ご多分に漏れず、
当blogにおいても

blog解析

を行っている。


とは言っても、

今日は何人来たかいな?

とか

どっから来たかいな?

とかをつらつら眺めて

あー最近寒くなったからラーメン記事探す人が多いなー

とか

検索エンジンはYahoo!を使う人が多いんだなー

とか漠然と捉えることはあっても

やれSEO対策がどーとか
集客がどーとか

そんなことにはまったく無関心である。


なにせ、ここ、小生の

麺日記

だからな。


その検索エンジンの検索キーワード

いや

検索フレーズ

で一番多いのは

『鹿児島 ラーメン ブログ』

である。


ところがかつては当blog、

このキーワードではほとんど引っかからなかった。


理由は明白。

以前の当blogのタイトルは

『麺喰道 ~およそ麺日記~』


つまり、タイトルには

ラーメン

とも

鹿児島

とも一切書かれていなかったのだ。

別に人に見てもらいたいがためのblogではなく、
本人が『書く』ことを楽しむためのサイトであったため
気にしちゃいなかったのだが、
好奇心から現在の

『麺喰道(およそ鹿児島の麺日記~ほぼラーメン)』

と、邪道ながらキーワードを入れてみたのだ。


すると、効果テキメン。


現在では、

『鹿児島 ラーメン ブログ』

のフレーズで検索すると、

ほぼ上位5位以内にひっかかる状態になっている。


ということで、検索エンジンは記事の内容ではなく、

タイトルを重視している

ことがよくわかる事例である。



そんなみんな知ってる豆知識はさておき。




マクラネタを見ておわかりの通り、

当blogは

ラーメンブログ

であるかのような認識が
世間一般にまかり通っている
ようであるが、
ナニをおっしゃいますか。

麺全般ブログ

なのですよ。実は。(´-ω-`;)ゞ


というわけでもないのだが、
以前から気になっている店があった。

蕎麦屋で。


それが

手打蕎麦ばんしゃ(万謝)

であった。



最近JR谷山駅舎更新と高架化に伴う
周辺の再開発がすすみ
大きく変貌を遂げつつある谷山中央地区へ。

いやぁ、久しぶりに来てみると
鹿児島市役所谷山支所から慈眼寺方面に向かう道路が
すっかり広くなっていたり
新築の家がどんどん増えていたりと、
以前とはまったく雰囲気が違う。

どんだけこっち方面に来てないんだよ、小生。
Σ(´∀`;)



店は、コープかごしま南谷山店
真正面。

ということで、そちらの駐車場を利用する方がほとんどであった。

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瀟洒な佇まいの木造平屋建て。


店内へ。

手打蕎麦ばんしゃ(万謝) - Spherical Image - RICOH THETA




高い吹き抜けの天井。

壁から天井まで、
格子状の直線基調の内装

ジャズが流れる。


カウンターが4席あり、
お一人様でも気楽に入れるのがよろしい。


さて、メニュー。

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かけそばもしくはもりそば
かきあげ、出し巻、そば豆腐にごはんがセットされた

昼 ばんしゃ膳

が気になったが、
量が少ないとイケナイので

ミニ天丼セット

かけそばでいただくことに。


そばはかけそばもりそばか、
という議論があるが、
小生は断然

かけそば派

である。

それが冬であろうが夏であろうが関係なく、だ。

ダシの効いたつゆをゾゾゾといただく至福を考えれば
つけダレのもりそばは味気ない。

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店名の『ばんしゃ(万謝)』は、

厚く感謝すること

である由。


そば屋だけに、年越しそばの注文も承っているようだ。

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さてさて店内観察やメニューを拝読しているうちに

ミニ天丼セット

登場。

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・・・・うむ。さすがは『ミニ天丼』

小生の健康を気遣ったサイズである。

ごはんなんか、ほんのキモチ程度
Σ(´ι _`;)


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そばは、キリッと麺筋の立った細身の色白のもの。

更科そばほどは白くなく、
十割との明記もないため
おそらく二八そばかと思われる。

入口には製麺室があり、
石臼が置かれていて本日のそばの原産地が書かれていた。

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本日のそば粉は北海道産らしい。


意外とポイントが高いのが、

レンゲ
(木さじ)

が添えられていること。


そば屋は格式にコダワリ、

「うちはレンゲなんざぁ出さねーぜ!!」

というところが多いのであるが、
麺を食す際には
レンゲがあった方が10倍食しやすい。

もちろん、麺喰道究極奥義

蓮華の舞

を駆使するならば、であるが。

(蓮華の舞は過去ログ参照)


ということで、蓮華の舞を駆使して

いただきまーす。

(・人・)


ダシをひとすすり。

うむ!

カツオダシガツンと効かせた、
やや酸味を感じる風味。

おお。


これはこれでウマいではないか。


一般に、カツオダシを煮立たせてしまうと
酸味に変わって風味が落ちるのだが、
ここではその酸味一歩手前で、
カツオの風味として利用している。


そば。

麺肌はザラつきがあるものの、
それが食感にマイナスに作用するのではなく、
ダシをすくい上げからめとり
一体感を醸し出している。

よしよし。


では、『ミニ』天丼

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ごはんは底にほんの一口。

さつまいも
まいたけ
ピーマン
にんじん
かぼちゃ


そして

えび天。


さっくりと揚げられたものを
あえて醤油ダレを掛けることでユルめる。

このサクサクしっとり感とのコントラスト。


よしよし。



雰囲気といい、味といい、

さすがに各所での
前評判が高い
だけのことはある。


ウマし。


量は少なめに感じたが、
腹持ちはよく満足であった。


さて、次回はやはり

昼 ばんしゃ膳

を狙ってみるか。


 (* ̄ー ̄)