帰ってきました、鹿児島。


やはり東京とは
季節が1ヶ月違うな。



東京ではサクラはまだ
3~4分咲き、
花見をするにはあまりにも寒い

という状況であったが、
鹿児島ではすでに満開を迎え、

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本日家族水入らずで訪れた
川辺岩屋公園
(川辺磨崖仏近く)
では、場所によっては

サクラ吹雪。


サクラは愛でて楽しむのもよいが、
やはり

ハラハラと舞い散るサクラ吹雪

が風情があって良い。


          


それはともかく、
帰省のために4月1日に乗った
ANAの機内では、

新年度から
コレまで無料であったジュースなどの機内サービス

ほとんど有料化。


各座席に常備されていたヘッドフォンも、
頼まなければ持ってこない
というケチケチサービスぶり。
(小生は使わないけど)

今年1月から
機内での新聞閲覧無料サービス
一般席では廃止されている。


唯一といって良いライバルの
JAL
が、国の支援を背景に
とんでもない低価格競争に打って出ることを見越した
防衛策か。



世知辛い世の中になったモノよのぅ。




そんな新年度雑感はさておき。

(とりとめがないぞ)



その4月1日の帰省、

いや、帰還であるが、

鹿児島空港着が13時半頃。

鹿児島市内までリムジンバスで来ると、
14時半頃鹿児島中央駅到着。


昼ご飯を食べるには中途半端じゃないですか。


ということで、
事前にそれに備え、
普段はおにぎり一個の朝食を、
京急蒲田駅前の立ち食い蕎麦屋で

かき揚げそば+イナリ2個+ゆで卵

370円

というゴウカ朝食セットにて
補っていた。
ただ、食したのは7時半頃であったが。


それにしても中央駅について、

ハラが減ったなぁ。



実は事前に飛び込む店は選定してあった。

先日の『みそや堂』の大将日記にて、
大将の元でも修行した方が
中央駅前商店街、
ベル通りにて

新たなラーメン屋
を出したという情報を得ていた。


これは行かねばなるまい。



鹿児島中央駅東口のエスカレータを降り、
右手を望むとそこに
一番街 “いっど”
と書かれたアーケードがある。

一時期はほとんどの店が廃業し、
文字通りのシャッター通りと化していたが、
一年後の九州新幹線全線開通を見据え、
徐々に再開発の熱も上がってきているよう。

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その一番街アーケード中程に、
つい先日オープンしたばかりの
再開発ビル

A’ELL PLAZA
(アエールプラザ)


があった。


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それまであった商店の再出店



お土産品を中心とした物産館

の複合ビルであるようだ。


そのA'ELL PLAZAの裏手に、
その店はあった。


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意外なほどの慎ましやかな外観ではあったが、
出店間もないため
大げさなPOPなどもないのであろう。


店の名は

鹿児島ラーメン 和 KAZU


入店時間が15時前とあり、
店内に先客は2名ほど。

小上がりの座敷に10席、
カウンターが二つあわせて10席、
そしてテーブルが6席ほどであったか。

高い天井と、
硬質にまとめ上げられた店内の装飾、
新店ならではの清潔感といった
とても好感の持てる店内。

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お品書きは、

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ラーメン650円、
チャーシューメン800円、
各大盛り100円増し、
小サイズ150円引き、


あとは黒豚ギョーザと
白飯、チャーシュー飯などと、
思い切りの良い構成。

新店はまず、最小の構成で始めて、
だんだんとメニューを増やすのがよいかも知れない。


小生のオーダは
チャーシューメンを普通盛りで。

普段あまりチャーシューに執着がないが、
何せハラが減っていたからな。


鹿児島のイニシエ系ラーメン屋では必須のアイテム、
漬け物食し放題のサービス
ここでは行われている。

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薄切りにした大根を、
甘酢で仕込んだ漬け物。

小生的には塩味の味付けが好みであるが、
それではどれだけでも

バクバクと

止めどなく食してしまい
歯止めがきかなく恐れがあるので、
この味付けは正解かも。
(^_^;ゞ


さて、しばし後にラーメン登場。


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スープを一口。





あ~、鹿児島に帰ってきたど~。
(T_T)



すっきりとまろやかにして
のどごしさわやか(?)な
とんこつ鶏ガラスープ。
野菜もたっぷりと入っているのであろう、
あくまでマイルドな味わいである。

これぞ鹿児島ラーメンベーシック。


最近鹿児島に増えてきた、
ネオ鹿児島ラーメン。


あくまで鹿児島のベーシックラーメン、
とんこつ+鶏ガラ+野菜たっぷりスープに、
ゆでキャベツが載り、
キクラゲ、そして揚げネギ


しかし、それでいて
鹿児島イニシエ系ラーメンの弱点

茹ですぎで伸びた麺
湯切りが甘く薄まったスープ
ヌルいスープ


といったマイナス面を克服した
進化形鹿児島ラーメンである。


しかし、だからといって
手放しに褒められるかというと
ソコも難しいところ。


なにせ、鹿児島はラーメン戦国時代の様相を呈してきており、
ただおいしいラーメン
というだけでは生き残りは難しいところでもあるのだ。


今後はこのベーシックさを守りつつ、
より一層の

『個性』

を発揮していってもらいたい。


新しくできた商業施設、
A'ELL PLAZA
ともども、
これから頑張って欲しいものである。


\(^o^)/