焼酎に関し
知ってるようで知らない
小ネタを一つ。
一般的に世間で手に入る乙類焼酎は
25度
の焼酎である。
焼酎は蒸留酒なので
アルコール同数を高めようとすれば
味や香りを度外視すれば
理論的には100%近くにまで
精製可能である。
一般的に蒸留過程で得られた焼酎は
40度前後であるが
これを割り水して
25度に調整して販売しているのである。
ところがところが。
歴史的な背景によるのか
主に宮崎・大分では
20度の焼酎
が販売されているのである。
その経緯については諸説あるようだが
戦後の混乱期に
酒を密造するヤカラが現れ
税収の上がらなくなった国が
酒税の安い
20度の焼酎
の製造を認めたから
だというのである。
それが宮崎大分に集中したのは
どうしたことか
とも思われるが
そのような経緯であったらしい。
よって宮崎大分地区では
20度と25度の焼酎が
併売されている
のであった。
考え方によっては
割り水に蔵元の仕込み水と同じ水を使うので
その水がたくさん含まれて
より地元の味に近づく
ということも考えられ
あながちデメリットばかりでもないのである。
酒税もその分安くつくしな!
(・∀・)
そんな酒税のことなんかハナっから考えていない
しょちゅ呑んごろ
(焼酎を飲むヒト)
の意見はさておき。