なかなかよいマクラネタが思い浮かばないので、

禁断のネタを一つ・・・・











世のヅラ装着者というのは、
どうしてかくも

ヅラヅラしい

のか。



あぁ、もちろん、
医療目的で装着せざるを得ない方や
女性がおしゃれで装着する

ウィッグ

などのことではなく、

日常的に外出時、

本人は世を謀っているつもりで
常時装着している紳士


の件である。



どうみても違和感があり、

人類の生え際とは思えない境界線

をクッキリと浮き立たせ、

取って付けたようにちょこんと載せた状態



ご本人はいたって涼しい顔でおられる。


正対した我々は、
その目線を上に逸らさないように という
拷問に似た苦行を迫られ、

【ハゲ】

の付く単語を意識的に避けんがタメに
ギコちないしゃべり方になり、
笑ってはいけないという内心の葛藤を押さえ
相対する、という

ある種の拷問

を強いられることとなる。


かつてはるか昔の高校時代、
国語の教師に

いらっしゃった

わけであるが、
口さがない高校生は、やれ

「今日は後ろにズレていた」

だの

「たまにはベースの散髪をしないと段差が際立ってきた」

だの

「今朝は前後ろ反対だった」

だの、
面白おかしく陰で揶揄されていたものである。


社会人ともなれば、
相手の立場も慮り、
ウカツなことは言えず
さりとてどうしても視線が釘付けになりがちなところを
理性で抑えざるを得ない。

当の本人は、

このような無言のプレッシャー
世間一般の善良なる市民に強いていることを
意識しているのであろうか。


かといって、
突然カミングアウトされても

「えっ!!Σ(゜∀゜;ノ)ノ 全然気づきませんでしたッ!!」

と猿芝居を打つか、

「ウスウス感じていました・・・・(´・ω・`)」

とか、
相手を傷つけないようにイナすには
どう対応してよいかわからないので
これまた困るところでもある。



その方の家族にしても、

「お父さん今日はズレてますよ」

とか

「そろそろヘタってきたので新調しては?」

とか、

「今日は大事な席だから3号機で出動よ!」

などと言った会話があるのかどうか、

非常に気になるところである。



身近に

ヅラー
(装着者)

をご存じの方、教授されたい。




そんなヅラ談義はさておき。
(小生がヅラであるかどうかもさておき)









最近、
ラーメン店の出店
の話題よりも
閉店
の話題の方をよく耳にする、
残念な時期が続いていた。

騎射場にあった

みそや堂 騎射場本店

もその一つ。


小生がラーメン好きを自覚するに至った、
そしてこの駄blogを
今のところやめることなく続けてくるに至った、

そんな想い出のラーメン屋でもあったのだが。

8月いっぱいで店を閉め、
その後すぐに買い取り手が付いた、
複数の情報スジから聞いてはいた。


閉店後しばらく立つと、
店の表の看板は下ろされ
店内の改装工事をしているのであろう、
夜遅くに小生が帰宅するときに前を通りかかると
店内に電気が灯っていたものである。

それが、ようやく準備を整え、
この11月1日(金)からオープンするという。

いやいや、喜ばしいことではないですか。

小生にとっては
ランチタイムに廻る

ラーメン屋巡回リスト

の一部として活用させてもらうことが
いちばんの目的である。


さて、オープン初日からの二日間、
提供を三種のラーメンに絞りつつも
それを安価に提供する予定であるという。


これは行かねばなるまい。


ということで、11月2日(土)、行って参りました。



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店外の様子。

かつてのみそや堂の頃使われていたシステムを
無駄なく受け継いだカンバン類。

オレンジ色がよく目立つ。


入口には二日間限定の告知が。

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RAMEN FACTORY MEN SHOW KIRIN

が英語表記(?)である模様。

階段を上がった入口付近にはお祝いの花が。

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店内へ。


「いらっやいませ~」



かつてよく見知った店内は、
ほとんどレイアウト等の変更は受けず、
テーブルの天面やカウンターなどの
一部すり減っていた部分の補修のみで
そのまま活用されているようである。

閉店前はややくすみ、
色あせやはげが目立っていたカウンターが
きれいにペーパーがけの上
砥の粉で目止めをされてニスを塗られ、
新品同様によみがえっているではないか。

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カウンターの上部には
新調されたミニのれんに店のアイデンティティが。

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そうそう、上の写真左

スキンヘッドの方がご店主である。
(マクラネタは狙ったワケじゃないんですよ・・・・Σ(´∀`;))


さて、外にも掲示されていたが、メニュー。

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あっさり塩ラーメン 680円⇒500円
あっさり醤油ラーメン 680円⇒500円
こってり味噌ラーメン 750円⇒650円

※本日は麺類(並)のみの
御提供とさせて頂きます。



とある。

味噌も気になるが、やはりココは麺喰道のオシエに従い、

初襲の店では筆頭メニュー

あっさり塩ラーメンを頂くことに。


一部フードファイターの方が現れ

一度に二杯も三杯も

注文したとの情報も漏れ聞いていたが、
小食の小生、


一杯で十分でございます。
( ・`ー・´) + キリッ


さて、ほどなくやってきたのはコチラ。

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ごくごく標準的な

あっさり上湯系のスープ。

そこに泳ぐは、
みそや堂譲りの

浜田製麺所謹製のストレート麺。

ただしこちらは、
ごく標準仕様の麺と思われる。

具材は、
煮玉子チャーシューに
メンマ浅葱キクラゲもやしと
王道を行くスタイル。


いざ。


スープを一口。


鶏ガラ・・・・いや、透明とんこつ?


残念ながら専門家ではない小生にとっては

「あーおいしースープ(´▽`)」

的な感想しか持てないのが残念なところではあるが、
すっきりとしていながら奥深い、
素性のよいスープと受け取れた。

麺も、ほどよい茹で具合にて

チュルリとしたツル味、
喉ごし、
小麦のふくよかな甘味と歯ごたえという

麺をウマいと感じさせる基本

に叶ったもの。


ウマし。


そして、標準価格であっても680円という
納得の価格設定。

これは売れるでしょう。

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ドンブリはすり鉢状で口径が小さいため、
全体に量は少なめに見えたものであるが、
いざ食してみると十分な量であった。


会計伝票の裏にも、

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ありがとうございました

とさりげなく書かれていたり、
前店閉店からわずか2ヶ月間という
短い時間での準備であったと思われるが、
満足度の高い店であった。


さて、他のメニューも試してみねばなるまい。


しばらくは何度かお邪魔せねばな。


ナニサマ?
( ゜Д゜)




ごちそうさまでした。


また来ます。