小生、AO型である。




・・・・いや、血液型のことですが。

高校で「生物」を履修された方はご存じかと思うが、
血液型は父方と母方から半分ずつ受け継ぎ、
実は二つの型の組み合わせなのだ。

顕著なのはAB型で、
コレは父方母方のいずれかが
A型B型で、
組み合わせによりAB型型になっているのだ。

ちなみに小生の父君はO型
母君はA型である。

O型は必ずOO型で、
A型にはAA型とAO型があるのだが、
いずれにせよ小生の場合、
AO型しかあり得ないのだ。
(父方から必ずO型は受け継いでいるため)

繊細かつ神経質なA型
大雑把かつ脳天気なO型の気質を受け継ぐ


妙なところは異様に神経質で、
ヘンに凝り性なところもあるかと思えば、
部分的には非常にアバウトかつ豪快
AO型

ちなみに当家のヨメもAO型であるが、
マメな部分とアバウトな部分
互いに全く異なっており、
ウマイ具合に補っているようである。

しかし、互いのO型が遺憾なく発揮され
双方から顧みられない分野については、
相乗効果にて
真空地帯になるという弊害も・・・・


そんな夫婦円満の秘訣はさておき。


(どこが秘訣じゃ)



困った

昼食前に、弊社新人にして
すでにお局様の貫禄十分
「○まえり」改め「えりつぃん」氏と、
その「えりつぃん」氏の師匠「コボ」氏とともに
昼食へ。

えりつぃん氏、
「私も昼に連れて行ってください!」
志願しての参戦である。
ナカナカ見所のあるワカモノである。

うむ!麺喰道の修行はキツイぞ!
心してかかって参れ!




ということで、
宇宿の話題店
ラーメン そるじ屋
へとやって参りました。



先日も一度レポートしたが、
なにぶん繁忙期の真っ最中であったゆえ
大した記事を書くことができなかったのだ。

場所はコチラ。

そるじ屋

市電の脇田電停と
JR指宿枕崎線宇宿駅に挟まれた、
寂れた駅前商店街のはずれ、
脇田公園前にある。

車の通りの多い道路から一本入っているため、
カンバンがなければ知る人ぞ知る
で終わってしまいそうな場所である。

この店、ナニやら一部掲示板地方
有名になっているようであるが、
小生のあずかり知らぬ世界。
ラーメンなど、ウマければよいのだ。
それに心地よく過ごせる店内空間が揃っていれば
なおよろしい。

小生たち一行が訪れたときには、
先客は二組ほど。
あとからまた二組ほど入店。

場所の割には客の入りはまずまずではなかろうか。

さて、先日小生はラーメンを食したゆえ、
本日はみそラーメンをチョイス。

コボ氏、えりつぃん氏の師弟コンビは
仲良くラーメンをオーダ。
コボ氏、調子に乗って『セット』をオーダ。

セットとは、ギョウザ3コにメシが付いて
150円というリーズナブルな価格設定である。

そこでえりつぃん氏、鋭い指摘を。

「ギョウザを頼むより、
セット2コ頼んだ方が安いし!!」


メニューを見ると、
ギョウザ(5個入り) ?300
セット(ギョウザ3コ+白メシ) ?150円
とある。




・・・・確かに。
セット2個を頼めばギョウザ6個にメシ2杯で300円




んな頼み方するヤツ、いるかい!!



さて、しばし待つ。

どうやら先客も待たされていて、
小生たちがオーダし終わってしばらくしてから
やっと先客のオーダ品が運ばれてきていた。

ナニやら厨房でトラブルがあったのであろうか。

少々遅くなったが、我々のオーダ品が届く。

16724117.jpg


みそラーメン登場。

タプタプと濃厚そうなスープに、
味噌の茶色味が加算されている。

見た目はかなりヘビーそう。

トッピングの揚げネギがこんがりとキツネ色
食欲をそそる香りを放っている。

スープを一口すすると、
確かに濃厚ではあるが、
引き際のアッサリとした
くどさのないスープである。

惜しむらくは少々味付けが薄かったか。

素材の旨みを出すギリギリに
調味料を絞っているのであろうか。
小生的にはほんの少し塩分控えめであるように感じた。

全体としては、
鹿児島ラーメンの系列ではなく、
久留米などのスープに近いように感じた。

一歩間違えばドボドボのスープになるところを、
うまく繊細にダシを出し切っているという感じである。

アッサリとはしていても、
やはり油分は多めかも知れない。

スープは北部九州系でも、
具材には鹿児島らしさが。

先ほどの揚げネギしかり、
多めに盛られたモヤシキクラゲしかり。

チャーシューもパサパサ感は皆無、
ホックリと崩れる感触も心地よし。

ナカナカにウマイと思える一杯であった。


返す返す残念なのは、
やはりこの場所である。

もっと立ち寄りやすい場所
人目に付く場所であれば
もっと集客が見込めるであろうに。

救いは、すぐ近くのコスモタウン立体駐車場
1時間無料チケットを配布してくれるところ。

一度食してみることをオススメしたい。

まる