鹿児島市内
中規模・大規模なラーメン屋の新店
何店舗か出店予定されている。

それはそれで喜ばしいことなのであるが。


明らかなロードサイド店なのに

店の規模に対し駐車場が極端に少ない

と思われる店が散見される。


しかもそのすぐ近くには
駐車場を多く抱えた同業他店が立地しており
よもや

そこのキャパシティを当て込んでの出店ではなかろうな?

と勘ぐりたくなるシチュエーションもある。


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鹿児島においては

よほど立地に恵まれた店舗でない限り
駐車場をないがしろにして
繁栄したラーメン屋はない

と言い切っても過言ではない。


だがしかし、店の規模に応じた駐車場を確保できている
恵まれた店は実は少ない。


30~40人は入れるキャパがあるのに
駐車場は10台分ぐらいしか準備されておらず
結果その駐車場に入るために並ぶクルマが
道路に車列を生じさせ
交通に支障を来させる店が後を絶たない。

それが人気店であればあるほど
周辺にとっては迷惑なのである。


人気店であれば
少し歩いてでも
どこか駐車場にクルマを止められれば
店に行きたいと思うのが消費者の心理。

多少並んでも食したいと思う方は
多いのである。

ではそれらの方はどういう行動を取るかというと

近場にタダで停められる駐車場があるならば
そこを優先的に利用する

という傾向がある。


それがたとえ行きたい店に関係のない
別の店の駐車場であってもだ。


近場にコインパーキングがあって
そこに停めた場合は店から還元がある


という場合は優先的にそこを利用すると思われるが

店に駐車場準備してるんだから
そこからあふれたクルマのことなんざ知らんよ


ましてや他の店に停めたって
うちの知ったこっちゃないよ

という認識であるならば、
それは非常に問題である。


ロードサイド店としてクルマの客を相手にするのであれば
店のキャパに応じた駐車場の確保をお願いしたい。


もしこのような条件に合致する店
があるとしたら
オープンの後にはぜひとも
ガードマン等を置いて
道路の通行ならびに周辺他店に
迷惑をかけることのないよう

十分に配慮されたい。


そんな駐車場評論家の意見はさておき。
(誰が駐車場評論家だよww)




どうもこの店は、
小生にとっては

ある種のアトラクション

的な要素として認識されているようである。


麺屋剛。

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よく考えてみるとこの店は

年中無休

である。

定休日というものがない。


一日22時間営業で
月に一日しか休みのない温泉施設

太陽ヘルスセンター



24時間365日営業の
家族湯付きネットカフェ

湯楽館

併設のラーメン屋という条件もあるかもしれないが
なかなかあるものではない。


これまで度々ご紹介してきたのは

週替わり麺

といった限定麺のご紹介が多かった。

せっかくご紹介しても
週替わりゆえすぐに提供が終わってしまって
残念な思いをされた方もいるのではなかろうか。


では、本日は小生はどのような

アトラクション

を狙って来たのか?


それは。


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剛麺 もやしキャベツ特盛り
(¥700 + ¥200)

\(^o^)/



今の野菜の高いご時世
このように

ふんだんに野菜を楽しむことができる

のはある意味シアワセである。


・・・・店にとってはラーメン屋泣かせであろうが。


なにせ最近では

キャベツ/ハクサイ半玉
400円(税別)

ニンジン一本
200円(税別)


などといったフザケた価格設定がまかり通っている。

これは、9月以降の各地での長雨や
台風による被害が思いのほか広範囲で
野菜の生育が著しく滞っている
ことが主な原因である。


おかげでシュミのぬか漬け

漬ける野菜に事欠く始末。
(ノ∀`)


今の時期、

鍋物などもっての外

である。


さて、話が脱線した。
(そもそも本線があるのか?)


この店のレギュラーメニューは以下の通り。

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こだわりの豚骨スープをベースとした

剛麺

を中心に、

自家製の『炭』を練り込んだ黒い『玉』が添えられた

黒玉

辛さとウマ味の赤い『玉』が添えられた

赤玉

そして濃厚味噌を加えた

濃厚味噌豚骨

の四本柱。


これにトッピングとして

もやしキャベツ盛り

のメニューがあり

小盛り~中盛り ¥100
大盛り ¥150
特盛り ¥200


となっている。

今回はこの

特盛り

にてお願いしてみたわけである。

メニューにあるとおり、
もやしキャベツ盛りオーダの際には
背脂とニンニクの量を選べる。

昼からも顧客先に行く予定があったので、
背脂もニンニクも少なめでお願いした。


さて、やってきた
剛麺もやしキャベツ特盛りヴァージョン。


見ての通り、うずたかく積み上げられたもやしキャベツは
明らかにドンブリの高さを上回っている。

いわゆる

ラーメン二郎の野菜マシマシ状態

である。

だが、ラーメン二郎の野菜が
茹で加減不足で生野菜感がハンパないのに対し
こちらはかなりしっかりと湯通しされており
それがこれだけ積み上げられているので
重量感がすさまじい。

では、いただいてみましょうか。


野菜の盛りの割にはドンブリと野菜の間には隙間があり
レンゲを沈めることが可能になっている。


スープを一口。


この店の特徴である
スッキリとした甘味
を感じる素直な豚骨スープ。

この甘さは野菜由来であろうか。

まろやかにして至ってあっさり。

ミルキーな味わいである。

野菜のせいもあり表層のスープはややヌル目であるが
ドンブリの奥底は熱を保っている様子。

だが、とても混ぜることは不可能である。

では、。麺いってみましょう。



だがしかし。

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一生懸命麺をたぐろうとしても
出てくるのはもやしばかりなりけり。

やはりこの野菜と戦わなくてはなるまい。
(。-`ω-)



いざ。


さすがにこの時期、キャベツの価格高騰ゆえか
明らかにいつもよりももやし比率が高めに感じる。

ラーメン二郎ではもやし比率は

もやし : キャベツ
9 : 1


程度であることはザラであるが
普段のこの店では
7 : 3

程度に感じていた。

それが現在はやはり
9 : 1

になっているようである。

恐るべし、野菜高騰の効果。
:(;゙゚'ω゚'): 



食しても食しても
減らないもやし

なかなか麺までたどり着けない。


上層のもやしを1/3ほど片付けたところで
ようやく満足に麺をたぐれるようになった。

麺の量もかなり多く感じるが、
やはりそこはもやしの量から来る心理的なものであろう。

ふだんならだいたいお腹がくちくなる頃に
ようやくもやしがスープに浸かる程度まで減ってきた。

だがしかし、まだまだスープの中にはもやしがたんまり。

少々中だるみしてきたので、
卓上のコショウをパラリと振りかけ
最終決戦に望む。




ゲーフ。
ε-(´・`)



ようやく片付きました。

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本日分の野菜摂取は完了した。
(`д´)>



今の時期、野菜不足を感じている諸氏、
ぜひお試しあれ。

だが、さすがに数量限定売り切れ御免メニューなため
お早めに。



なお、この麺屋剛、
今年も
駒沢オリンピック公園で開催される

東京ラーメンショー

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第一幕(10月27日(木)~11月01日(火))

に指宿の兄弟店

麺屋二郎

とともに出店するようである。


その準備のためか、ご店主は本日不在であった。


鹿児島ラーメンを代表する味として
こちらでも頑張っていただきたい。


麺屋二郎、麺屋剛、
双方ともにオススメいたします。

お試しあれ。