blog記事を書かないまま過ごした6月。

















たまに記事を書こうとすると

ネタがないよね!?

(;・`д・´)






そんなネタを考えていなかったことをごまかす

当blogお約束のマクラネタ回避策はさておき。



「サーセン」ぐらいかな?(´-ω-`;)ゞ


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夏が来~れば思い出す~♪


ハルカ綾瀬


蒼い空~♪




いや、そうじゃなくって。
(決して巨乳好きではありません)


になると世に数多現れる


夏限定の麺。



『冷やし中華はじめました』

『白熊麺はじめました(ウソです)

『冷やそうめんはじめました』

『冷やし担々麺とっくにはじめてました』

などなど・・・・



しかし、暑い夏冷たい麺など食して

日和って過ごして何になるというのか!

(゚Д゚)クワッ


冷たいもの嫌い




ここに、暑い夏

あえて熱いラーメンをもって迎え撃つ、
剛気なラーメン屋があるという。


その名は元斗好軒

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”元斗好軒”は、

”げんとこうけん”

と読む。



かつてこの店がオープンした当初、

『正常進化形鹿児島ラーメン』

と評させていただいた。


オールドタイプの鹿児島ラーメンの持つ、

ヌルい、

湯切りが甘い、

麺が茹ですぎ


というマイナス三元素
ことごとく克服し、

それを正常進化させて生まれたのが

元斗好軒のラーメンであると。


確かに、味わいはイニシエから伝わる
鹿児島ラーメンのもの。

しかし、熱いスープは熱いまま、

キッチリと湯切り

麺もほどよい固さのアルデンテ状態

を保つことにより、

鹿児島ラーメンの弱点を克服し、
新たなステージへと脱皮させていたのである。


その後、同じように

鹿児島ラーメンとしての味わい
を汲みながら

より発展させたラーメン店が何店もオープンし、
賑わいを見せている。



その元斗好軒が、2年ほど前から

夏場(7月~9月)限定

金色山椒らーめん

というメニューを提供している。



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鹿児島で『夏場』
7月から9月で定義して良いものかどうか迷うところであるが、
とにかくこの期間限定なのだ。

昨年も訪れたのであるが、
10月頃だったか

すでに提供期間を過ぎてホゾをかんだ

想い出がある。



鹿児島は夏と冬はキッチリあるが、

春や秋の気配を感じたと思うと

次の日は季節が変わっている、

という具合に

季節の変わり目が劇的なのだ。


よって、というと

5月の連休頃から11月の頭ぐらいまで?

的な体感なのである。





閑話休題。


さてさて、7月初旬のある土曜日の昼下がり。

土曜日というと、
働きに出ているヨメ氏のかわりに

日がな一日コドモらを

あっちの習い事、こっちの教室

送り届けることで一日が終わる

そんな生活を送っているのだが、
送り届けてから次の迎えまでの間にできた
空隙を縫っての訪問。


久しぶりだなぁ。


店内はアイドルタイムにさしかかる
ビミョーなタイミング。
ちょうど小生と入れ替わりに先客の一団が辞したところ。


この店を正常進化形鹿児島ラーメンの店
と定義することの一つに、

ラーメン屋の突き出し(お茶請け)として

漬け物が供される

ということもある。

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そう、オールドスタイルの鹿児島のラーメン屋では、
このように漬け物が出されることがほとんどである。

そのそもの鹿児島ラーメンの始祖といわれる

のぼる屋

で漬け物が出されているから皆が真似たとか、

鹿児島の
田舎そば屋では漬け物が出されることが当たり前
なため

そちらに倣ったとか

諸説はあるが、このスタイルが鹿児島の正統系ラーメン屋の姿である。



待つことしばし、

では、いただきましょう、

金色山椒らーめん


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『金色』の名が示すとおり、スープは薄茶系統。

もう少し透明度があるかと思ったが、
それでも色白のストレート中太麺が泳いでいるのがわかる。

具材は、炙ったコロチャーシュー、
同じく炙った白ネギ、白キクラゲ、
そして太モヤシに浅葱。

スープの表面にぱらりと金ゴマがかかり、
破砕した山椒の実
がふわりと芳香を漂わせている。


ではいただきまーす。

スープを一口。

鼻腔をくすぐる山椒のさわやかさと良質なスープ。

最後に鼻に抜ける山椒の香りが心地よい。

そして、舌先にヒリッとシビレを感じさせる。


ウマい。


麺も当然ウマいが、スープが出色。


こういうラーメンのスープの解釈もあったか、
という出来具合。


あっという間に完食。


ごちそうさまでした。



帰り際の精算の際に、
近隣の駐車場を使わなかったかを聞かれる。

今回コイン駐車場を利用したのでその旨を告げると、
100円のキャッシュバックがあった。

場所柄駐車場の確保は難しいと思われるが、
このようにキャッシュバックしていただけると
わざわざ駐車場に入れてまででも行きたいと思うのが
本音である。

店にとっても、停めるか停めないかわからない、
しかも台数に限りがあっていざというとき足りない
駐車場を定常的に確保するよりも、
このような形式を取った方が効率的である、
とも言える。


鹿児島市役所近隣への用事の際、
もしくはわざわざ訪れても
決して後悔させない味わいである。


お試しあれ。



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