現在小生が把握している
鹿児島市内の麺屋新店準備情報。



手打ちうどんそば
照和

なる店。





博多とん八らーめん。


場所はあえて秘しておくが、
いずれにせよ訪れて
試してみねばなるまい。


そんなヒソカな取材ダマシイはさておき。



今日はにわか雨のあと、
すっかり真夏日であったな。


(正面は雲を頂いた桜島)


そんな午前中、
トラブル発生との通報を受け
やってきました鹿児島市役所付近。

とりあえず「火消し」が終わって
顧客先を辞したのが午前11時。

このまま会社へ帰っても

blogのネタがないではないか!


とうことで、さっそく近辺の未訪問店、

ラーメンと定食
喜楽


を訪れてみることに。


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鹿児島市役所東別館ド真ん前である。

さすがに11時ということで
先客はおるまいとタカをくくっていたら
なんとおじちゃんとおばちゃんの二人
ラーメンを啜っていたではないか。

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カウンターに陣取るも、
厨房には誰もおらず・・・・

躊躇していると先客のおじちゃんが
「大将、お客さ?ん!」
と奥に声をかける。

「はぃ!!」


野太い声とともに大将登場。




齢のほど80は越えていようか、
禿頭に黄色のねじりはちまきをキリリと締め、
肩幅の広いガタイに
細い横縞のカワイゲのあるTシャツ、
サスペンダー姿
オサレな出で立ちである。

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その大将が

「いらっしゃいませ!!」

と声をかけてくる。

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さーて、なんにしようかな、
ほうほう、ちゃんぽんもあるのか・・・・


「今の時間はラーメンしかないですがいいですか!?」


えっ・・・!

そ、そーなんですか・・・・

一瞬言いよどんだが、
大将の気迫に気圧され

「はっ、はいっ!ラーメンで。」

とコチラも大きな声で答えてしまう。


う?む、意表を突かれた攻撃。

鼻歌交じりに準備を始めた大将。
奥方様により茶とタカナの漬け物が運ばれてくる。

店内には早い時間にもかかわらず、
小生のあとからも客が。



いずれも近場やなじみの客であろうか。

さて、出てきましたよ。

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おー。

鹿児島のイニシエ系ラーメンはかくあるべき、
という公式に則ったようなラーメン。

具はモヤシとネギ、
そして煮豚

間違ってもチャーシューではない。

スープを一口。


キキキターキ━━ (*`Д´)=○)Д゚) ´Д゚)・;' タァ━━!!


ガツンミネラル

そう、イニシエ系のお約束、
ある種のミネラルたっぷり。

あまり塩っ辛くはないように感じるが、
口の中に残るナトリウム感。

後味引く???。

食後12時間は余韻に浸れるほど。

これが悪いと言っているのではない。
これがイニシエ系の特徴である。

この店のすぐ隣に
本田広商店(製麺所)があるのだが、
この店はカタクナにイニシエ系の公式
「フクヤマ製麺」
の麺を使っているようだ。

あの、何ともいえない脱力感漂う麺である。

しかし、ここのラーメンには
この麺でなければならないのだ。

舌にかなりの刺激を感じながらも
スープまで完食。

残すことは麺喰道の本意ではない。





ドンブリの文字まで消えかかった
ドンブリにまで歴史を感じるたたずまい。

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そして店とともに年輪を重ねながらもなお、
カクシャクとして元気ハツラツな大将。

最後店を辞するときに大将から、

「またお越しください、大将!」

と、大将から大将呼ばわりされるという
オチまでついた訪問であった。

(ご婦人には何と声をかけるのであろう?)


今となってはほとんど失われた
昭和の面影の残る名山堀の一角に、
まだまだ残るイニシエの味。


お好きな方はぜひお試しを。











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最後の写真は、
SNSから飛び出したSNSリアルカフェ
「めいさん」と、
その2階、
小生も属するNPO法人KKQの運営する
ネットラヂヲ ゆくさ
のスタジオ兼事務所。

これまた名山堀にあります。