一体全体

何度さらわれたら

気が済むのだ、

ピーチ姫。

というわけで、

我が家にも

スーパーマリオギャラクシー

とともに、

Wii

がやって来ていました、

小生が知らないうちに!

一週間ほど前、

ヨメの妹たちが拙宅の

長男氏、次男氏のため

贈ってくれたもの。

もちろん古のゲーマーたるもの、

放っておけるはずがないではないか。

古くはマリオのルーツ、

ドンキーコングリアル世代

としては

黙って看過することはできまい。

(ドンキーコング最高記録は4周目の75mまで)

夜中に遊びましたよ、何度か。

いや、これはオモシロイ。

ゲームも当然であるが、

Wiiなるデバイスそのものが。

直感的なインタフェースと、

「別に世界最高のハードでなくってもいいじゃん」

的な割り切りの良さ、

程良くユルイ緊張感。

『ハードコアゲーマー』

相手ではなく、

まったく新しい顧客層を開拓した

任天堂、

やったな!

はっきり言って小生、これまで

任天堂製品といえば

花札

ぐらいしか所持したことがないほどの

ソニーファン

であるが、

今回のゲーム機戦争では

完全にしてやられたり。

(ニンテンドーはもともと花札屋)

まさか小生が

任天堂の軍門に下ろうとは・・・・

そんな嘆きはさておき。

(Wii、オモロイオモロイ。)

三連休!?なに、それ、喰えるの?

ということで、

順調に

三日とも出勤でしたが、ナニか・・・・?

そんな中での楽しみといえば、

麺。

(いっつもじゃん!)

れっつ新店!

以前当blogへコメントいただいた中に、

「市役所の裏に新店ができてますよ!」

とのタレコミがあった。

(「易居町」さん、ありがとー!)

実は先週の木曜日頃、

ぶらりと前を通ってみたのであるが、

いかんせん昼食時、

市役所至近という立地、

かつ新店ご祝儀にぎわいにて、

店の外まで7?8名が並んでいる

という様子を見て、

そのままクルマでスルーしたのであった。

そこで昨日、土曜日。

行くぞ、元斗好軒!



らーめん元斗好軒



場所が場所なだけに、

休日は休みかとも危惧したが、

無事開いておりました。

しかも先客一名のみ。

ラッキー。

店の一番奥に陣取る。

店内は、

テーブルの下からの間接照明もあり、

非常に明るい雰囲気。

さて、メニュー。

思い切りのよい単品勝負。

新店は無理せず、このように割り切って

始めるのが吉であろう。

ということで

大盛りらーめん 800円

をオーダ。

厨房を取り仕切る若いオニーチャンと、

そのご兄弟であろうか

ツレであろうか、

若いオネーチャンの二人で切り盛りしている。

愛想のよい女性の接客というのは

ポイント高し。

オヤジ心をグッと掴むには

効果的な作戦である。

例によって新店なので、

キョロキョロとまわりを観察していたので、

店の方は不審に思ったかも知れない。

(最後に「もらい物なんですが」といいながら

パインの切り身を持ってきてくれたし・・・・

バレたか?)

カウンターに貼られていた、

オープンのお知らせに使ったと思われる

カードに書き込まれているのは

「国産とんこつと鶏ガラからを

じっくり炊いた

あっさりスープのらーめんを

ご賞味下さい

街はずれの小さなお店 店主」

の文字。

(おそらくそう書いてあったような)

さてさて、ラーメンですよ。

王道鹿児島ラーメン、ここに極まれり。

とんこつと鶏ガラの程良いブレンド

ややしょっぱめかも知れないが

なかなか良いお味のスープ、

芯にコリッとした反発力を感じる

茹で具合もよろしい麺。

少々物足りないと思われる向きは、

ニンニクのみじん切りを少々追加すると

よいかも知れない。

(小生はそのまま頂いたが)

谷山のえびすラーメンでも感じた、

鹿児島ラーメンの王道ながら、

鹿児島ラーメンの欠点

湯切りが甘い

茹ですぎ

ある種のミネラルに頼った味

などをことごとく克服し、

もっと前へ進めた味と言ってよい。

いや、これはなかなか。

絶対無二の味か、といわれればそうではないが、

フツーにウマイらーめんである。

らーめんチケット

5まい 3000円

という選択肢もあるようなので、

おそらく近場の鹿児島市職員、

その他官公庁の方々など、

重宝することであろう。

鹿児島市役所周辺は、

古くからの店が多いため

なかなか新しい血の流入が少なく、

硬直化していると思われる。

そんな中に風穴を開ける新店の登場は

歓迎すべき事柄である。

やはり出店はロケーションが大事、

と思った次第である。

近くにお寄りの際は、

ぜひお試しあれ。