小生の洋楽遍歴はココから始まった。
a-ha
Take On Me
今聴いてもナミダが出るほど懐かしい。
1985年。
当時小生は失意の中にいた。
ナニをやってもうまく行かず
あらゆることが意に反し
とにかく絶望の淵にいたと言ってよい。
(まぁ、自業自得なんだがww)
そんな中、夜中に点けていたテレビで
MTV
Music Television
をぼんやり眺めていたとき
このビデオクリップが流れたのだ。
おそらくマイケル富岡だったか
小林克也だったか忘れたが
軽妙なVJでほんの数十秒のみ
ビデオクリップが流れていたと思うが
とにかく衝撃的だった。
他にもいろんなビデオクリップが
流れていたが
この
Take On Me
にはドギモを抜かれた。
鉛筆書きのラフスケッチを重ねたアニメーションと
実写映像とのコラボレーション。
今であればCGで
どうとでもできるであろう演出であるが
当時の技術を考えると
あまりにすごい労力。
ぜんぶ手描きだし
ぜんぶアナログ編集だし。
そして、現在まで何度も何度も
他の歌手によってカバーされているが
このオリジナルのメインボーカル
モートン・ハルケット
の透き通ったファルセットヴォイス
は誰もオリジナルを凌駕することはできない。
当時小生は
大竜町にあった
「レコードショップいずみ」
というレコード屋に入り浸っており
そこでこのCDを入手し
カセットテープにダビングして
AIWAのウォークマンもどき
のカセットプレーヤーで
すり切れるほど聴いたものである。
なぜ当時荒田の実家に住んでいた小生が
はるばる大竜町まで出かけていたかというと
これまた長い話なのだ。
簡単に説明すると
高校時代に通っていた
大竜町のレコード店の姉妹店が騎射場にあって
そちらの常連客だったのが
店を閉める際にご店主のお兄さんの店を紹介されて
大竜町まで出かけるようになったという次第。
↑
簡単やないかww
これをきっかけにMTVにハマり
他の洋楽にも手を出すようになったのである。
以後、
MTVで気になった歌手のCD
を漁るようになり
当時の(80’s~90's)洋楽CDは
けっこうな数を所有している。
これまで何度かの引っ越しで
当時のカセットテープだったり
持っていた漫画だったりは
かなり処分したり行方不明になったり
ほとんど残っていないのであるが
CDだけは数百枚フシギと残っているのであった。
まぁ、洋楽以外にも
シュミに走ったCDも多いがなww
そんな80年代の振り返りはさておき。