有馬敏郎

という鹿児島在住の俳優がいる。


鹿児島にいながら
地元の企業のCM出演
各種ナレーション
そしてミュージシャン
多彩にこなしている。



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そんな彼の代表作(?)はこちら。

鹿児島を舞台にした人情派コメディームービー

六月燈の三姉妹

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で三女徳永えりさん
不倫相手役
を演じたもの。

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この映画の頃からだなぁ、

吉田羊

がブレークしだしたのは。


そんな脈絡のないマクラはさておき。


 


だがしかし
実はマクラには続きがあるのだ。


この俳優

有馬敏郎

が経営する店。

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薩摩食堂 南洲庵




『南洲』とは
もともと『南の島』を指すコトバらしいが
ここ鹿児島ではもっぱら

西郷隆盛

saigoudon


のコトを指す。


つまり南洲庵とは
有馬氏が敬愛してやまない郷土の偉人

西郷隆盛

に敬意を表して付けられた名前である。


ご存じの向きもあろうが実は小生
この

有馬敏郎

とは昵懇にさせていただいており
宴会を開くときなど困ったときには
この店を頼りにしている。

そんな一般的には居酒屋であるが
日曜以外のお昼時は

ワンコインランチ

を提供しているのである。



ちわーす!(*・ω・)ノ

南洲庵 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA



12時前のフライング入店であったため
先客ナシ。


さてメニュー。

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ベースとなる塩ラーメンを中心に
そこにいろんなバリエーションを付けている。

塩ラーメン(白)
塩ラーメン(黒)
塩ゆずこしょうラーメン
スープカレーラーメン
トマトラーメン
正油ラーメン


これに白めしと漬け物がついて

なんとワンコインの500円ポッキリ

なのである。


なかなか昼に訪れることも少ないのであるが
今回は

トマトラーメン

でお願いした。

大盛りで。
(100円増し)


今さら小生は驚かないが
おそらくこの店に初めて訪れる御仁は
驚きを持ってこの店のディスプレイに見入るに違いない。

壁一面を覆っているのは
幕末の偉人たちの写真、肖像画、
イラストにさまざまな小道具。

さらには
掛けきれないポスターの類や
帆前掛け、衣装など。

さらにさらに、
有馬氏の守備範囲である
音楽関係や映画、アニメ特撮関係など
トイレの中までカオス状態。

荷物入れのカゴの中には
拳銃も置かれている。

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そんなディスプレイを観察しつつ
運ばれてきた漬け物を嗜む。

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待つことしばし。


来ました。

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トマトラーメン。


トマトスープなのではなく、
あくまでメインの塩ラーメンの鶏ガラスープの中に
フレッシュトマトのザク切り
が入っている。

上に載っているのは
甘辛く炊いた豚三枚身。


では、いただきます。

あっさりとしたスープの中に
ほどよい酸味のトマト
が馴染み
にんにくチップの香り付けで食欲倍増。

するっとさらっと。

ご飯まで完食。


ごちそうさまでした。

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ラーメン専門店のラーメンとは比べるべきではなく
あくまで居酒屋メニュー派生
お昼のランチメニューとして提供されているが
鹿児島中央駅近辺でこれが
白めし漬け物付きで500円
というのは
なかなか希有な存在である。

ただし、
売り切れ御免
スープ、麺切れの際には早じまいするため
お早めの訪問が吉である。


夜の居酒屋メニューも多彩でリーズナブルであるが
このお昼のワンコインランチも見逃せない。


なお、今回は有馬氏から

『くれぐれも酷評はしないで下さいm(_ _)m』

100円の大盛りはサービスであったため

今日はこのぐらいでカンベンしとくわ。
 (* ̄ー ̄)


100円で買収されたヤツww




実はこの店には
幕末オタクから本職の有識者
幕末の偉人の末裔の方々から
音楽関係、映像関係などなど

志を同じくする
鹿児島を代表する方々
が夜な夜な集うので
夜にふらりと立ちよってみるもの吉である。


一度お運びあれ。