夏になると思い出す。
(*´ω`*)



小生、周知のように
以前二年半ほど東京に単身赴任しておった。

知らんがなw



その時

いつかは鹿児島に帰れるだろう

淡い夢を抱いていたので
東京での生活に必要な品々は
ことごとく簡素
いつ鹿児島に帰ってもいいように
必要最低限度で
オカネをかけない質素な品々

で揃えていた。


最初に単身赴任で会社の寮
(会社借り上げのワンルームマンション)
に転がり込んだときには
大きめのボストンバッグの中に
 タオルケットと数日分の着替えのみ 
を放り込んで行ったものだ。

おかげで、寮での就寝一日目は
そのタオルケットにくるまって
下着を枕に板の間にザコ寝
でしのいだものだ。
(たぶんそのまま数日間ww)


このあたりのハナシは
日記たる当blogの過去ログを漁れば
ゴロゴロと出てくるであろうが
今回のネタはソコではない。
(。-`ω-)


小生にはたまたま他の社員がほとんど持たぬ
大型汎用機の基盤という

特殊技能
(とくべつなすきる)

を保持していたのであるが
そのスキルを必要とするプロジェクト
鹿児島で立ち上がったために
二年半で鹿児島に帰って来れたのであるが
あのままであれば
いまだに東京砂漠に埋もれていたことであろう。


tokyosabaku


そんな鹿児島に帰ってきて
1ヶ月ぐらい経ったころであろうか。

拙宅は
弊社の社員あるある

家を建てるもしくは購入すると
東京に飛ばされる

(弊社で東京行きは左遷と同義)

のジンクス通り
家を建てた途端に東京に飛ばされた
のであるが

鹿児島帰還後いつの頃からか
床を目に見えないほどの小さな
アリだかダニだかよくわからない
ハダイロのムシが
列をなして闊歩している

のが発見された。


アリならもっと黒かろう。

よくよく目をこらさなければ気づかない程度の
ほんっとに小さな虫が
軍隊行進

していたのであった。


このムシムシちゃんの出自はいずこ?
と床に這いつくばってよくよく跡をたどってみると。



押し入れの中。
(*´・ω・)




さらに押し入れの中奥深くに辿ってみると。


プラスチックの衣装ケースに入れられた
単身赴任当時の持ち帰り荷物が。



さらにさらに辿ってみると。



当時使っていた

そばがら枕

から連綿と行列が続いているではないか!!!!!


∑( ̄口 ̄;)!




犯人はそばがら枕どした。
(;´Д`)



もともと粗悪品だったのか
それとも東京在住のころに
枕に忍び込んだのか
とにかくここが震源地



とっととその枕は処分して
家の中じゅう
バルサンを焚いて
ムシムシちゃん退散!!



いやぁ、そばがら枕って

恐いのね。
(|||´Д`) 




そんなマクラネタにひっかけた枕ねたはさておき。
(長げーよww)






新店情報には敏感なタチである。
(。-`ω-)


ネタには敏感ww




以前の下荒田
 台湾屋台麺線 
の跡地にラーメン屋ができたと聞いていた。
(そうなんです閉店しちゃったんです)


これは行かねばなるまい!!


・・・・と思っていたが
7月下旬のオープンながら
なかなか行く機会に恵まれず
一度行ったときには
店の前に待ち客が出ている状況に
きびすを返して他店に向かったのであった。


ようやく来れました。


DSCPDC_0003_BURST20180802122636782_COVER




ピリ辛

みそ[ラ]ひばり3号店



ちなみに[ラ]の字は
ラーメンのドンブリの意匠
であるので正確には

みそラーメンひばり3号店

が正解である模様。


ただし、1号店や2号店がどこにあるのか
そもそも存在するのかも

ナゾ

である。



DSCPDC_0003_BURST20180802122623715_COVER


店外の掲示から

ピリ辛みそラーメン
みそラーメン
塩ラーメン
みそカレーラーメン


などがあることが伺い知れる。


入店すると券売機があると促される。


DSC_6779


ちなみに上の写真では見切れているが
券売機の上には

美空ひばり

のCDが。



・・・・あぁ、店名、そういうことね。
Σ(´∀`;)
(バレバレだけどww)


筆頭メニューの

ピリ辛味噌ラーメン

が900円とやや高く感じてしまうが
おそらくベーシックメニューと思われる

塩ラーメン

が700円であることを考えれば
実はそれほど割高ではない。


券売機などで一番最初に目につくのは
どうしても左上の盤面なので
ここはオススメを譲ってでも
最安値メニューから並べるべきではないかと
小生は思っている。


価格順に並べておいて
『オススメはこれ』
POPで示したり
盤面を目立つようにしたりと
したほうがよいのではなかろうか。


ぱっと見

『高っ!!Σ(゜∀゜;ノ)ノ』

と思ってしまうのである。


とりあえずその
ピリ辛味噌ラーメン
の券を購入。


それから細かいことではあるが

味噌ラーメン

なのか

みそラーメン

なのか
表記は統一した方がよい。

このあたりがアイマイだと
店主のラーメンにかける情熱
イマイチなのではないかと
あらぬ詮索を受けかねない。


ヒトが気にならないような
細かいことが気になる

A型気質

にはとても気になってしまうのであった。


店内は以前の

台湾屋台麺線

のレイアウトそのままかと思いきや
以前の店舗では店員が入っていた
カウンターの内側まで客席
になっている。

ピリ辛みそラひばり3号店 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA



これで合計8席ぐらいにはなるのであろうか。


カウンターには知人なのであろうか
しじみ庵
さんからの開店祝いの花が。


DSC_6778




さて、来ましたよ!


DSC_6774



プラスチック製の逆さ富士型の
底が深いドンブリ。

ゆえに口径がすぼまっているので
量が少なく見えてしまう罠。


オレンジ色のスープの上に
白髪ネギがつんもりと。


その下の野菜は
炒められた
キャベツ・もやし・タマネギ
などである模様。


運ばれた来た祭に
「途中でこの山椒をかけてみてください」
と案内される。


DSC_6777


では、いただいてみましょう。

スープをひとくち。


DSC_6775


ほほぅ!!


辛味はよくわからないが
(※註:個人の感想ですww)

濃厚にして甘めの味噌味。


この甘みはタマネギ由来でもあるだろうが
酒粕のような濃密な甘み。


そう。

鹿児島ではあまり見かけない
甘めの味付けではあるが

札幌ラーメンを彷彿とさせる

そんな味わいのスープ。



ほうほう。


麺も同じく札幌風の
黄色いタマゴ麺。


そうかぁ、札幌ラーメンを標榜してるわけやね。

それにしてはそのような掲示もないが。



食べ進めるとけっこう塩分濃度が高く
パンピーな方々であれば
白飯が欲しくなる
であろうところ。

小生は頼まないがな。
(*´・ω・)


麺をさらえてしまったところで
先ほど山椒を勧められたことを
ようやく思い出す。
Σ(´∀`;)


残ったスープに。


DSC_6776


パラッと入れたつもりが
山椒粉の振出し口が大きく

ドバッ

と出てしまう。


しかし、スープに混ぜて飲んでみても
正直なところあまりピンとこなかった。


それほどスープが濃いということであろうか。



ごちそうさまでした。


以前はこの周辺は
コインパーキングも少なかったのであるが
今回訪れてみると
店の前やウラ手に多くの駐車場が。

そういう意味ではクルマでの訪問
ずいぶんとハードルが下がったようである。


濃いゴイとした札幌風ラーメン。


お試しあれ。