つまんないネタでも

思い出したときにチマチマと書きためていた
マクラのためのネタ帳。

最近は
マクラすなわち当blogの更新がめっきり減ったため、

ネタ帳にもストックがありませんが。

Σ(´ι _`;)


以前は思いついたネタをその時に書きため、
あとで見直してオモロいと思ったもののみ
記事として採用する
というゼイタクなこともできたのであるが、
書いてないものはしょうがない。

「あ、いいこと思いついた」
と思っても、書き留める習慣が失せてしまったとさ。


そんなオチのなさの言い訳はさておき。





小生は帰ってきた。


鹿児島に。




・・・・いや、とりあえず一週間だけですが。

現在のシゴトの一部を
鹿児島で
行うことになっており、
鹿児島側での担当を仰せつかった次第。

13日には東京のヒトに戻るのですが・・・・


さて。

今回の帰省の主な目的は。

次男氏の幼稚園で明日、
バザー(るでござ?ル)
が開催され、拙宅のヨメ氏が
バザー委員
を拝命仰せつかっているので、
そのサポートのために。

小生に割り振られた役割は。

駄菓子屋のテキ屋。



ステテコに腹巻き姿でグラサンの向こうから
ドスのきいた声で
「坊ちゃん、買うんか、買わんのか?」
とスゴむ予定。

本日ヨメ氏は
バザーの準備最終仕上げ
に赴いていったため、
小生のミッションは長男氏次男氏の子守り。

とはいっても、もっぱらインドア派の長男氏次男氏、
昼前までせっかくの天気なのに
自室で遊んでいた。

「あのさぁ、おいしいラーメン食べに行かない?」

と誘ってみると、
食い意地の張った次男氏は
「行く、逝く!」
とはしゃぐが、
小学2年生にもなって
妙なサル知恵の働く長男氏は
「え??どうしようかなぁ・・・・」
などとほざく。

そこはこちらも手慣れたもの、

「んじゃ、パパラーメン食べに行ってくるね!」

とカマをかけると、案の定乗ってきた。
(シメシメ)

ということでダマクラかして長男氏次男氏を乗せ、
ヨメ氏のクルマを走らせる。
(小生の真っ赤なファミリーセダンは、
単身赴任で乗ることができなくなってしまったため
昨年の8月に売り飛ばしてしまった・・・・)

これまでオコサマ方をお連れするラーメン屋と言えば、
アイアイラーメン
と相場は決まっていたのであるが、
今回は
「ドコ行くの?」
と聞くオコサマ方に
「フフフ・・・・ヒミツ」
と不敵な笑いで答えつつやってきました、
鹿児島市南部、和田。

らーめん行進曲○○。

(しまった・・・・外観写真を失念。)


店内に入ると、土曜の12時という時間ながら、
二組の家族連れが。

小生たちが入っていき、
テーブルに陣取ると程なくカウンター席も埋まっていった。

いやぁ、なかなかの繁盛ぶりではないか。

ここのご店主、カントクさんとも奥様とも、
昨年の4月にカミングアウトして以来の
顔見知りである。

とはいうものの、その後小生は東京に
左遷
させられてしまったため
あまりお付き合いの回数はないのであるが。

他のお客様もおられるため、
軽く挨拶を済ませてテーブルに着き、
オーダーを。

小生は来る前から決めていた。


mixiの「鹿児島のラーメン」コミュの
総帥『ろいまん』総統閣下、
副総帥『Makoto』将軍猊下
の日記のコメント、
さらには同じくmixiに在籍するカントク氏の日記などで
らーめん行進曲○○で提供する、
“冷たいラーメン”
のネーミング&トッピング案一般募集
が行われ、その結果

『夏のちんたかーら?めん』

(※注:「ちんたかー」とは、
「冷たい」の意の鹿児島弁)

が提供されることになっているとの情報を得ていた。


これは試してみねばなるまい。


ということで、小生は
ちんたかーら?めん
を、長男氏次男氏には
醤油ら?めん
をチョイス。
ちなみに、醤油ら?めんのリクエストは長男氏による。


さて、店内に配された
オコサマ連れ顧客向けに気配りされた
お持ち帰り自由なオモチャや、
ドラえもん・名探偵コナンなどのコミックに
興味津々天津甘栗な長男氏、次男氏。

さっそくドラえもんを読み出した長男氏に対抗して
名探偵コナンを読もうとコミックを取り出したはいいが、
イマイチ読解能力のスピードに難のある
年長さんの次男氏、
「読んで読んで?」とせがんでくる。

「自分で読めよ?」
とサワリだけを読んであとは放置する小生であったが、
そんなことをしているうちに
一組の家族連れが入店。

お!?


