鹿児島県民として

避けて通ることのできない通過儀礼。



それは。
(。-`ω-)




ちゃわんむしの歌


 かごしま弁 日本語訳 
んだもコラ
けなもんな
たいげんどん
碗なんだ
日に日に三度もるもんせば
れいなもんごわんさ
碗についた虫じゃろかい
籠(めご)など蹴あるく
じゃろかい
んにゲンネこっじゃ
ッハッハ
あらまあ
どうしたことでしょう
わたしのところの
茶碗など
一日のうちに三回も洗っているので
きれいなものでございますよ
茶碗についた虫でしょうか
目籠(めご)を歩く
虫でしょうか
ほんとうに恥ずかしいことでございます
ワッハッハ

chawanmushinouta



歌詞に関しては、
各地方によりビミョーに異なるが
大筋は同じである。


鹿児島の小学生はおそらく、
みなこの歌を学校で習っているのではなかろうか。

この歌の出自については、

霧島市立宮内小学校のホームページ

に詳しい。


要約すると

この歌は
大正10年(1921年)
霧島市立宮内小学校に勤務されていた
故・石黒ヒデ先生
学校対抗の学芸会で披露した
劇「行きくれし旅の子」
の劇中歌として作詞・作曲されたものであるという。

1998年6月27日に南日本新聞に掲載された記事によると、


石黒さんの娘、安子さん(70)の話

『不幸な生い立ちの少女が主人公の劇を
母が作ったそうです。
でもかなりセンチメンタルな内容だったので
別の学校に転勤したよく年、
最後の部分を作りなおし、
そこで茶わんむしの歌をつけたそうです。
吹雪の原から春の森へと抜け出て
希望を見いだした少女らが、
茶店へ入る。
そこで茶わん蒸しを注文したところ、
店の女性が
「茶わん虫」と聞き違えた。』

その後ヒデさんは教師を辞めて上京、
50年あまりたって、
ふるさとで茶わんむしの歌が
歌われているのを知ったという。・・・・・・ 



経緯については以上のような次第であるが、
おそらく鹿児島県出身者は
もれなくこの歌を知っておりかつ歌える
と思われる。


隠れ鹿児島県人に聞かせると

かごっま人ホイホイ

のごとく引っかかり、反応を示すのではないかと思われる。


さぁ、レッツしんぐあそんぐ!



そんなふと思いついただけのネタはさておき。





毎日のランチをいずこで摂るか。


これは非常に重要な課題である。


栄養バランス
摂取カロリー

(気にしたことないけど)
訪れるまでの距離
向かう方面
おなかの空き具合



・・・・などなど各種パラメタを勘案し
熟考に熟考を重ね
午前中のうちに決めねばならない。
(シゴトしろよ)


時にはちょっとした空き時間
待ち時間などにふと視線を落とす

 スマホのFacebookアプリのタイムライン 

も参考にする。


今日もそのFacebookのタイムラインに
一つの記事が流れてきた。


timeline



今日の日替わりは
酸っぱ辛い!スーラータンメンです。



(*´﹃`*)
これは行かねばなるまい。


熟考はどうした




というわけでやって来ました

アイアイラーメン新栄本店

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のれんに

『日本一!元気なラーメン屋を目指します!!』

と書かれているように、
この店は活気にあふれている。


入店。


入口のベンチに3人客が先に待っていたが、
小生は一人客であったため
店員さんが先客に断った上で
カウンターへ通される。

当然の配慮と言えばそれまでであるが、
きちんと客席の管理ができていて
入場整理ができているということである。

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オーダーに関しては、
メニューを見るべくもなく
スーラータンメンの日替わりをオーダ。

