小生が
IT
(いんちきてくにしゃん)
業界の
SE
(すけべえんたーてぃなー)
であることは周知の事実であるが
(知らんがな(*´・ω・))
同業諸氏は
顧客に手順書を作成して説明したり
画面を見せながら説明したりという
機会は多いのではないか。
(あるある~!(=゚ω゚)ノ)
そんなとき、
PrintScreenを押して
画面のハードコピーを取り
Excelに貼り付けて
画像をトリミングのうえ
コメントを付けて
紙芝居を作る
という地道な作業をしているのではないだろうか。
(あるあるある~!(=゚ω゚)ノ)
納品資料ではなく、
単なる簡単な説明資料なのに
いちいちPrintScreenキーを押して
貼り付けてといった単純作業に
辟易としていないだろうか。
(あるあるあるある~!(=゚ω゚)ノ)
そんな時には
『PSR』
ですよ。
(* ̄ー ̄)
『PSR』
とは、Windows 7以降に標準装備されている正式名称
『問題ステップ記録ツール』
(Problem Steps Recorder)
のことである。
通常の使い方は、
たとえばサポートセンターの担当者が
ワケのわからん操作をして自分がどこにいるのか
そこまでなにをしてそうなったのか
どうしてそうなったのか
皆目見当のつかない迷える子羊
(通称ITオンチ)
から
「なんかよくわかんないんですが
こんなんなっちゃったんですけど(´-ω-`;)ゞ」
という
解決の糸口すらつかめない電話を受けたときなどに
「あー、んじゃ以下のように
ツールを操作してから、
そのわけわかんなくなった操作を
再現してください(;´Д`)」
といってこのツールを起動させ、
それ以降の操作の手順を
もれなく記録させるために使ったりするのもの
である。
このようなツールであるためたとえば
画面のぜんぜん関係のない場所をクリックしたり
意図せずEnterを叩いたり
といった操作の過程なども
もれなくつぶさに一部始終記録する
という弱点はあるのだが、
その時の画面のハードコピーと
クリックなど操作した箇所
操作したその手順など
がすべて記録される。
つまり、この弱点を踏まえた上で使用すれば、
操作する手順を
いちいち記録する手間が省け
それを残すことができるため
ごくごく簡単な手順説明資料
などを作成するときにも活用できる。
もちろん画面ごとにコメントも記入することも可能だ。
口で説明したり
文字に起こしたりすると煩雑な操作も、
ここをこの順番にクリックして次にこの操作をする
といった画像で示すことができれば
説明もカンタンである。
ではモノは試し、実際に使用してみましょう。
「Windows」キーと「R」キーを押し、
「ファイル名を指定して実行」
画面から、psrと入力して起動する。
この小さな画面の右端の『▼』ボタンを押し、
『設定』を選択する。
『出力場所』は、右側の『参照』ボタンを押して
任意のフォルダを選択する。
画面の取込は有効のまま、
保存する最新の取込画面数に
50とか100とかを指定する。
これは、OSによって上限が異なったいたように思うので、
テキトーな数字を入れて
怒られたらその数に従っていただきたい。
ちなみにデフォルトの25画面だと、
知らん間にあっというまに
25画面ぐらい撮られてしまい
そのうち最新の25枚しか保存されないので
最大数を指定しておくことをオススメする。
この設定を『OK』で閉じて、
『記録の開始』
を押せば、以降の操作がすべて記録されるという
シロモノである。
必要な画面のみ取得したいといった場合には、
『記録の一時停止』
ボタンを押しておき、必要なところで再開すれば
ムダな画面がとられることもなかろう。
最後は
『記録の停止』
を押せば、ファイルに吐き出される。
ちなみにそのファイルは、
ZIP形式で圧縮されたフォルダの中に
"Problem_2016xxxx_xxxx.mht"
といったあまり見かけないファイル形式で保存される。
このmht形式とは、
Internet Explorer(IE)で表示することのできる
MIME形式を利用したWebページで、
1ファイルの中にHTMLデータや画像データを格納できる。
ということで、保存されたものは
IEにて開いて確認するのだ。
ちなみに内蔵されている画像は
png形式のため、IEの右クリックで保存して
流用することも可能だ。
この画像で、クリックした場所は赤丸で、
触ったボタンなどは緑枠で囲まれ
記録される。
使い方次第では利用価値が高いので、
ぜひ試してみることをオススメする。
そんなあたかもシステムエンジニアで
あるかのようなTipsはさておき。