またしても前回の記事から
ずいぶんと時間が経ってしまったな・・・・


実は前回の記事更新以降、
鹿児島での仕事が一段落したところで

熊本にくまモン征伐

赴いておった次第。

毎週通っているような次第で、
今後も引き続きシゴトが見込まれている。


さすがに九州新幹線も、
こんだけ乗りゃ飽きてきましたが。


しかし、くまモン征伐のシゴトも
(一応念のため言っときますが
征伐はホントじゃないですからね?)

例によって例のごとく、
帰りの遅いシゴト。

ホテルには寝に帰るだけ、
というありさまのため

すっかり記事更新に割ける時間
少なかったのだと
ご理解いただきたい。
(そう思ってー(´;ω;`))


そんな愚にも付かん言い訳はさておき。

↑サボり病?




記事を更新しなかった期間でも、
もちろん麺食は続けておりましたが。

しかし、毎度のことながら

麺を食しながらネタをつぶやけるTwitter

10分15分程度の空き時間で
さらっとご報告できる
世界最大級のSNS上の
クローズドコミュニティへの投稿

の二つをこなしていると、

なんだかすっかり肩の荷が下りた感

にどっぷりと浸かってしまうのだ。


こうして改めて時間を取ってシタタメる

Blog

という行為に対する意欲というものが

壊滅的に失われている元凶

である。



そうこうしているうちに、

今回のこの一麺一会をゼヒBlogでネタにしなければ、

とか、

毎度お世話になっているこの店についても
たまには取り上げておかなければ、

とか、

ひさびさの来訪、これまたネタにしなければ

とか、

いやいや、ここを書くにはまず
アチラを先に書かねば失礼に当たる

とか、

この記事を書いてからじゃないと
先に進めない

とか、

宿題をためた小学生さながらに
ニッチもサッチも行かなくなって

結局記事を書けない

負のスパイラル

に陥るという毎度のパターンの繰り返し。


(つд`)



再開に当たっては、
やはりこの負の連鎖を断ち切らねば。

幸いにも

ナンに悩んでいたのかも忘れるほど
時間が経ったしな。
(大爆)




ということで、今回再開の糸口に選んだ店は。


これまでさんざん個人的にお世話になっておきながら
ラーメン屋としてご紹介していなかった
のではないか
と思われる店。



その名は。


薩摩バール

南洲庵。



大きな地図で見る

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鹿児島中央駅東口のエスカレータを降り、
桜島を正面に見ながら右手を見ると
中央駅一番街のアーケードがある。

その一本右手に、

ベル通り

なるストリートがあるのだが、
そこをずんずんと、

行き止まりになる直前まで直進。

右手にその個性的な店はある。


近隣にコイン駐車場は多いが、
このベル通り、
中央駅方向からの一方通行であるため、
あえてこのベル通り上の駐車場を狙わず、
ほんの少し離れた場所を目指すのをオススメしたい。

『薩摩バール』

を標榜しているとおり、
元々は居酒屋をメインにしているのだが、
昼はなんと

ワンコイン(500円)の
ラーメンランチを提供しているので

そちらをご紹介したい。

もちろん本業の夜の部、
『バール』
も強くオススメしたい。


さて、店内へ。


残念ながら写真は取り損ねたのであるが、
幕末の薩州をはじめとした
著名な維新の志士の写真
を皮切りに、
果てはビートルズなどのオールディーズのLP
フォークギターといった
好きな人が見れば
垂涎もののコレクション
に囲まれた

一種独特な雰囲気。

これがまた雑然とはしていながら、
ご店主有馬さんの愛情あふれるディスプレイ
すっかり魅せられてしまう。


実はご店主の有馬さん、
かつては歌手として
CDも出したことがあるという
異色の経歴の持ち主。

東京でイタリアンのシェフもしていたが、
故郷鹿児島が好きで好きで、
帰郷して飲食業をはじめたという
変わりダネである。

その立ち居振る舞いは、
まさしく
薩摩の武士(もののふ)
というべきもので、
その姿勢に共鳴するお客さんが
県内外はいざ知らず、

遠く国外からも

この店を訪れている。


ランチタイムにワンコインラーメンランチを
提供しているとは聞いていたが、
これまで訪れることはなかったのも失礼なことと、
改めて訪れた次第。


ちわーっす。
(*・ω・)ノ



ちょうど先客が辞したところで、
テーブルを片付けているところであった。

ではまずメニューを。

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ベースとなる
鶏ガラを主軸にした塩ラーメンがメイン。

これに各種バリエーションを付けている。

本日は、前々から気になっていた

トマトラーメン

をチョイス。


トマトは、酸味のある
サンマルチアノ
である由。


さて、来ましたよ。

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トマトラーメンだからといって、
トマトピューレなどで

真っ赤に

なっているわけでもない。

見たところはいたってシンプルな塩ラーメン。

具材は、

豚の角煮、
コーンにワカメ。

そして少量の刻んだトマト。

残念ながらハーブには詳しくないのだが、
スープからはふわっと
ハーブの優しい香りが鼻腔をくすぐる。


スープを一口。


奇をてらったのでもない、
特別なことをしたのでもない、
実に実直な鶏ガラのスープ
旨みを出し切っている。

トマトの酸味は、
このスープの風味を汚すことはなく、
すっきりとした酸味で
スープの旨みを底支えしている。


劇的にウマいのではない。

ハデなケレン味もない。


しかし、基本に忠実に、
『出し切った』
味わい。


ウマし。


これでご飯にお新香が付いて
この立地で500円とは・・・・


たとえ駐車料金が100円かかったとしても、
十分に戦闘力のある価格設定とお味である。



かつては、鹿児島の名店
『みそや堂』
の一部門として、昼は
『しおや堂』
として営業していたが、
諸事情により現在は
有馬さんがオーナー兼シェフとして腕を振るっている。


昼夜問わず、ぜひ訪れ

そのを、雰囲気を、人柄


堪能していただきたい。


お試しあれ。