拙宅の食卓に置かれている

ウエットティッシュー

は実は、





おしりふき





である。




いやいや、オドロクにはあたらない。

おしりふきとは、
肌の敏感な赤ちゃんの繊細なおしり
刺激を与えずに余すところなく拭ききる
という至上命題を、
しかも
フトコロに負担を与えずに
たくさん使っても大丈夫
なように作られた、
素敵なアイテムなのだ。

赤ちゃんを育てたご家庭では
意外とこのような使い方を
しているところも多いかと思う。

何百枚も入ったお徳用バッグなど
数百円で入手可能であるからな。




あ、そうそう、

おしりふきだからといって





お尻を拭いた後のモノ

が入っているんじゃありませんのことよ?




そんなイラぬお節介はさておき。


外側の化粧ケースのみ
おしゃれなウエットティッシュー用のモノを使えば
バッチリOKよ。

(おしりふき用の化粧ケースにもキャラクタモノなど
実用的なモノも多数アリ)





一軒目がやってきた!

鹿児島市の山形屋6階大催場で開催中の

第一回かごしまふるさと祭り

のイートインコーナーに!



一軒目と言えば、あ?た、

7月末に

『そうだ!ラーメン屋になろう!』

という開業ハウツー&ラーメン業界裏話本
を上梓して物議を醸してみたり、

来る9月13日(日)
南日本新聞書評欄にて
大々的に取り上げられてみたり、

さらには9月16日(水)
鹿児島ローカル番組
MBCの人気番組
どーんと鹿児島
(略称:どんかご)
にて
『頑張る!進化する!
鹿児島のラーメン屋さん2009』

で、
国の雇用促進事業の一環として
職業訓練者を薩州麺業連絡協議会
で受け入れられないか?
という趣旨のコーナーで
本の紹介もかね放送されたりと

ナニカと話題のラーメン屋である。

(なんと説明的な前フリ)


ということで本日、
初日狙いで山形屋に行って参りました。

平日昼間の山形屋を歩いてみると、
鹿児島の経済

トシヨリが支えている

ということがよくわかる。

店内を闊歩するのは、
電池の切れかかったASIMOのような歩き方の
ばーさまや、
杖を突きつき徐々に移動するじーさまなど、
およそ平均年齢は78.3歳ほど。
(拙者憶測)

エスカレーターなど、
キープレフトの東京
キープライトの大阪の規則など


「あぁ??そいゃなぃな?」


(え?それはなんですか?)

的な傍若無人な立ちっぷり

ヒトリで一段二段の階段を占拠し、
エスカレーターを塞ぐなどお手の物。

あまつさえは
エスカレーターを降りたところで立ち止まって
後ろから来た客の行き場を失わせて
パニックに陥れたり
と、
好き放題し放題である。

しかし、そんな世の中の動きなど
全く眼中になく、
我が道を行くのである。


ハァ?????・・・・・





そんな試練を乗り越え、
やってきました
6階大催場。



イートインコーナーは、
この最奥にある。



今回は、同じく薩州麺業連絡協議会の

五郎家

との共催である。


全般的にスローモーで
しかも全く世の流れに左右されない、
いや、世の中が見えていない
オトシヨリ
の波をかき分け、
レジで並ぶ間も
注文からカネ払いまで
実に時間のかかる効率の悪さにヤキモキしながら、
食券をゲット。

今回は、
一軒目ラーメン680円
がメインであるが、
一日50食限定
お茶漬けおにぎりセット945円

があるではないか。

ということでこちらをオーダ。

周りの客を見回してみると、
五郎家と一軒目が半々ほど。

ちなみに五郎家はとんこつラーメンを出展していた。




卓上のPOPとか。

『薩摩の魚節が香る大人のラーメン』
とある。

しばしの待ちの後、
セット登場。



セットは焼きおにぎりを焼く都合上、
単品よりやや長めに時間がかかるようだ。

『まずは香りをお楽しみ下さい』

と書かれたドンブリのふた。

これを開け放つと魚節の香りが立ち上る、
という寸法である。




ふわりとたちのぼる
鰹節の薫香

決して押しつけがましくなく、
心地よい香り。



あ?、これだこれだ。

一軒目のラーメンの香り。


実に久しぶりにかぐこの香り。


刻んだ水菜、白ネギ、
メンマにチャーシュー
と、
至ってシンプルな出で立ち。

いや、シンプルな塩ラーメンにはこれが一番よい。

スープの香りや味を消してしまわないからな。

スープを一口。


熱々にしてウマさ3倍増し。

一軒目のスープを食していつも思うのが、
スープの塩分より先に
魚のエキス分が舌に感じられるということ。


塩味など付け足しに過ぎず、
魚の味と香りだけで十分、
と思ってしまうほど。

このぐっと前に出てくる魚の香りが、
粉っぽいとまで感じるほどの魚粉や
スープの上からもこれでもか、
と振りかけられた魚粉などから醸し出されるのではなく、
スープの風味として感じるのである。

いや、さすがである。

魚介系の魔術師

の異名を取るだけのことはある。

(ちなみにこの異名は小生が最初につけたような・・・・)



いとおしむようにスープもすすり、
細めのストレート麺もいただく。

この麺も、細麺ながらコシがしゃっきりとしており、
熱々スープの中でも伸びにくい麺となっている。


スープを半分ほど残し、
お楽しみの焼きおにぎり茶漬けモードへ。



絵面は地味だが、
味は滋味

ほっくりほぐれたおにぎりの
お焦げ部分もまた香ばしい。

いただきました。


堪能いたしました。



帰りしなに厨房を表敬訪問。

左があにょ。こと竹中茂雄店主。





先に誌したように、
来週は新聞にテレビと、
マスメディアに取り上げられ
一気に客足に拍車がかかるものとみられる。
しかも、その後には大型連休が控えている。

一軒目のラーメンを、
ゆっくりと堪能できるのは
実は今しかない。



急げ!


平日昼間の山形屋イートインは
実は狙い目です!!