ごはんも付いてくるとのことなので、
フツー盛りでお願いした。

アイアイラーメン新栄本店 - Spherical Image - RICOH THETA



当日は若いスタッフばかりで、
新栄店の店長キクさんの姿も見えなかった。

この若いスタッフだけでも普段と変わりなく
元気あふれる店内。



この店での待ち時間のお楽しみ

ダイコンの漬け物を・・・・


と思ったが、見渡してみるとカウンター客には
二人で一つの漬け物入れが置かれているようだが
あいにく先に座っていた両隣の客が
それぞれ自分の席の前に
漬け物入れを囲い込んでしまっている。
(たぶん本人は意識していない)

案内されたときにでも

「お隣と一緒にご利用ください」

の一言でもあれば取りやすかったのだが
ナニも言われないまま
相手の漬け物入れをズケズケと奪うような
不躾なマネはできなかった。

たとえ相手に断ったとしても
相手が

その漬け物自分のだから!

と誤認識していれば

『( ゜Д゜)ハァ?それアタシのでしょ?』

と思われかねない。


しばし待っていたが状況に変化がないため、
バッシングに来た店員さんに

『漬け物もらっていいですか?』

とわざと聞いてみた。


すると、あっとすぐ悟ったらしく、
小生用の漬け物入れと隣の客の漬け物入れを
二つ持って来てくれた。

隣の客にも
シェアすべき漬け物を占有してしまった
と思わせないための配慮であったのではないかと思う。

まぁ、フツーは
着席グループ単位で一つ
漬け物入れが出るのがスジな気はするが。

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そんなことをしているうちに
来ましたよ

スーラータンメン。

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上にかかった濃い赤色の部分は、
おそらくこの店オリジナルのラー油

魔王の涙

であろう。

辛さよりも、そのザクザクとした具だくさん感
絶妙な風味が身上である。


さてここで、運ばれてきた段階で
一つ気になっていたのだが
それは後段に譲るとしよう。


スープを一口。

酸味も結構あるのだが
さほどとげとげしい酸味ではない。

辛さもホドホド。
(※個人の感想です)


アイアイラーメンの得意とする
若干甘めの味付けながら
キリッとラー油にて引き締められ
アツアツのハフハフでウマし。

個人的には胡椒や山椒のピリッときいた

シビれる系

の刺激も欲しいところではあるが
これはまたこれでウマしである。
(※魔王の涙には含まれています)



麺もこのアツアツとろみスープの中で
ダレずにしっかりとしている。

もっとも、
小生の食すスピードが速すぎ
ダレるヒマもない

というウワサもあるが。
(´-ω-`;)ゞ


ということで、麺をさらえたところで
お楽しみタイム。

お行儀は悪いが

ライス投入!

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このとろみ系スープには
実は麺よりご飯の方が合う
ヒソカに思っている

麺喰道宗主

ではあるが、これがウマいのだ。


スーラーおじや。



これまたさっとさらえて
あっという間の完食。



ここで先ほど先送りした問題について。


食し終わった後の
お世辞にもキレイとは呼べないドンブリの写真
を載せるのは
小生の信義に反するのであるが。

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せっかくの

ありがとう

の文字があさっての方を向いている。


今回のスーラータンメンは、
スープの量が多く
正面を判別するための

 【愛情一杯】 

のマークが見づらかったというのもあろうとは思う。

しかし、せっかくの料理、

きちんと正面を正して出して欲しかった。

特にこの店のドンブリには
底にこのような文字が書かれているため
曲がった状態で提供されると
残念な思いを抱いてしまう。

盛りつける際にも、
ドンブリの正面を意識して盛りつけたハズ
である。

今回のスーラータンメンは、
確かに正面も判然とせず
ドンブリのマークも見づらくなっていたのは確かである。

だがしかし
ぜひドンブリの正面は正して
提供してほしいものだ。


ほんの少しの心遣いで
客の反応が変わるのは
この店の皆さんなら身をもって感じていると思うので
ぜひあと少し頑張って欲しい。


以上、

どーでもいー細かいことが気になり
肝心なことに気がつかない


AO型のオッサンの意見
でごわした。

(´-ω-`;)ゞ