マクラネタ考えてなかったよ!



そんなオッチョコチョイはさておき。

困った


最近記事が長いのは、
東京生活で時間があるからに他ならない・・・・




休日だな。

ナニしようか。

昨日もそうだが、
とりあえず今日までホテル暮らしのため、
10時から14時半までは
部屋を明け渡さねばならない。


映画にでも行くか。


「007 カジノ・ロワイヤル」


現在公開中の中では
一番見てみたいと思った映画。

最近映画なんか行ってないなぁ。

コドモがいると、
のんびり映画どころではないのだ。

JR川崎駅西口直結の
ラゾーナ川崎5階
109シネマズ川崎
で11時から開影。

10時半頃到着し、当日券を購入。
さすがに公開終了間際のため、
そのへんのチケット店にも前売りは見つからなかった。

さて、映画は。

いや、ナカナカおもしろかった。

これまで007シリーズといえば、
映画館で見たのはもう何十年も前のこと。
ボンド役がロジャー・ムーアだった頃か。

今回のボンド役、
ダニエル・クレイグ

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も、映画を見る前は

ナンか髪の薄いうらぶれたオッサン

としか見えなかったが、
見終わった頃にはスクリーンの中で

カッコイイボンド

になっていた。

007のオハナシとしては、
もっとも初期の物語であるゆえ、
人間味の残るボンドが魅力的。
ストーリーも子供だまし的ではなく
本格的。

いや、ナカナカ。


さて、見終わって13時半頃。

う?む、次はナニしようか。

おお!そうだ!

ココから近くはないが、
コチラ方面で行っておきたい施設があった。

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キラキラ新横浜ラーメン博物館。

やはり一度は足を運んでおかねばなるまい。

JR新横浜駅から徒歩5分ほど。
新横浜には以前もシゴトできたことがあったため、
さほど迷うことなく到着。

新横浜自体大して建物がないから
迷う余地もないがな。

さて、入場。
え?カネ取るの?
(それすら知らずに来る奴)

やっぱ、「博物館」だからなぁ。

300円を支払い、施設の地下へ。

時を逆戻りしていく時計を見ながら
「鶴亀商店街」へ。

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ココは昭和33年を再現した町並み
雑然と並ぶ商店街。
さすがの小生をもってしても
昭和33年にはカゲもカタチもなかったわけで、
実体験としては経験がないが、
なんとなく日本人の原体験を彷彿とさせる
そんな町並みである。

これと同様の手法を用いた
「池袋サンシャイン ナンジャタウン」
にも昔何度か行ったことがあるが、
同じ

ナムコ

が手がけているのだ。
似ているのも道理である。
(そういえば長らく行ってないなぁ、ナンジャタウン・・・・)

さて、この町並みに点在する店の中、
ドコに行こう?

出店しているのは、

1)和歌山 井手商店(とんこつ醤油)
2)支那そばや(醤油)
3)札幌 けやき
4)山形 龍上海本店
5)旭川 蜂屋
6)東京 春木屋
7)博多 ふくちゃんラーメン
8)熊本 こむらさき


の8店。

最近東京に来てからこっち、とんこつ魚介系ばかり
少々辟易としてきたこともあって、

んじゃ、味噌ね。

「札幌 けやき」へ。

お?おぉぉぉぉぉぉぉ、どこまで並んどるんじゃぁ?

列の最後尾を求めて、細い路地を進んでいくと
およそ50メートルも進んだか。
たぶん、人数にして50人ぐらいの待ち

・・・・スゴイね。

しかし、どの店もこの時間、
その程度の待ちはフツーのようである。

地下に降りてすぐのところに掲示板があり、

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「ただいまの待ち時間」が記入されている。
そこに書かれていた時間は、その時は

30分

と書かれていた。

確かに30分は待った。
遅々として進まない列。

それはそうだろう、ココはテーマパーク
そして日曜の昼下がり。

家族連れ、アベック
(また使ってみました、「アベック」
など、およそラーメンを食すには適さない
方々の列である。

待ちくたびれて
「まぁだぁ?????」
と泣き言を言うコドモ
家族揃ってテーブルでないと入店しないと言い張る
非常識なオバハン。
人ごみに不機嫌な彼女をなだめるカレシ。

見ようによっては阿鼻叫喚の世界である。

ストイックにラーメンを食すことを目的とする
小生のような姿は逆に珍しい。
(あたりまえだ)

