昨今の

マクラネタ切れをマクラネタにするほどの
マクラネタ困窮度合

を見かねて
友人がネタを送ってくれました。

(*´ω`*)

#MASA !ありがとー!!



そのネタはというと、
以前(いつの話だ)ネタにした

トラック右側面の文字の【進行方向書き】

に関するモノ。



YUZU!麺匠 樹凜で柚子鶏塩ラーメン<仮称>(2016/10/21)





どうやらその

進行方向書きの雄

めいらくスジャータ

進行方向書きをやめるらしい。


suja-ta



ターャジス

発音不明瞭な文字を表記し
世間にインパクトを与え続けた同社が

ついに世間の風圧に負け

進行方向書き
を止めるということは

進行方向書き業界

に大規模なインパクトを与える
由々しき問題である。
(。-`ω-)



そんなオトシドコロを見失った
マクラネタはさておき。

(゜Д゜;≡;゜Д゜)
オチハドコ??






今回はボランティアじゃなくて
ちゃんとシゴトしてました
土曜日ww


前夜少々飲み会があり
与次郎ヶ浜のサンロイヤルホテルまで
上荒田から往復徒歩
で通ってみた。


今週は一週間
少々ハードな一週間
だったため
疲れがたまっていて
飲み会から帰ったらそのまま

バタンキュー
_(┐「ε:)_



朝もどうにも寝覚めが悪く
いつまでもエンジンがかからない。

とりあえず朝一に散髪に行って
髪だけでもサッパリしたところで
ようやく出勤。


お昼もなんだか
食欲がイマイチ。


こんな時はソバがいいのよね~
(*´ω`*)



おお、そうだ。


以前から気にはなっていたが
場所がビミョーに遠く
平日のランチタイムでは
なかなか訪れにくい店。


DSC_7093

DSC_7092


地鶏炭焼き 一(HAJIME)


場所は、鹿児島市民ならば聞けばイッパツでわかる

西郷洞窟前。




DSC_7094




ほら。


DSC_7095


西郷洞窟とは
西郷隆盛が西南の役の際に
最後まで立てこもっていたという
鹿児島市の城山に位置する
シラスの崖に掘られた洞窟である。

今でも有名な史跡として
観光客が途絶えることはない。



ちなみに隣接するのは

長寿泉

なる天然温泉。


小生は行ったことがないのであるが
なかなかによい湯であるという。



この

地鶏炭焼き 一(HAJIME)

の建物であるが
相当に古く
小生が幼少のみぎりにも存在していたので
どう考えても
半世紀以上の年月を経た建物
であると思われる。


詳しくはわからないが
小生が幼少のみぎりに
何度も親に連れられて訪問し
食事をした覚えがあるのである。

その時食したのが
子供でも食べられるハンバーグ
などのものであったのか
それとも違うものであったのかも
全く覚えていないのであるが
夜の不気味な暗闇の中
この建物に当てられた緑色のライトの中
入店したことは鮮明に覚えている。

しかも、一度や二度ではなくけっこう
頻繁に訪れていたような
気がするのであるが
今となっては定かではない。


情報をお持ちの方、
ぜひ提供よろしくお願いいたします。
(●´_ _)ペコ



さて、この建物自体
ここ最近は長らく貸し物件となり
ずっと借主を探していたように思うが
今年の初めごろからなのか
この店が入居しているらしい。


聞くところによる
この店のオーナー本人
息子さんが帰ってきたことを機に
再度お店として再興したとも聞いている。

伝聞ですが。
Σ(´∀`;)


さて、歴史ある立派な店構えであるが
事前に得ていた情報によると
ランチタイムにはそば
リーズナブルに食せる
というではないか。


確かに、店外のノボリには

黒豚そば750円

などと書かれている。


では、入店してみましょう。


DSC_7096


入り口の階段を上る。

地鶏炭火焼き一(HAJIME) #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA



ホントに西郷洞窟真ん前である。


入店!!!


地鶏炭火焼き一(HAJIME) #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA




すると、オドロキのギミックが!!!!


DSC_7080



お客様へ

御来店の際は太鼓
叩いて御知らせください

店主敬白



未だかつて
入店を太鼓で知らせる店があったであろうか

いや、ない。
(・`ω´・。)


反語法



小生一人の入店であるが
オソルオソル
太鼓を鳴らしてみる。


下に置かれたバチを取り
太鼓を


ドンッ!!


