似ていることば。






生け簀







生け贄







注)上段:「いけす」

下段:「いけにえ」





「結局末路は一緒じゃん?」


という意見はともかく。






いや、実は、
忘年会特集のHotPepperを流し読みしていたら




『生け贄で活き作り』


と空目いたしまして。


「いけにえでいきづくりとはこれいかに!?」

と思っただけですが・・・・Σ(´ι _`;)





そんな【狼眼:ロウガン】のオッサンのタワゴトはさておき。



(Twitterのつぶやきから各SNSに転送しているので
使い回したネタって言っちゃイヤ!(つд`))






最近出水に出張が続いておりまして。


まぁ、あと何度か訪問の予定はあるものの。




とりあえず2店回って参りました。




≪11がつ7にちすいようび てんきはれ≫


まずは有名どころから攻略、と

出水市役所至近、


らーめんハウスこしば


へ。


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12時過ぎの入店。

先客はL字型のカウンターに4名、
小上がりの座敷に一組ほどだったか。

メニューを。

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ラーメン大盛 700円
ラーメン 600円

チャーシューメン大盛 850円
チャーシュウメン 800円

ギョーザ 400円

チゲ全般 プラス100円


などなど。


では、ちょっとリッチに

チャーシュウメン 800円

をオーダ。

表記がまばらなところがお茶目。


カウンターの客は雑誌やマンガ、スポーツ新聞などを読みふけり
長居のご様子。


ニコニコと愛想のいいご店主が
手早く調理。

来ましたよ。

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麺は至って細麺

ここ出水のラーメンの特長なのであろうか。


スープはシンプルな白濁とんこつ

表面に透明なアブラがやや多めに広がる。


スープを一口すすろうと鼻先にレンゲを近づけると、

ふうっとニンニクの香りが広がる。

元ダレにニンニク風味を効かせているようである。


すすってみると
けっこうなインパクトのある味わい
である。


チャーシューは脂多めの三枚身であるが、

スープの熱でほどよく脂身がとろけ、美味。


麺はつるっとした丸麺。

するするとあっという間に完食。


しばし同行の二人の完食を待っていると、
ご店主が何とはなしに話しかけてくる。

聞くところによると、
ご店主の父君がこの店の開祖であり、
出身は久留米である由。

そこで、最初は水俣にラーメン屋
(当時はラーメンという呼び方もあまり普及していなかったらしい)

を開き、当初は久留米仕込みの真っ白なスープ
提供していたらしいが、
イマイチウケが悪かったらしく
今のようなスープに変遷していったとのこと。

そのうちに店を出水に移し、
今の形に落ち着いたということである。


出水では老舗にあたるのだな。


同じ鹿児島県内ではあるが、小生の認識する
いわゆるイニシエ系鹿児島ラーメンとは路線が違う
一杯。


ごちそうさまでした。



≪11がつ10にちどようび てんきくもりのちあめ≫

土曜日も出勤ですよ。

顧客先に。(つд`)


昼イチ客先に入ることになっていたため、
まずは腹ごしらえ。
(こんなんばっか)


国道3号線沿い、

ぶんちゃんラーメンへ。

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なんだかうらぶれた外観ではあるが、

『営業中』

の看板が掲げられ、
なにより広大な駐車場に多数のクルマ、
そして昼食時ともなれば
店外まであふれる待ち客。

店内は、10席のカウンター、
奥に小上がりの座敷と
手前に6人掛けのテーブル2卓(だったかな?)。

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ナニよりもここでは

もやしラーメン

が名物であるらしいので、それをチョイス。

一番奥のカウンター席に座ると、
目の前には朝鮮人参。

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・・・・(;¬_¬)


りっぱなオブジェですね。



店内は家族連れからサラリーマン、
作業服の方々など
幅広い層に支持され満席状態。

150円プラスで
ギョウザとメシをつけて定食化できるので、
そちらが人気のようであるが、
ほとんどカラダを使わない
座ったっきりのITガテン系労務者
の我々はそこまで満腹になると

昼から眠くてシゴトにならない

ことウケアイである。


ご主人が中華鍋を振るい、
奥様とおぼしき女性が麺をゆで盛りつける。
娘さんとおぼしき妙齢の女性二人が店内の配膳担当。

家内制手工業であろうか。
(まにゅふぁくちゅあ)

息の合った一連の流れ作業で
次々とラーメンが提供される。



きっ、、、、、、来ましたよ!



(;゜ロ゜)ポカーン












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ドン!



ぐはっ・・・・(;´Д`)




これほどとは・・・・




さすがは名物





というか、どこがもやしラーメン!?




その答えは、ネギ山を掘り返してみればわかる。


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ネギ山の底から
ピリ辛炒めのもやしと細麺が現れることであろう。


なんでも、聞くところによると、
常連諸氏の

「もっとネギ

コールにこたえているうちにエスカレートし、
ついにはこのような

ネギだくもやしラーメン

の体を成すようになったとのことである。


かつて二郎系ラーメンで

もやしチョモランマ
(ちょっぴりキャベツ入り)

を経験したことはあるが、こちらは

ネギマッターホルン

である。



外観にばかりとらわれていてはイケナイ。

ラーメンは食ってナンボのもんだからな。
(アタリマエ)


ネギをかき分け、
ネギ山を崩壊させないよう注意し
麺をたぐり出す。


麺はご覧のようにいたって細麺。
先日のこしばといい、
やはり久留米の流れを汲んでいるのか。

これにスプラウトと言っていいほどの
細もやしが合わさり、
麺ともやしが渾然一体になっている。

ピリ辛に炒められたもやしには、
ブタ三枚身が申しわけ程度に含まれており、
至ってヘルシー傾向。

引いた風邪も吹き飛ぼうというものである。
(引いてないけど)

スープは、実はけっこうドッシリとしたとんこつ醤油であるのだが、
いかんせんネギに押されかき消され、

すっかりあっさりスープに感じてしまうのは致し方ないところ。


ネギのカモフラージュに惑わされ、
ペース配分を誤り
ドンブリの底の麺を先にさらえてしまう。

しかも、もやしもほぼ同時に食べ終えてしまった。



うっ・・・・となると・・・・


残るはネギとの戦い。


ホントは濃いスープに浮かんだ
大量のネギ
スープとともにザクザクとすくって食す。

スープを飲んでいると言うよりは、
牛乳の中のシリアルを食しているように
ネギを食する。

途中、間違って吸い込んだネギ
気管に直行し
ピリ辛の成分と相まって
思わずネギシャワー
口からほとばしらせてしまうところであったが
ぐっとガマン。


げほげほ。



ネギが勝つかが勝つか。



しばらくはネギを摂取しなくても大丈夫なぐらい
ネギを食したぞ。


ネギネギネギネギうるさい、

とお思いであろうが、

ネギが主役なんだからしかたがない。




・・・・勝った。

ネギに勝った。


完食。


 (* ̄ー ̄)フゥ





でもまた食べてみたいぞ、


ねぎラーメン


(違うって)