最近一部地方
話題となっているテレビドラマ。


ラーメン大好き小泉さん


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見目麗しきラーメンヲタク(ラヲタ)
美少女女子高生
ガッツリ系ラーメンを食して
ウンチクを垂れるという

まぁ、得てしてアリガチなドラマである。


ミステリアスな雰囲気の転校生が、
ラーメンを語るとアツく語り、
ラーメンを食すと恍惚の表情となる。

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まぁ、ソレだけと言ってはそれだけであるが、
この少女のラーメンを食すスタイルに


麺喰道として物申したい。



(つд`)

ウツクシクないのである。



そもそもが

ガッツリ系ラーメンを
ガッツリ食す


というコンセプトであるため、
お行儀がどうのとか
食べ方がどうの
といったことには無縁であるのであるが、

やはり美しくない。


口いっぱいに頬張った

噛み切っているのである。

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ブツッ!


これは、麺喰道では
もっとも禁忌すべき所作である。

これまでにも度々誌してきたように、
麺は己が一口で啜りきれる分量を
しかと目分量で量り取り、
その分だけを箸でたぐり寄せ
口に運ぶ。


その時に熱かったり汁が飛んだりせぬよう、
一口分の麺を利き手とは反対の手にささげ持った

レンゲ

に取り、それを

フーフーして食す


蓮華の舞


を奥義としている。


この奥義を駆使すれば、
熱いラーメンも何のその、
汁も飛ばさず
かつ

麺を噛み切って口からポロポロ麺を落とす

などという

下品極まりない食し方

を避けることができるのである。


さぁ、あなたも

れっつ蓮華の舞

(*・ω・)ノ




そんな麺喰道PRはさておき。




間接的に

公開挑戦状

決闘


を受けていた。


シュミレーション ~neo tonkotsu noodle 豚の群~



見目麗し・・・・かどうかは別にして、
鹿児島ラーメンブログ界のアイドル

:(;゙゚'ω゚'): 冷や汗

蓮チャン

のブログを通して、

対小生用人肌決戦兵器

としての

汁なし担々麺【鬼辛Ver.】

が準備されていると。





これはワタシに対する挑戦と取って良いのだな?
(・`ω´・。)



受けて立とうではないか。


ということでやって来ました、

豚の群。

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つい1ヶ月ほど前にレポートしたばかりであるが、

辛いモノ好き

(どこで文を区切るかが重要)

な小生向けに、

特別な辛さの汁なし担々麺
を準備しているという。


ちわーす!(*・ω・)ノ



豚主 「お待ちしておりました。イロイロな意味で!!」


上記リンク先のブログで

友人Y

として紹介されているのが
どうやら小生のことのようであるが、

たかが
タバスコひたひたのピザを
勧めたからといって

逆恨みもいいところである。
(イジメル側の論理)


どれどれ、おぢさんに食べさせてごらん、


その鬼辛とやらを!!


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訪れた日の前日から、
この店は

二毛作スタイル

に移行したとのことで、


月・水・金・・・・豚ラーメンのみ
火・木・土・・・・汁なし担々麺のみ


の営業となった由。

やはり一人で取り仕切る店、
とてもではないが手が回らなかったのであろう。


本日は、汁なし担々麺のみの初日であった。


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小生向けに準備されていたのは、

辛さレベル

【鬼】
※極辛

と書いてある。


ナニナニ、



2014年の世界一辛い唐辛子ギネス記録の
キャロライナリーパー
に、過去歴代ギネスチャンピオンの
トリニダードスコーピオンモルガ
ブートジョロキア
をブレンドした
豚の群特製極辛スペシャル!!

※当店は一切責任を持てません。
※鬼辛は別途350円かかります。



むむむむ・・・・

尋常ではない辛さのヨカンが。


というより、

オカシイ

でしょ?


まぁ、これまで

乗り越えられなかった辛さはない。

やってみようではないか。



いそいそと準備する豚主

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卓上におかれたアイテム類も、
絶対におかしい。

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どんだけ辛くしようというのだ。


「お待たせしました!」

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どん!



(;´Д`)・・・・この赤色は、警戒色?

明らかに不吉な色味を放っているぞ。


鼻を寄せなくても、
かなり刺激的な香り。


では、いただきましょうか・・・・

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まぜまぜ。




ぱくっ。





おお、来るね!

来るね!!

来るね!!!!!



