身近に見かけたり聞くことの多い屋号

カネ だの ヤマ だの
マル だの ヒシ だの

といった名前がつくものが多いと
思ったことはないだろうか?




yago

それは「ヤゴ」な。
(*´・ω・)σ




カネは差し金・指矩のことで
L字型の金属でできており
直角を測ったり長さを測ったりに使われる。

鹿児島で有名どころでは
味噌醤油の
【カネヨ(横山醸造)】
【サクラカネヨ(吉村醸造)】

など。



屋号、家号(やごう)とは、
一門・一家の特徴を基に
家に付けられる称号のことである。
日本、ヨーロッパにおいて使用されている例がある。
日本の場合、
家紋のように
屋号を記号化・紋章化した屋号紋を指すこともある。
また、前述の本来の屋号から派生して
企業や店の名称などを屋号と呼ぶ場合もある。

[Wikipedia 2020/07/30 "屋号"項 一部抜粋]



さらに。


また、記号と文字を組み合わせた紋章(印)を
そのまま屋号とするものもある。
多くは記号1つと文字1つの組み合わせで使用される。
現在では
倉庫業、味噌・醤油製造業の会社
多く見られる屋号である。
セリ仲買人の屋号にも多く使用される。

「丸(○)+文字」
形式の例には、丸井、丸大食品、マルハ、旧丸金醤油、丸万(丸萬)など。

「カネ(┐:金、曲、兼)+文字」
形式の例には、
金森倉庫、カネミ倉庫、かねさ、旧かねてつ、カネホン(本)など。

「山+文字」
形式の例には、
ヤマキ、ヤマサ、旧山一證券など。

その他の例には
キッコーマン(亀甲萬)やフンドーキン(分銅金)、
にんべん(人偏)、ヒゲタ醤油(口髭に田の字)

などがある。

[WIkipedia 続き 抜粋]



さらにさらに。

江戸時代の士農工商制度で
苗字を名乗れなかった武士以外の民
苗字を付ける際にこの屋号が先にあったため
それを元に苗字を付けた場合も多いということである。

詳しくは先のWikipwdiaをご参照あれ。


いやぁ、世の中にはイロイロと
知らないことがあふれていて面白いなぁ。


そんな
思いつきだけで済ませるマクラはさておき。





  魚 界  


なのである。
(*´・ω・)


新店、
魚界ラーメン
クラフトマン。


今回、
craft・・・・
と入力しようとしたら
先読み候補としてATOKが

 craftsman 

と表示してきて、
「あ。craft man じゃないんだ!」
と気づかされた。


そんな小生の英語力のなさはどーでもよい。
(crafts=工芸品)
(man=ヒト)



直訳すると

 職人 

ということか。
 (* ̄ー ̄)

そっちに食い付くのかww



いや、わざわざ

【魚界】

と名乗るラーメン屋が現れましたよ。

下荒田に。




みずほ通り沿い
鹿児島徳州会病院と電車通りの
中間地点ぐらいに。

ここは直前は
キッチンカーが停まっていて
ハンバーガーを出していたり
野菜の露地販売をしていたり
その前は駐車場だったりと
今ひとつパッとしていなかった場所。

それがいつの間にか
こんなところにラーメン屋ができようとは!


店の前を通りがかると
オープンしている時間帯には
この小さな
『OPEN』
のカンバンが店の前に掲げられている。


DSC_6160 (1)


実はこの場所は
生活路としてよく前を通る小生をしても

「あれ?どこだったっけ?」

と思うほどあっという間に通り過ぎてしまう。

このカンバンを注視されたし。


店の横のスペースには
縦列駐車で3台ほど
停められそうなスペースが。


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DSC_6158 (1)

DSC_6157


営業時間・日時は変則的。


お昼営業は
水曜日から土曜日まで
11:30から14:00


夜の営業は
火曜日から土曜日まで
17:00から21:00

まで。


オープン当初は夜のみの営業であったが
先週からお昼の営業も始めた模様。



こちらの写真は
オープン間もない
7月15日(水)の夜に
前を通りがかって写したもの。

DSC_5966


さて、入店してみると
なんと!

先客ナシ。


後客は3名ほど。


カウンターの一番奥の席へ。

魚界ラーメンクラフトマン - Spherical Image - RICOH THETA



見た目簡易なプレハブなのかと思っていたが
店内はコンクリート打ちっぱなしの
壁で覆われている。


カウンターは六席
こぢんまりとしている店内。

しかし、それぞれ一人ひとりが
コンパートメントに仕切られており
各席で完結した作り。


DSC_6151


ペーパーナプキン
魚粉ブレンド
除菌スプレー
台拭き


が各席に。


お冷やもしくは白湯は各自で

クリクラの給水器


DSC_6156 (1)


から紙コップで注いでくるスタイル。


今後迎えるであろう

ウィズコロナ

な世界を先取りした作りとなっている。


さて、メニュー。


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オモテにも掲出してあったが

塩か醤油か

の二者択一。


今回はやはり
麺喰道のオシエ
に従い

初襲の店では筆頭メニュー

を貫徹。



っつっても、二種類しかないがww

こちらを
|д゚)コッソリ
大盛りで。



ご店主と奥様であろうか、
男女2名で取り仕切る店内。

店の造りもあるのだろうが
付かず離れずの距離感がちょうどよい。


さて、待つことしばし。


来ましたよ!


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うむうむ。

端正なルックスであることよ。


ほんの少し茶濁したスープに
中太平打ち麺がたゆたう。


DSC_6153


では、いただきましょう。


スープをひとくち。

ふたくち。

みくち。



いやー、なんでかな?

こういうダシの効いたあっさりスープ
駆けつけ三杯すすってしまうな。
( ̄∇ ̄*)ゞ


【魚界】

を名乗るものの
カツオ節や煮干しといった
『サカナ』
はどちらかというと控えめ
というかほとんど感じず
『貝』や『海藻』系のウマ味
を感じたが
ホントのところはどうなのであろうか。

そんなに細かく味を分析できないww


麺は全粒粉を含んでいると思われる
『特注麺』
と書かれているので自家製ではないと思われるが
かなりプツプツと途切れやすい麺のようだ。

底の方に行くにしたがって
麺の端切れのような細かな千切れ具合で
小生など

「わぁ。鹿児島の田舎そばみたい」
\(^o^)/


と喜んで食べるクチであるが
細かいことを気にする
自称ラーメンフリークなどは
マイナスポイントとして
あげつらうかも知れないな。


具材は
低温調理の肩ロースチャーシューが2枚と
輪切り白ネギ

そして、穂先メンマがやわらかく。

上に乗ったレモンであろうか
小さな柑橘類の輪切り
ちょっぴりアクセント。

さらに、けっこう多めの
粗挽き胡椒
がピリリと味を引き締める。


かなり強めにダシ感を感じるので
含有する塩分量よりも塩っぱめに感じたが
スープに合わせて
もう少し軽めの調味にしてもよいかも知れない。

ただし、このあたりは好みで
塩分を控えると
味が薄いと騒ぐ層
もいるかも知れない。

ご店主の意のままに
ヘンな意見に惑わされることのないよう
貫いていただきたい。


ごちそうさまでした。


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最近の鹿児島の新店は
ナゼかこういう

アッサリ系

にシフトした店が多いので
プレ前期高齢者予備軍
な我々世代には願ってもいないところ。


でも、たまには
オナカ壊してもいいから

コッテリも食べたくなるんだよな~
(*´ω`*)



イロイロと選択肢が増えて
小生としては喜ばしい。


次は醤油だなww