小生、普段は
一週間連続装用コンタクトレンズ
アキュビュー
装着者である。

このタイプ、
ホントーに一週間付けっぱなしにて
夜中に目が覚めたときにでも
周囲の状況をクッキリはっきり見通すことができ、

『メガネ、メガネ・・・・』

と、のび太のようにそのあたりを手探りで
メガネを探す必要がないという
画期的商品である。

かれこれ16、7年ほど常用し、
これまでまったくトラブルなどなかった。

ただしこのタイプ、
常に眼球表面をレンズが覆っており、
慢性的酸素供給不足
汚れの蓄積があるなどとして
眼科医やコンタクト店ではウケが悪く、
最近では取扱店がほとんどないため、
登録した店舗から
ネットもしくは店頭で入手し、
定期的に検診を義務づけられているなど
利便性が失われつつあった。

そんな昨今、
先々週に右目にトラブル
白目が充血し、
レンズに違和感は感じないモノの
かなりの苦痛になっていた。
ちょうど先週の週末鹿児島に帰省したので
眼科を受診すると、
一週間連続装用レンズを使用している
と言っただけで
それ見たことか、と、
ほとんど他のハナシも聞かずに
アキュビュー犯人説
を唱え、角膜炎ですと切り捨てられた。

とりあえず目薬二種を処方され、
週末メガネ生活をしていると
難なく復活。

再びコンタクト生活に戻っていたのであるが、
先週末に今度は左目に同様のトラブルが・・・・

感染性のモノではないと思われるので、
小生、ハタと気づきました。

これって、花粉症の症状では・・・・?

毎年この時期と秋口に、
花粉による鼻のトラブルに見舞われるのは
年中行事となってしまっていたが、
どうやらそれが目にも来たらしい。

・・・・そういうことか。

しかし、となればデイリーケアのコンタクトに変えるなど
その他の手段に訴えねばなるまい。

メガネに変える(戻る)
のはもっとも手っ取り早いが、
いかんせん現在手持ちのメガネ、
コンタクトに変えた頃の
骨董品的ぼろぼろの型遅れ
のモノしか持ち合わせていない。

昨今はメガネの価格破壊も進んでいて、
安売り店では5000円前後から
作ることができるので、
さっそく作って参りました。

イマドキの流行りは
上下に薄いタイプのモノが主流で、
ご多分に漏れずそのテのモノを購入。

その姿はあたかも
ウルトラアイのごとし。



(んなこたぁない)

というわけで月曜からはしばらく
メガネ勤務になりそう。

「イメチェンですか?」

と問われたら

「ハイそうです」

と答えたい次第。


そんな些末な日常はさておき。




昨日。

昼食として食した鴨南蛮うどん(二食分)
消化もママならないうちに、
行かねばならないトコロがあった。

京急百貨店。
(京浜急行上大岡駅)





大九州展

福岡・鹿児島を代表する味・技が集結!!

九州の北と南

食べくらべ&技くらべ


ここに、我らが(?)みそや堂が出展しており、
『大将』『ママ』『本店頭新さん』
が来ているというのだ。

これは食しに行かねばなるまい。

何せ小生、
1年半ほど前に、
ラーメン屋の追っかけとして
その当時も単身赴任中だった東京から
札幌まで飛行機を飛ばして
(小生が飛ばしたんじゃありませんが)
大将の元を訪れ、
すすきので酒をカッ食らってきたこともあるのだ。

(過去記事はコチラコチラ


京急蒲田から上大岡まで、
京急片道300円など
なんの苦でもない。

今回は、東京に鹿児島の馴染みのラーメン屋が出てくると
毎度誘い合わせて同行する
けん坊氏と現地で待ち合わせ。
小生の主宰するGREEの
「鹿児島飲ん方コミュ」
関東支部長である。

さて、昨日の記事に誌したが、
昼食に二玉の鴨南蛮うどんを食していたため、
なるべく遅めの集合を、
しかし夜の『飲ん方』には差し障りのない時間を、
ということで15時半集合に決定。

