≪出演≫
平川奈美江(吹石一恵)
中薗 静江(吉田羊)
中薗 栄(徳永えり)
平川 徹(津田寛治)
中薗 惠子(市毛良枝)
有馬 眞平(西田聖志郎)
≪ストーリー≫
鹿児島の真砂商店街にある
潰れかけた家族経営の和菓子店。
潰れかけた家族経営の和菓子店。
六月燈に向けて、
ハチャメチャ家族が奏でる心温まる狂奏曲。
ハチャメチャ家族が奏でる心温まる狂奏曲。
この物語の舞台は、
大型ショッピングセンターの進出により
客足減少で赤字に苦しむ家族経営の和菓子店「とら屋」。
家族とはいえ、
父母は既に離婚。
おまけに長女は出戻りで、
次女は離婚調停中、
三女は結婚直前に婚約破棄して現在不倫中。
この5人に東京から次女を追ってきた夫が加わり、
和菓子店の再建の為に背水の陣を敷く。
そして、六月燈の夜に新作和菓子
「かるキャン」
で起死回生の大作戦に出るが、果たしてその結末は…
大型ショッピングセンターの進出により
客足減少で赤字に苦しむ家族経営の和菓子店「とら屋」。
家族とはいえ、
父母は既に離婚。
おまけに長女は出戻りで、
次女は離婚調停中、
三女は結婚直前に婚約破棄して現在不倫中。
この5人に東京から次女を追ってきた夫が加わり、
和菓子店の再建の為に背水の陣を敷く。
そして、六月燈の夜に新作和菓子
「かるキャン」
で起死回生の大作戦に出るが、果たしてその結末は…
(公式HPの内容を一部抜粋・追記)
この映画は
5月中旬に鹿児島市内各所、
真砂商店街や
実在の鴨池の菓子店「とら屋」
を中心にロケが敢行され、
知人友人
などをはじめ
たくさんの知己の方々が出演または制作に携わっており、
自ずと興味を引く内容である。
その中でも、
これまで数年にわたり
日本最古級SNS、GREEで
小生が主宰している
『鹿児島つながりオフミこみゅにてぃー(飲ん方好き)』
(通称飲ん方コミュ)
の開催場所としてご協力いただいている
南洲庵庵主
有馬敏郎氏
が、三女の不倫相手役として
スクリーンに登場しているのだ。
(写真は最新版るるぶ鹿児島 指宿 霧島 桜島’14に掲載の南州庵と有馬氏)
さて、ダラダラとご紹介してきたが、
11月9日(土)の
鹿児島・宮崎での南九州先行ロードショー
に先立ち、
一般公募の先行試写会に応募したところ
試写会 + アフターパーティー
に見事当選したため、
遠慮なく参加させていただいてきた次第である。
上映場所は
天文館シネマパラダイス。
活気の失われつつある天文館再興を賭け、
商店街が中心になって立ち上げた
シネマコンプレックスである。
開演は18時半とのこと、
会社を年に何回あるかの17時半ダッシュで飛び出し、
折から降りだした雨で
乱れて迷走するラッシュアワー
をかいくぐり、
ようようのことでたどり着きました。
会場では、スポンサーである
さくら白波
の振る舞い酒もあり、
ほろ酔い気分で館内へ。
試写会ゆえ
広告もなしにいきなり始まる。
そのため、どっぷりと世界に没入することができた。
内容についてはネタバレの恐れがあるので
あえて書かないが、
長女役の吉田羊さん、
三女役の徳永えりさんの
鹿児島弁
(からいも標準語)
のイントネーションが素晴らしく、
ジモティである我々が聞いても
まったく違和感のないレベルであった。
次女役の吹石一恵さんは
幼少期に鹿児島を離れたという設定のため
一切鹿児島弁はしゃべらないのだが、
親父役にして今回の企画者、
鹿児島出身の
西田聖志郎さん
の方言指導のたまものか、
他の出演者はほぼ皆
よかイントネーションで
台詞を回していた。
(町内会長役の井上順さんは、まぁ、アレだ。)
三姉妹が甲突川河畔や
真砂商店街をぶらぶらと歩きながら
それぞれの思いや意見をぶつけ合うシーンでは、
あえて長回しで会話を続け、
だらだらと歩きながらも
お互いの理解や認識が深まっていく過程を
こちらも追想することができるよう
話が組み立てられており、
印象的。
「みんな長い台詞を覚えイントネーションを覚えて
大変だっただろうな」
などとイラぬ心配をしてしまった。
(´-ω-`;)ゞ
鹿児島市内でロケハン
を敢行したため、
随所に見知った風景、光景が映し出され、
より一層親しみもわくというもの。
地元であるがゆえに、
「そこからそこへは歩いて行けんやろ~」
とか、
「なぜそこの電停で下りる?」
とか、
細かいツッコミ
もまた良いのではなかろうか。
なんとも複雑な事情を抱えたそれぞれの家族の、
何気ない日常。
一見バラバラだが
一つの目標に向かって進むうちに
お互いの理解が深まり
最後はホロッとさせる
家族愛に満ちた
協奏曲。
泣けます。
あ、そうそう。
鑑賞後には、
アフターパーティー
が設定されており、
希望して当選した方々とともに
地元からの出演者やスタッフ、
スポンサーの薩摩酒造さん、
KTSさんなどが参加され、
立食形式で楽しませていただいた。
西田聖志郎さんとも親しく会話させていただき、
映画の裏話や苦労などについて
お話を聞くことができ、
より一層映画に親近感を持てた次第である。
これは鹿児島人として、
見なきゃならんでしょう。
(* ̄ー ̄)
人間関係がややフクザツ
であるため、
事前に各役どころの背景を
軽く予習していくことをオススメします。
あ、もちろん小生も、
一般公開後には
お金を払って
鑑賞するつもりです。
Σ(´∀`;)
オススメいたします。
( *`ω´)キリッ
そんな感想はさておき。
(えっ、まだ続くの?)