#台風来る来るサギ


ここ数年小生が名付け
運用しているコトバ。


taifuuikka
(よく見かける台風一家)


ここ鹿児島においては
もう何年も台風が来るたびに

”超大型で非常に強い台風”

などという触れ込みで
鹿児島県民

緊張ワクワク

味わわせてくれる。




だがしかし。



いつもいつも

直前でコースを外れ
肩すかしに終わったり


直撃したにもかかわらず
大した雨も風もなく


とてつもないガッカリ感
演じてくれているのである。




鹿児島はかつては

台風銀座

と呼ばれるほど
毎年毎年
年に何度も何度も
台風が到来して
そのたびに被害をもたらしてきた。

そのため鹿児島県民はある意味

台風を年中行事かお祭り

のように感じてしまっている気風がある。


小学生の頃など
どう考えても
今日は台風で学校は休みだろう
という強風と大雨の中
長靴に雨ガッパ
そして
黄色いランドセル用カバー
という完全防備の出で立ちで
わざわざ学校まで行き
先生たちが職員会議で結論を出すのを
固唾を呑んで見守り

『今日は休校になりました』

という校内放送を聞いて

『やった~~~~~~!!』

と歓喜の雄叫びを上げてその雰囲気を共有
またビッチャビチャになりながら帰宅するという
今考えると

ワケのわからない一体感

を楽しんだものである。

(鹿児島県民あるある)



そのため、その記憶の強い

我々鹿児島の昭和っ子

にとっては

今どきの台風は根性が足りん!
なっとらん!!

と感じるわけである。



だがしかし、
本当に台風はヨワくなったのであろうか?


実は本日鹿児島に上陸した

台風18号(タリム)

は、鹿児島ではさほど被害は出さなかったが
よその地域では
激しい雨や風でかなりの被害を出しており
今なお日本を蹂躙しながら縦断中である。



昔は台風といえば
すぐに停電しなかなか復旧せず
水道も断水など茶飯事
もすぐにあふれて
周辺地域に多大な被害を出していた。

ところが最近では
特に鹿児島市内中心部ということもあろうが
停電といってもほぼ瞬電レベル
台風での断水など記憶になく
いつも氾濫していた新川沿い
今は浸水したという話を聞かない。


これは思うに、
鹿児島が災害に強くなったからではないのか。


電源供給
複数のルートでメッシュ状にカバーし
浄水場も整備され
新川の上流にいたっては
巨大なダムが建造されている。

さらに拙宅なども
軽量鉄骨住宅
雨戸もシャッターになっていて
サッシの機密性も高く
ちょっとやそっとの風が吹いても
そよとも感じない。


これまで台風で痛めつけられ
災害を起こしてきた鹿児島は今
すっかり台風程度では
災害が起きにくくなっている

からなのではなかろうか。


他の地域ではこれまで
台風の襲来経験も少なく
準備も心構えも未熟なところを突かれ

被害を出しているのではあるまいか。


そんなことを考えた次第であった。



もちろんそれ以外の要因も大きいではあろうが。



そんな珍しく殊勝な考察はさておき。





そんなわけで台風一過。



今回も

大山鳴動してアリンコ一匹

的な鹿児島に対する台風襲来であったが
そんな中で一日シゴトだったヨメ氏

『ラーメン食べたい』

のツルの一声で
やってきました

 アイアイラーメン新栄本店 


/(^o^)\
シマッター!


なんてこったい外観撮り忘れww
(よくある)


入店。

アイアイラーメン新栄本店 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA



店内はけっこうな客の入り。

昨日はさすがに外出を控えていたが
今日は昼にはすっかり台風もぬけたため
夜の食事は外で
と出かけた方も多いのではなかろうか。


さてメニュー。


DSC_3845



拙宅においてはヨメ氏が

『ラーメンはアイアイラーメン!』

と決めつけているため
ヨメ氏を含む家族でのラーメン
いつもココである。

それがゆえに、小生を除く3名はいつも

おいどんが醤油ラーメン

の特別バージョン

特うま醤油ラーメン

を注文する。



小生はたいがい新栄店限定の

韓流タンメン平石

を頼むことが多いのであるが
本日は趣向を変えて

まろやか味噌ラーメン

に辛ネギトッピングの

辛ネギ味噌ラーメン

を。


この店の味噌も久しぶりだな。


本日は

バリ4丁!!
(ギョウザ4皿)

を添えて。


この店では羽根つきギョウザゆえ
ギョウザを『バリ』と称する。



さて、待つ間のお約束。


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少々ピントがボケたが
ダイコンの甘辛漬け。


昆布がアクセント。


なお、この漬け物は人気が高く
一袋100円でも販売している。


今回は運ばれてきてすぐに
ピラニアのように
ヨメ氏と小生が
一鉢平らげてしまったので

「もう一つお持ちしましょうか?」

とわざわざまた持ってきていただいた。

かたじけなし。
(´-ω-`;)ゞ

(最後の一切れまでスタッフが
美味しくいただきましたww)


待つ間にまずはギョウザ一皿が。


腹を空かせた
高校1年生と中学2年生
を見かねてか気配りの配膳

これをパクパクと二人が平らげている間に
残りのメニューも揃いました。


こちらは残りの
ギョウザ3皿ね。


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どーん。


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辛ネギ味噌登場。


こちらの辛ネギとは
刻んだ白ネギ
ふんだんなラー油で絡めてある。

よって、これだけでもかなり辛い。


では、いただきます。

スープをひとくち。


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まずはスープに辛ネギを混ぜ込まず
素のスープをいただいてみる。


レンゲにてろ~んと流れ込む
粘性の高い味噌スープ。

かなり濃厚。

かといって味噌が濃かったり
こってりしているわけではない。

ちょっと甘めの鹿児島風味噌
風味豊かなとんこつスープと相まって
やさしくかつ大胆に
口中に広がる。


ここに辛ネギを混ぜ込むと
俄然パンチを増すスープ。


麺は、全粒粉っぽい
少し表面の荒れた感じの
中太ストレート。

だがしかしこれがスープを持ち上げ
グイグイと食べさせる。


辛ネギの量も相当あるので
上に載せられた炒め野菜とともに
ふんだんに野菜たっぷり。


チャーシューは二切れながら
厚みもあり食べ応えもある。


見た目以上のボリューム。


いやぁ、食った食った。


ごちそうさまでした。


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あー、そうそう、ギョウザは

3個だけいただけましたwwww



久しぶりの味噌であったが
なかなかによい。


満足満足。