試写会に誘われて行って参りました。


ScreenShot_20190125234038


『#グリーンブック』




まったくの予備知識なく鑑賞。



黒人への差別意識が色濃く残る
1962年のアメリカ。


黒人でありながらエリートとして育ち
しかしそれがゆえに黒人としても孤独な
天才ピアニスト『ドクター』。


ニューヨークのブロンクスに生まれ
イタリア系移民で大家族に囲まれ
貧しいながらもソレナリに幸せな
粗野で無学だが腕っ節の強い『トニー』。


『ドクター』が富裕層向けに
黒人蔑視のアメリカ南部
で演奏旅行をするため
ドライバーとして雇ったのが『トニー』。

全く折り合いの付かない二人が
旅するうちに友情を育み
最後はハッピーエンドな
アメリカン・ロードムービー。


なんとなくあらすじを聞けば

あー、なるほどねー
(´・∀・`)


と思ってしまうアリガチな展開であるが
実話なのだという。



後付けであるが
ずいぶんと『トニー』を
愛情を持って描いているなぁと思えば
脚本家の実のお父さん
のお話なのだな。



いまどきにしては珍しい
2時間15分
という長丁場であったが
楽しく笑いつつ最後はホロリと泣ける

シナリオにしてやられたり

な映画であった。


反目し合う二人の描写
は淡々としていて
大きな見せ場も盛り上がりもないのだが
最後までダレることなく一気に観させてもらった。


ネタバレになるので詳細は記述しないが
今年のアカデミー賞大本命
というのも
うなずける脚本・演技であった。


3月1日公開らしいので
気になった方はゼヒ足を運ばれたし。


こういう

『いい映画』

を観ると心が洗われるなぁ。
(´;∀;`)


そんな純粋さを失ったオトナの反省はさておき。


続きを読む