるが、
これも麺と絡むためのモノか。

さすがは行列ができるだけのことはある。

再来。

笑顔