これまで
某イベントに関する発言
極力避けてきた。

真摯にこのイベントに取り組む
各ご店主の姿勢

に対し
主催者側の

そもそも
ナニを決めているのか
わからない
採点方式


票操作をしていると疑われても
弁明できそうにない
透明性を欠いた
納得のいかない
順位付け


テレビウケするドラマ性に走って
特定の店
に偏った報道姿勢


など
賛同いたしかねる点があまりに多く
また実情について
耳打ちしてくれる事情通の方も多く
ハッキリ言って関わり合いたくない
と思っていた。


それも今年で最後と聞いていたが
その最後の最後に

 COVID-19禍 

により中止に追い込まれた。


しかし、主催者側の対応は
いかにもマズい。

中止の判断が開催前日の昼前とか。


ラーメンの仕込みというもの
今回のような大規模なイベントの場合はなおさら
一朝一夕ではできるものではなく
1ヶ月2ヶ月前から
スープの仕込みや具材の準備など
計画的に進めてきたと思われるので
たとえ前日の中止判断でも
3日前の判断であったとしても
経済的損失や材料のロスについては
あまり大差がなかった

かも知れない。


まぁ、スープに関しては
時短の裏ワザ
があるので
店によってはそこまで影響はなかった
かもしれない。


しかし、各店舗では
すでにすべての仕込みを済ませ
会場への搬入も完了した段階での
中止の告知

であったという。


あまりに理不尽ではないか。


それよりも何よりも
その準備にかかった
今回のイベントのためだけに
仕込んだすべてのものが
水泡に帰した

のである。


単純に考えてみて欲しい。

今回のイベントに出す
一杯のラーメンの原価を。



一般論でいえば、フツーのラーメン店では
ラーメンの原価は平均
30%から35%程度
であると言われている。

また、イベントに対する
参加フィー
というものも主催者に払っているのだ。

主催者側から勝手に選ばれて
出店してやっているのに!!



しかし、今回の
参加店のメニューを見てもわかるとおり
どこの店もガチで

原価無視で豪勢な具材を盛っている

と思われる。


小生が

【チャーシュー王決定戦】


charsyuu
(松戸にある「そい家」という店らしいww)



と揶揄するのもむべなるカナで
どう見ても
採算ラインの原価率を
はるかに超えている

ように見える。


異常なまでの肉の盛り
尋常ではないカスタムメイドなトッピング
凝りにこりまくった演出


などなど。


もちろんこれらは
出店するお店にとって
いいアピール材料
出店することが販促広告費

であると捉えれば
長期的に見ればペイするものかも知れない。


実際、ここで注目を集めたお店の中には
新しく支店を出したり
カップラーメンが発売されたり
突然人気店として行列のできる店になったり

という
新しいステージに上った店
も多い。


県内に数多あるラーメン屋の代表として
晴れの舞台
に立つことができるのだ。

お店としては
多少無理をしても
イベントを盛り上げようと
頑張らざるを得ない。


だがしかし、
イベント初期の頃には
熱心に出店していたが
その後愛想を尽かしたのか
関わりを断った店も一つや二つではない。




 冷静にそろばんを弾いてみて欲しい。 


今回のイベントでは
前売りはラーメン1杯700円と聞いている。

それに対し、原価率
もしかするとPR費込みだとお店が判断して
80%
だったとしよう。


一般的には考えられない原価率だが
イベントを盛り上げるために
はたまた
本気で勝ちに行くために
無理に無理を押して
最低限赤字にならない程度で
ガンバリに頑張って付けた原価だとしよう。


これはムリな仮定ではない。

フツーのお店で、
700円であれらの
豪華なトッピングのラーメン

食せるであろうか?


今回のイベントで
ガチに勝ちに行っている店
10,000杯分のラーメンを
準備している

と聞いた。


電卓ぱちぱち。

700 × 80% × 10,000 = 5,600,000






ごひゃくろくじゅうまんえん!!!!


∑( ̄口 ̄;)!



尋常ではない数字である。


しかも、参加しているお店は
個人経営のお店も多い。

先ほどの数字は
小生の勝手な仮定の上に成り立つ
机上の空論であるが
もし仮にその半分の数字であったとしても


にひゃくきゅうじゅうまんえん!!

なのである。


個人経営のお店にとっては
いったい何ヶ月分の原価であろうか??