しかし、マクラネタにもあるように
メガネを作っていたため30分の遅刻。
昭島から(!)駆けつけてきた
けん坊氏もちょうど同じ時刻の到着になった。

さて、会場に上がってみると、
やはりここも大盛況である。

どこも物産展は大賑わいなのだ。

一番奥に茶屋を発見。

大将、ママ、新さんが立ち働いていた。

麺を茹でる大将。



具材を煮る新さん、
盛りつけるママさん。



みな元気そうである。

大将、先週は仙台で出店で、
引き続き横浜に来ており、
毎夜飲み歩いているため
「カラダは大丈夫やったっけど、
声が酒焼けやっとよ」

とおっしゃる。

確かに声がかすれ、
ハスキーヴォイス。


(それはハスキー犬)

さっそく待ち行列に並ぶことに。



老若男女
(ろうにゃくなんにょ、読めますか、
麻生太郎首相?

ずらずらと並んでいる。

今回は、博多一幸舎
食べくらべにて一騎打ちである模様。



う?ん、最高価格では互角だが、
最低価格では負けているなぁ。

博多ラーメン 税込651円
薩州極みみそらーめん 税込801円


しかし博多ラーメンというもの、
替え玉を前提としているため
替え玉151円を加えれば1円の勝ちか・・・・

しかしこの価格設定、
百貨店がマジメなのはわかるが、
どこでも1円刻みの設定になっており、
しかもお客さんに高齢者も多いゆえ
レジでの精算に時間がかかることおびただしい。
まぁ、どうせ早く買えたところで
店内が混んでいて待つことには変わりないのだが。
釣り銭を準備し、
レジで手間がかかるコトを考えれば
一般小売店では50円単位に丸められることは
当然の成り行きと言えよう。


さてさて、食券を購入し、店内へ。

大将が待ち構えており、
「お待ちしておりました」
と茶化す。

強面であるが、茶目っ気たっぷりな大将なのだ。

さて、小生は自分にとっての定番
極み辛みそらーめん 税込945円
をチョイス。

待つことしばし。

やって参りました。





光の加減もあろうが、
ずいぶん表面が黄色っぽいなぁ、
と思って子細に眺めてみると、
表面に細かい
金色のキラキラ輝くビーズ様の粒
が多数浮いている。

どうやらこれは、
乳化不十分のアブラ分が表面に浮かび、
凝集して表出しているモノのようである。

本店ではついぞ見たことのない現象である。

やや危惧感を感じつつ、スープを一口。

大将、今回の出展に当たり
一部スープに変更を加え、
改良してきたという。

いざ!

以前アチコチの物産展で食した
極みみそ
よりはずいぶんと乳化は進んで
一体感は出ているようなのだが、
やはり深みと渾然一体感が足りない。

これでも十分にそんじょそこらのラーメン店よりは
ウマいと思うのだが、
小生の知る
『極み』
辛みそらーめんのレベルには達していない。
『ウマ』辛みそらーめん
ぐらいであろうか。

かほどさようにラーメンのスープというモノは
ムツカシイものなのである。




が!


あえて本日第二題目

お土産『極みみそらーめん』
ドコまで物産展の味に肉薄できるのか?

ここで大方の諸氏は、
「あぁ、昨日の物産展でお土産ラーメンも買ったのね。」
と思うかもしれないが、

違います。

実は正月に帰省した際、
帰る鹿児島空港で購入したのであった。

「みそや堂」のお土産ラーメン、
鹿児島空港では、
二階のお土産品店のちょうど真ん中付近、
『ROYAL』
にて購入可能です。

他のラーメン屋のお土産ラーメンもよいが、
ぜひこちらも!

頼まれてもいないCMはさておいて、
そういう次第で購入したお土産ラーメン、
消費期限がこれまた
1月30日に迫っていたのであった。

平日はおそらく、
当日中に帰宅が望めない昨今、
今日食しておかねば
捨てるしかないではないか!