ようようのことで入店。

列の最後の方に券売機がおかれており、
そこで事前に食券を購入。
係員が回収して事前に
フライング調理
を行っているようだ。

しかし、いくら早く提供する算段をしていても、
客がそれに応えなければ


ヌカに釘、
豆腐にカスガイ、
ノレンに腕押し、
ラーメンにチョコレート。

(意味不明)

ラーメンが提供されても
回転の悪いこと、悪いこと。

一度座った席は手放すものか、
ココはワタシの既得権ヨッ!
とでも言いそうなイキオイである。

残念ながら、このような理由で回転が悪く、
時間がかかるのだ。


グチを言っても始まらない。

ラーメンを。

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小生のチョイスしたのは、

味噌ラーメン + ネギトッピング。
(900円)   (100円)


メニューに

ネギラーメン
(1000円)

もあるのだが、あえてこのようなカタチで。

・・・・特に意味はないですが。

麺とほぼ同量の千切りネギ
「白髪ネギ」と言うにはネギの芯が含まれており、
緑色&芯のとろみ部分が入っている。
これがネギの甘みも醸しており、
ナカナカにウマイ。

さて、スープであるが、
こんなにアッサリなんだっけ?

実は小生、その昔、
札幌出張時におそらく「けやき」に行っていると思われる。
その時にはずいぶん飲んだ後に
一緒に行った方々に引き連れられ、
よくわからないままラーメン屋に連れて行かれ、
夜中にオナカイッパイなのに
無理してヒーヒー言いながら食した思い出がある。
2月頃、とてつもなく寒い札幌の夜中、
並んでまで食した
拷問に近いラーメンの味。
元々飲んだ後には食物を受け付けない小生、
「せっかく来たんだから」
という甘い言葉に乗せられ
我慢大会を強いられた思い出は残っている。

店の名は忘れてもな。

その時、かなり濃厚なラーメンだったイメージがあったのだが、
意外にもアッサリと感じた。

しかし、普段鹿児島の

みそや堂

キッチリ濃い味噌ラーメンを食し慣れているがゆえ、
そう感じたのかも知れない。

表面にネギ油だろうか、
かなりギトギトに油膜が張っているのだが、
ネギとともに食すと
ネギにからめ取られ、ほぼ中和されてしまっている。

麺は、札幌ラーメンお約束、
キツイ縮れの卵麺。
具材にニンジン、キャベツ、キクラゲなど。

ウマイが、小生の中でのイメージとのギャップがあり
ちょっと期待はずれだったか。

30分という待ち時間を勘案して、
評価が厳しくなってしまったか・・・・



さて、腹も満たされたが
このまま帰っても面白くない。

しばらく1階部分の土産コーナー、
展示物などを眺めて時間をつぶし、
再度地下へ。

この頃になると家族連れがだいぶ減ったのか、
待ち時間がグッと短縮されている。

平均10分ほどか。

ということで、次に並んだのは

「支那そばや」。

かの有名な「ラーメンの鬼」、
佐野実氏の店である。

店の前には佐野氏の遺影ご近影が。

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ココで並んだのは10分ほど。
さすがにもう一杯は厳しかったので、
ミニラーメンをチョイス。

ココでは各店、食べ歩きを考慮して
各店ミニラーメンが準備されているのだ。
なぜ小生が先ほどの「けやき」でミニを食さなかったかというと、
もう一度同じ時間並ぶと
きっと並んでいる間に満腹になって
やる気を失うであろうと考察したからである。

しかし、だんだん人が減って
その心配は杞憂だったかも・・・・

さて、その
醤油らぁ麺のミニラーメン。

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テレビなどでそれはそれは
大言壮語
する佐野氏の店、
さてさてお味のほどは。

見た目はごくフツーの
中華そば。
東京醤油ラーメンのもっともオーソドックスな姿である。

さて、スープをレンゲですくい、
ニオイを嗅いでみる。

ベースは鶏がらだとは思うが、
それだけではない他の動物系の香り。
どうやら、とんこつや魚介も含まれている模様。

すすってみると、
東京の中華そばにはない甘みを感じる。
ただただ醤油の味しかしない東京の中華そばに比べると、
ずいぶんとふくらみのある味である。

麺は、「ちゅるちゅる」と表現できそうな
細目ながらシコシコした麺。
それでいてスープとのからみは悪くない。

ほう。さすがに良くできたラーメンである。

ちょっとスープに臭みが出てしまっているのは
大量生産ゆえか。
ストレートに麺とスープのみであるゆえ、
ゴマカシが効かないのである。

ミニラーメンであるがゆえ、
少し食い足りなかったか・・・・
(そりゃそうだ)

あとの6店、
いずれは制覇せねばなるまい。

(する、のか?

落ち込み