意外と低く響き渡る太鼓の音。


すると、奥の方から

「はーい!少々お待ちくださ~い!」

と声がかかり
若い男性が登場。


段を上がり奥の方へ通される。


地鶏炭火焼き一(HAJIME) #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA



太い原木の柱。

反りかえった梁。

各所に飾られる
西郷隆盛&幕末関連の掲示物。


右手奥のフロアへ通される。

カウンターへ。


この時点では小生の貸切状態であったが
だんだんと客が入ってくる。

観光地なので
ちょうどお昼時を迎えた観光客が
ノボリを見つけて入ってくるのであろうが
まず見た目が圧倒する重厚感なので
少々ためらって入店を躊躇するのではなかろうか。

たとえ

黒豚そば750円

のノボリがあったとしても。



さて、カウンターに座ってまわりを見渡しても
何とも言えぬ重厚感。

地鶏炭火焼一(HAJIME) #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA



壁に貼られた錦絵なども
ほとんどが西南戦争がらみ。


DSC_7090

DSC_7091


あとはナゼか相撲関連。


炭火焼きの店を標榜しているので
小上がりの座敷の上には
換気のためのフードが。


さてメニューを。


DSC_7082

DSC_7081

DSC_7083


実は日本酒の品揃えも豊富なようで
目の前の冷蔵庫には
垂涎たる日本酒の数々。
(*´﹃`*)


DSC_7084


場所がらクルマを置いてくるのは難しいかも知れないが
日本酒を嗜む
という手もあるようである。


さて、事前の情報で狙っていた

地どりそば

をオーダ。


ホントにいいのか、この店構えで
750円。


運ばれてきたお茶やオシボリも
本格的。


DSC_7085


フツーサイズのタオルのオシボリがありがたい。

特に盛夏の季節は貴重であったろうな。


運ばれてきた漬け物も
本格的なぬか漬け。


DSC_7089


フレッシュさとぬかの風味の
コンビネーションがまたよろしい。


などと嗜んでいるうちに

そば登場。


DSC_7086



事前に知識は得ていたのでオドロかなかったが
一般的に

地どりそば

というと

親鳥の歯ごたえ十分な
炭火焼きの肉の載ったそば

を想像すると思うが
こちらの

地どりそば

つみれなのである!!!



確かに、地どりの炭火焼きだと
お年寄りには噛もうにも噛めず

ただしゃぶるだけの品

になりかねない。

しかし、つみれにすることで
地どりの深い味わいを余すことなく堪能しながら
楽々に食すことができる
ほどよい折衷案
になっているのであった。


なるほどー
( ・∇・)



では、いただきましょう。


ダシを一口。


DSC_7087


そばは鹿児島の田舎そばではなく
あえての二八そば系か。


鹿児島の田舎そばといえば
つなぎに自然薯を使った

ぶわぶわ

の食感を持った柔目のそばであるが
こちらは細麺にしてキリッとした
一般的な『そば』である。


しかし、それがゆえに
少々熱ダレに弱く
アツアツのスープの中ではやわやわになっていた。

これが鹿児島田舎そばだと
そもそも箸ですくうことも困難であるため

ゾゾゾ

とダシとともにすすり込むという手が使えるが
このような細麺のそばだと
箸ですくっていくしかない。


しかし、やわ目とはいえ
ちゃんとそばの風味を保ち
最後までおいしくいただくことができた。


そうそう、忘れていたが
ダシの方はいたって鹿児島風。

やんわりと柔らかな甘めの醤油仕立て。

カツオやコンブ、干しシイタケなど
重層的に重なるウマい仕立て。


あー。沁みるわ~(*´ω`*)


鹿児島県人にとってはソウルフード的な味わい。
そして、県外からの来客には
鹿児島の食文化、特に『甘さ』
ダシの文化に触れてもらうよい機会。

そして、
このロケーション、
この舞台装置。



ここを活かさずしてどうする?

的な貴重な場所であると感じた。



今度から知人が鹿児島に訪れて
観光ガイドをする場合には
昼食をここで摂ることを第一義に考えていきたいと思う。


インパクトあるし。
(*´・ω・)



ということで、ごちそうさまでした。


DSC_7088



もちろん地どりそば、黒豚そばなどだけでなく
本来の地鶏炭火焼きも
十分に堪能できると思われるので
そちらもオススメする次第。



是非お試しあれ。



太鼓叩くだけでも十分にインパクト大wwww