そんなモッタイナイお化けがでそうなコトは
小生にはできません。

ということで本日昼食に調理。

まぁ、昨日の物産展ラーメンとの比較もでき、
ネタにもなるしな。

(行動規範はネタか否か)


さてさて、まずは買い出しに。

昨日と同じく、
近所のマルエツにてGETしたもの。



豚肉野菜炒め用ヤサイ
(内容物はモヤシ、キャベツ、ニンジン、タマネギ等)

お土産麺内容物。



麺、スープ、以上!

ハコの裏に書かれたレシピに従い、
調理。



前回のレポートでは、
(過去記事はコチラ

茹で時間1分半が適当
と記載したが、
今回は2分、ややもすると2分半でもOK
と感じた。

麺の調合が変わったのであろうか?

二つの片手鍋を用意し、
(前回記事よりグレードアップ)
一方で麺を茹で、
一方で具材、スープを煮る。

みそや堂の本来の作り方も、
片手鍋に具材とスープ、味噌を入れ、
麺が茹であがるまでの間
強火でグラグラと煮立てているので、
それに従ってみた。
(吹きこぼれに注意)

昨日同様、ドンブリがないので、
麺を茹でた鍋にそのまま湯切りした麺を残し、
そこに煮立てたスープ類を投入する。

盛りつけ。


(って言えるのか?)


どー見ても味噌野菜鍋。



麺は?

まぁ良い。

では、本来の本店でのビジュアル
昨日の物産展でのモノ
小生謹製お土産麺と、見比べてみましょう。


みそや堂本店での極み辛みそ。



京急百貨店での極み辛みそ。



お土産麺。
(ひ、貧相っ!!)


ビジュアルの面の違いも明かではあるが、
味の違いも歴然。

本店、別庵での味を1とすると、

本店・別庵 : 物産展 : お土産麺

1 : 1/2 : 1/8

といったカンジ。

お土産麺は作った本人の技量にもよるが、
それでも再現性は乏しいかも。

まず今回のお土産麺製作における失敗原因

野菜の中にタマネギが入っていたため、
スープに妙な甘みが出てしまったこと。

みそや堂の味噌には甘みは合わない。
キリッと辛めに仕立てるべきであった。

水の分量は一人前300mlが標準であるが、
今回野菜が多めということで
二人分で500mlほどにしておいた。

これはこれで成功だったかに思うが、
やはりタマネギの甘みが邪魔。


次なる失敗原因は、
麺茹での湯が少なすぎ
麺にぬめり感が残ってしまったこと。
これについては、
うどんと同じく
冷水で洗って締めること
で回避できたかに思う。
つけ麺じゃないんだから洗うことはない、
と思った判断がアダとなった。

グラグラと煮詰めた具材、スープであるゆえ、
2分半茹でてから
麺を冷水で洗ってぬめりを落とし、
そこにスープを合わせる方法

が吉であったかも。


いずれにしても本店/別庵の味、
やはり現地で確かめていただくことをオススメします。


スープの味がでないのは、
やはり『水』に原因があるのが一番であると。

もし本来の味を出したいのであれば、
鹿児島の現地で煮出し、炊いたスープ
そのまま持ち込んで希釈などせず
そのまま提供する
という手段が必要であろう。

鹿児島から全国に出店中の
某店や某店などのチェーン店は、
そのあたり気を配っているのだろうか?
それとも画期的な解決方法を見いだしているのか、
はたまたそんなことは気にせず
ただただ利潤追求に走っているのであろうか・・・・


いずれにしても、
ご店主・社長のポリシー次第であろうが。


ということで、物産展でお試しの諸氏、

鹿児島では倍ウマい

ということだけは心にとどめておいていただきたいと思う。

このようなこと、
出展中の店が言えることではないので、
あえて外野の小生が言わせていただく。


鹿児島にお越しあれ、みなさん。
\(^o^)/