そして、その原価は
すでにすべて仕込まれて
逃げようにも逃げられない状態にあるのである。




しかしである。


聞くところによると
主催者側からの保証や補償は
今のところ表明されていない
というではないか。




これ、ハッキリ言って

 店にタヒね 

と言っているに等しい。


今回のイベントの参加のために
融資を受けた店もあるだろう。

自己資金でまかなえた店もあるだろう。


しかし、どの店も等しく

収入ゼロ

なのである。




・・・・恐ろしいことだ。


このことに対し、主催者から
一切の補償がないとは・・・・



それに対し、現場の動きは速かった。

同業・異業の
本来ならばライバル店であろう各店が

「うちも食材買い取ります」

「冷蔵・冷凍機器貸し出せます」

「なにかお手伝いできることはないですか」

・・・・などなど。


やさしい世界。
(ノ∀`)


鹿児島のお店は
鹿児島の食材に対する
思い入れ・プライドが高く


それらの食材が

無駄に廃棄されることに対する嫌悪感

も強いのかも知れない。


また、これが自分の店に降りかかった
 災厄 
であったと考えるならば
とても黙って看過することはできない
事態であろう。


当然、今回のことは
誰の責任でもなく
誰が背負うこともできない
 災厄 
ではあるのだが
今後主催者側の対応については

訴訟も辞さない

動きがあるかも知れない。



とにかく、対応がマズい。

ドコゾの内閣のように
結論を先送りにした

なぁなぁなで
後手後手に回っている姿勢


が見られることが残念である。


誰か、最後まで
強硬に開催を主張したヤカラ
でもいるんじゃないのかなぁ?
(゜.゜)


いずれにせよ、
鹿児島ラーメン界
鹿児島飲食店業界
鹿児島のお店を応援したいお客さん

の自助・相互努力によって
なんとか切り抜けていかなければならない
由々しき問題である。


とにかく、
参加店の負担を少しでも軽く!

参加店の収入増へ
少しでも貢献を!


ムリなら、少しでも
各お店への気持ちだけでも
向けてほしいものである。


そんな珍しく殊勝な

鹿児島ラーメン告知板

管理者の一人のお願いはさておき。




土曜日のお昼。

久しぶりにナニもない土曜日のため
晩メシの支度でもしようかと。


午前中は
このたび鹿児島を離れ一人暮らしをする予定
長男氏のケータイの契約をMNPで変更するために
ドコモショップで時間を取られてしまった。

とはいえ長男氏
いちおうは国立大学も受験するのであるが。
(*´・ω・)


鹿児島市街地から
伊集院方面チェスト館
へ食材の買い出しにいこうとクルマを走らせ
途中寄った店。


 中華料理くにひろ 

DSC_4308




武岡団地に位置する
中華の名店である。


駐車場は店の前に6台
向かって左手の屋敷の前に8台。

DSC_4309


この店への訪問は初回ではない。

残念ながら当日記には記載がないようだが
ずいぶんと昔
お店がリニューアルするはるか以前に
2回ほど訪れたことがあると思う。

しかし、こちらの店の味については
とても馴染みがある。

ヨメ氏の実家がここの至近でもあり
なにかコトあるごとに
こちらの店の仕出しをお願いし
ヨメ氏姉妹4人の家族を含め
10数名で
10品ぐらいお願いしているので
すっかり馴染みである。

入口入ってすぐのカウンターへ。

中華料理くにひろ - Spherical Image - RICOH THETA



しかし、
お店での実食経験が少なく
よって麺メニューの経験が浅いので
ほぼ初襲と言っていい状態。


通常であれば
麺喰道のオシエに従い

『初襲の店では筆頭メニュー』

を実践して

DSC_4302


ラーメン

を頼むべきところではあろうが
今回は

なんかあんかけ焼きそば食いてぇ~

お導き(デンパww)があったので

DSC_4303

海老あんかけ焼きそば(塩味)

をお願いしてみた。


事前に運ばれてくる
ダイコンの漬け物

DSC_4304


が鹿児島チック。

ちょっと酸味を感じる
醤油漬けかな?
( ・∇・)


などなど思っているうちに。

来ました!!


DSC_4305


ばばぁ~ん!!


ちょっと少なめに見えるかも知れないが
エビがプリプリとして大きいため
全体として少なめに
見えているのではなかろうか。


さてさて。

ではいただきます。


ひとくち目。


DSC_4306


しゃくり。


((・ω・))モグモグ



なんだ、この麺は?


一般的な中華の焼きそばでは
一度茹で上げた中華麺を
中華鍋の鍋肌に押しつけて
部分的に焦げたカリカリ感
焦げていない部分のモチモチ感
二律背反的食感
を堪能できるところである。

しかし。

こちらの麺。

茹で上げた麺を揚げたのであろうか。


パフパフとした
なんとも形容しがたい食感に
昇華されているのであった。


パリパリでも
しんなりでもなく

パフパフした麺。


面白いな!!
(・∀・)


このパフパフ
徐々に塩ダレが染みていくのであるが
その塩ダレの塩梅も絶品。


エビ主体の旨み
ながら
その他にも強くウマ味を感じる
中華っぽい仕立てではあるものの
とても上品にまとめ上げられている。


まぁ、このあたりは
中華マジック
の要素もあるので否定はしないが
かなり強く後々まで持ち越す
ウマ味のエキスポランド。
(行ったことないけどwwww)


ごちそうさまでした。


DSC_4307


お会計はPayPayでww


他のメニューも多いので
ぜひ試してみたい所存。