辛いんじゃない。


痛い。




もちろん辛さの間から挽き肉の旨みや
ネギの風味、
ゴマの香りといったものも感じるが、


痛い。


クチビルの部分はなんとかなるが、
ちょっとでもそこから外れた皮膚に赤い物質が触れると、
そこが赤く腫れてヒリヒリする。


そんなカンジ。



1/3ほど食した頃には、
さすがにイヤになってくるが、
意地でも最後まで食しきらなければならない。


とてつもない努力の末、
何とか完食。



おそらくその時の小生の顔は、
口のまわりは赤く
その他は緑がかっていた
かもしれない。


豚主と二言三言会話しているうちに、

第一波襲来。



とりあえず大事を取ってトイレへ。


しかし、一度取り込んだモノはナカナカ出さない
貪欲な小生の胃袋は、
そのまま消化を続ける気のようで
ほどなく第一波は収まった。


しかし、カラダは着々と体内に入った
害毒
排出に向け準備を始めているようで、
とりあえず下部より不要物の排出

少し落ち着いたところで、
トイレを出る。


なんとか山形屋までは歩けそうだったので、
とりあえず出発。


そう。

近くにトイレがないと不安な
精神状態体調

どうも体の防衛本能
異常を事前に察知している模様。

その間にも、
体内に取り入れた害毒
から幽門をくぐって
十二指腸へと下っていくのがわかる。

熱いカタマリが移動するので、
普段はうかがい知ることのできない
消化器官の動きが逐一わかる。


山形屋で一つ、二つと用事を済ませ、
三つ目の用向きへ。

しかし、カウンターに座ったところで
体内に一斉アラートが。

まずい。ここではマズい。


「すいません、ちょっと体調が・・・・(|||´Д`) 」

といい残し、足早にトイレへ。


よかった、割と空いている平日の日中で。


しかし、個室へ駆け込むなり。


第二波襲来。



これはヤバかった。

5秒遅れていたら悲劇が起こったかも。


強制上方排出。

さながら制御を失った原子炉のベントのよう。


とりあえずここで強制排出をはかるが、
十二指腸から逆流した害毒は、
先ほどとは打って変わって凶暴さを増し、
幽門部分を焼け焦がすかのような
痛みを感じる。

そして、逆流した害毒が喉の奥を通過するとき、
さらにそこも焼き焦がすのだ。


胃腸の収縮に合わせて、
周期的に襲ってくる痛みと逆流。

手に震えが来るほどの消化器官のケイレン


全身からしたたり落ちる冷や汗、脂汗。



とりあえずベントすべきモノをベントしきると、
やがて痙攣も治まってきた。


10分ほどで何とか歩けるようになったので、
とりあえず三つ目の用向きを済ませ、
クルマに戻った。

昼から客先へ向かう予定にしていたのだが、
とてもではないがそのような体調ではない。

今は一時的に均衡を保っているが、
再び悲劇が襲ってくることを
防衛本能が察知している。



これは早く帰宅すべき。



そう判断し、クルマを走らせる。


何とか無事に帰宅。


しばらく横になっていると。


一度は痙攣が治まっていた小腸の奥から、
猛烈な勢いで
害毒
が胃の中へ送り返されてきた。

第三波襲来。


痛烈な胃の痛み。
胃壁が焼けただれるのがわかる。

身もだえするような痛みの中、
消化器官が腹の中で猛烈に動き回り、
とぐろを巻いている。

消化器官がパンパンに膨れあがり、
腹腔内を圧迫するので、
ベルトどころかズボンさえ穿いていられない状態。

直前にトイレに駆け込むが、
特に排出するモノがない。

あまりの胃の痛みにめまいを感じながら、
こりゃ救急車を呼んで、
消化管洗浄でもしてもらった方が
いいかも・・・・

などと考えているうちに
とりあえず貪欲な胃袋が
再び害毒小腸の闇へと送り込んだようで
痛みが収まってきた。

ヤレヤレと、ふたたびソファーに戻るが、
横になっていると
また害毒
上方にせり上がってくる
かも知れないので
座ったままの状態で
しばらく安静にしていた。

がしかし、30分ほど経ったところで。

第三波と全く同じ状態の

第四波襲来。


トイレへ逆戻り。


猛烈な胃の痛みに耐え、
ふたたびソファーへ。


これを2、3度繰り返したところで。


痛みに耐えかねて重力の方向へと
害毒を押しやりたい胃袋
痛みは感じないながらも
体の防衛反応から
絶対に害毒の進行を阻止しようとする小腸が、
双方とも一歩も譲らず
お互いに害毒をなすりつけ合っていることがわかってきた。

このままの膠着状態ではカラダが持たない。


ということで、次の余波が襲ってきたところで、
外部からの強制排除策。

喉に指を突っ込んでの強制排出を行った。


これで最後の害毒
おおむね体外へと排出された模様であったが、
一部のカプサイシン
律儀に胃壁や小腸から吸収されたようで、
途中からお小水の中に
濃縮カプサイシンが放出されてきた。


おかげで、放尿時に感じる

ニョードーを
100℃の熱水が流れるかのような
強烈な痛み&熱さ。



これも、血中カプサイシン濃度が下がるまで
順次繰り返されることとなった。

こんな濃度のカプサイシンが
血中にあって全身を廻っている
と思うと
怖気だつような
そんな熱さ。
(ニョードーが熱いんですよ、奥さん?)


さすがに胃腸にダメージを受けると人間、
動く意欲も力も失い
ただただ伏せるのみである。

しかし夕方には学校から電話がかかってきて、
長男氏が腰を痛めて歩けなくなったので
学校まで迎えに来て欲しいと言うではないか。

小生に。


ようやく体調が安定してきたところで、
まだまだ動けるような状態ではなかったが、
とりあえず長男氏を迎えに行って
肩を貸してやってクルマに乗せ、
何とか帰って来たが
ふたたび小生は伏せってしまった。

ということで、このダメージから完全に回復するには
半日を要してしまった。

全治半日の重傷。


ということで結論。



【鬼辛】はやめておきましょう。


※昨日の小生の様子を見て、
豚主前腹氏も

このままではタヒ人が出かねない

と思ったらしく、
現在【鬼辛】は

1鬼 2鬼 3鬼

の三段階になり、
前のステップを完食しない限り
次のステップへは進めなくなったらしい。


賢明な措置である。


体が弱い諸氏であれば、

イノチを落としかねないからな。


inochi

(カラダの弱い人はそもそもこんなの食べません)


いや、マヂで。


ということで、今回に限っては

オススメいたしません。


それでも、というイノチを張った猛者は

お試しあれ。






よい子はまねしちゃダメだぞ、

絶対に!!

( *`ω´)