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こんなものを買ってみますた。

ninjapin。
(ニンジャピン)

いわゆる石膏ボードなどに打つ
ピンの類であるが、
抜いた後が目立たないという。

そのヒミツは、

『く』の字型の断面形状。

一般的なピンはそのまま円柱であるが、
『く』の字型であるため目立たないのだ。

ウカツにピンの打てない
マンスリーマンション暮らしの方や、
新築でヨメからピン打ちを禁じられている、
そんなアナタにぴったり。




小生のことか・・・・?


確かに抜き後は目立たない。

ただし、ナニを壁に掛けるか
考えてから購入すべきであった。

特にないぞ、掛けるもの。


そんな本末転倒なオトーサンの嘆きはさておき。


昨夜からアタマの中で

焦がしネギのラーメンの香り

がアタマを離れず。

そう、大井町『永楽』
もやしラーメンが食したくなったのだ。

これまでも何度も当blogにて紹介しているが、
ナゼか食したくなり、
東京に来たときには多少の無理をしてでも
駆けつけていた店である。

しかし、今回東京に長期出張で来てから、
いや、ここ半年ほど、

行ってませんでした、永楽。

ということで、シゴトも早々に切り上げ、
蒲田から電車に乗ること二駅
大井町まで行って参りました。

「もやしめん」を食すだけに。
往復300円払って。

『永楽』は、JR大井町駅の品川寄りの出口、
その東口すぐにある
東小路

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の奥にある。

その小路は、あたかも
ラーメン博物館のアトラクション
のようなタイムスリップ感に誘ってくれる。

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永楽は、その佇まいもレトロである。

決して清潔という風ではないが、
使い込まれた合理的な店内

20時過ぎであったが、
次々にまばらながら客が入ってくる。
途絶えることはない。

昼食時は、外に並ぶ客が出るほどの
賑わいをみせるだけのことはある。

カウンターに座り、間髪を入れず
「もやし」
とオーダ。

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厨房でイカニモ手慣れた風で流れ作業のように
各自が分担した作業する。
しかし、お互いに伝票を確認したり、
順番を確かめ合ったりということは全くない。

なにせこの店、伝票などハナからないのだ。
みな、バラバラにオーダされたメニューを
完全に暗記しており、
それは最後に精算するときも
「ハイ、もやし、700円。」
と、自動で計算されたのごとく通告されるのである。

プロのシゴト、というべきであろう。

さてもやし麺。

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黒々とした野菜あんがたっぷりとかけられ、
焦がしネギの香ばしい香りが立ち上る。

もやし、ニンジン、キクラゲ、ニラ、豚肉。

スープを一口。

割りと濃いめの味付け。
しかしながら、くどくはない。

麺は、厚さは1ミリほどだが幅が5?7ミリほどの
幅広麺。
けっこう長めで、ひとたぐり
ズズッと一気に啜りこむのは
困難が伴う。
なにせ、熱い。

そう、あんかけであるため熱がこもり、
いつまでたっても冷めないのだ。

ハフハフと口内を火傷しながら食す
もやしめん。

毎日となれば
高血圧&口内火傷
に注意しなければならないが、
たまに、どうしても食したくなる味である。

近くにお越しの際には、
ぜひ途中下車してでもお試しあれ。

中華料理『永楽』