日々噴煙を上げ続ける桜島。
別に鹿児島県民にとっちゃ珍しいことではなく、
「あーまた噴いたかやんなっちゃうぜー(;´Д`)」
と思う程度で、
おそらくキノコ雲にもっとも耐性のある県民であると
思われるのであるが、
(そんな耐性イヤダ-(つд`))
そんな我々でも1ヶ月ほど前、
7月24日の噴火
にはけっこう驚いた。
爆発音や空振もさることながら、
火山灰がひどかった。
最近の桜島の噴火は
昭和火口という
比較的新しいマイナーな火口からの
噴火ばかりであったが、
この日は1年半ぶりに
南岳山頂火口という
言ってみれば大御所、
ご本尊、
メインストリームからの噴火であり、
「あー、南岳ならしゃーねーな・・・・」
と思わされ、実際降灰量もハンパなかった。
しかもその灰が、
大量に硫化水素の成分を含んでいたようで、
かつ灰雨となって鹿児島市を襲ったため、
被害も大きかった。
もっとも顕著に被害を受けたのは、
クルマのエンブレムであった。
最近のクルマは、
どこのメーカーもほぼ
メッキ製のエンブレム
を付けているが、
これが硫化水素水溶液に冒されてしまった。
拙宅でも、ヨメ氏のクルマが被害に遭い、
エンブレムにさながら
コンクリートのシャワーを浴びせた
ように
ベッタリと灰がこびりつき、
洗車しても落ちなくなっていた。
鹿児島市内では同様の被害が多発し、
屋外に車を展示していたディーラーなど
甚大な被害を被ったようである。
試しに歯ブラシ等でこすってみると、
確かに微々たる効果ではあるが
こそぎ落とすことができた。
しかし、エンブレム一つキレイにするにも、
歯ブラシではラチがあかず・・・・
もっとも効果的であったのは、
爪
であった。
ほどよい固さで
相手を傷つけずに灰の部分のみを
こそぎ落とす。
親指や人差し指の爪で
ガシガシにこびりついた灰を
水で流しながらこすると
確かに徐々に落ちるのだが・・・・
爪が斜めに摩耗してしまいましたとさ。
※ちゅうい※
爪でこびりついた灰を落とすのは
自己責任でお願いします
そんなアタリマエな事実はさておき。
(マクラが長い割にはオチがないぞ)