あのご家族は・・・・


mixiの「鹿児島のラーメン」コミュの副総帥にして
将軍猊下、『Makoto』さんファミリーではないかっ!?

店に入ってきてすぐに小生は気づいたが、
Makotoさんは一回り店を見渡して、
一瞥した後に
「んっ!?」
と小生に気づいた様子。

(Makotoさん、ろいまんさんともに顔見知り)


「あら、まぁ!」
的な会話を軽く交わし、
先客の家族連れが一組辞去すると
その席にMakotoさんファミリーが着席。




左手前は拙宅長男氏、
そのすぐ右のこちらを向いた
Makoto氏ご亭主「チョロ」氏、
その右後ろ向きが当のMakoto氏、
その向こうに一粒ダネのご子息。

いやぁ、奇遇にもほどがある。

他にも大勢のお客さんがいるゆえ、
あまり込み入った話もすることもかなわなかったが、
ゼヒ近日中に別途よしなに。

さて、そんなこんなのうちに
まずは醤油ら?めん登場。



これはこれでウマそうナリ。

やがて、「ちんたかーら?めん」登場。




一見地味になりがちなビジュアルを、
試行錯誤の上「カニかま」の赤みで
彩りを添えた一品。

細く刻まれたチャーシュー、
モヤシ、白髪ネギに白ゴマという
見た目にもさわやかな出で立ち。

キモは、添えられた柚子胡椒とワサビ。

まずは柚子胡椒をレンゲに取り、
スープを混ぜながらレンゲ内で溶く。
これをスープに混ぜる。

ヘタにガバッと固まりのままスープに沈め、
テキトーに溶いてしまっては
固まりが残存したまま放置され、
最後にスープを飲み干す際に
ダンゴになってのどを急襲する
という悲劇を招きかねないため、
このような気配りは重要である。
(鼻からスープを吹かないために)

最初は何も入れずにスープを一口。

鹿児島という土地柄に合わせ、
若干甘めに調整された和風のスープ。

だからといってそばつゆのような趣ではない。
基本はラーメンのスープであるが、
それをそのまま冷やしてしまっては
失われる&別の味になってしまう
成分をウマく調整し、
かつ冷たいスープでもしっかりとした味わいを感じるよう
濃く引かれたダシ。
ほんの少しトロミを感じるため、
麺との絡みもよい。

柚子胡椒を投入。

あぁ。
平板に感じかねない冷たいスープを、
グッと裏から支え深みを増す
柚子胡椒の風味。

さらに。
ワサビをスープに溶いてみる。

小生にとっては
やや少なめか?
と感じるワサビの量であるが、
これで十分。
刺激を加えるのではなく、
清冽な香りを付加するのに十分な量。

いや、ウマし。

甘さについては好みの問題があろうが、
ダシがよく効きさほど気にならない。

カニかまの風味も正直気になっていたところであるが、
ほどよくほぐれて麺と絡まれば、
全く違和感を感じることもなかった。

全体的にまとまりのよい一品。

改善の余地も残すところはあろうと思われるが、
ラーメン業界的にあまり前例のない、
新しい味わいに挑戦していることに
一票を投じたい。

「冷たい」のと、脂っこいラーメンというものは
実は相容れない領域が多いと思うのであるが、
果敢に攻めるその姿勢と、
現状でも十分にウマいその味に
満足である。

おそらく今後も、
随時進化し続けるこの
「ちんたかーら?めん」
を見守り続けたい。

(すんません、またしても時間がなく、
文字修飾ナシの上梓となりますた・・・・orz)