ねぇ?チョークって知ってる?
クルマの。
(*´・ω・)
・・・・いや、それは
黒板に書くチョーク
だ。
クルマ、もしくは
ガソリンエンジンに於けるチョーク
とは。
チョーク弁(チョークべん、英: Choke valve)は、
ガソリンエンジンと
それらをベースとしたエンジンにおいて
燃焼させる混合気の空燃比を
一時的に高めるように調節する装置
のことである。
単に「チョーク」とも呼ばれる。
吸気中の燃料の比率を高める
ことで、
エンジンの始動、
特に冷間始動を容易にする。
<後略>
[Wikipedia ”チョーク弁”項 2019/11/30 採取]
内燃機関に於ける燃料噴射装置は
かつては
キャブレター
と呼ばれる装置で行われていた。
これは、いわゆる
霧吹き
であって、
空気を吸い込もうとするエンジンの
吸気
によって空気の流れができ
それによってガソリンを
霧吹きでエンジン内に吹き込ませる
役目を負っている。
しかし、寒いときなどは
ガソリンが気化しにくくなり
結果として
エンジンの起動が難しくなる
のであった。
これを解消するために、
エンジンの起動時だけ
ガソリンを濃くする
ことでエンジンの起動をしやすくする
それがチョークの役目である。
現代のクルマにおいてはそもそも
キャブレターではなく
Electoric Fuel Injection
(EFI:電子燃料噴射装置)
に置き換わっており
電子制御されているので
チョークなどは無用のモノである。
クルマは2000年ごろ
ほとんどがEFIに置き換わっていたが
バイクは置き換わりが遅れて
ホンダでいえば2007年頃
EFIへの置き換えが完了したと思っている。
小生が東京単身赴任中に購入した
VTR
(小生が購入したのはこれのシャイニングイエロー)
が
最後のキャブレータ世代
だったと記憶しているからな。
このチョークの使い方は
通常の状態ではエンジンがかからない
冷間期などに
チョークレバーを目一杯引いて
(バイクの場合も同じ)
エンジンをかけ
ただし燃料が濃いので
アイドリング回転が高くなっており
エンジンが温まるに従って
徐々にチョークレバーを戻していき
アイドリングを通常に戻す
という操作を行うのである。
ただし、エンジンがかからないのに
チョークを目一杯開いたままにしていると
ガソリンが気化しないまま
シリンダーに送り込まれ
プラグが濡れてしまって
さらにエンジンがかからなくなる
(「カブる」と称す)
状態になるので
加減が難しかった。
イマドキはそれらがすべて
自動で電子制御の元で
行われるので
チョーク
を知る世代も少なくなってしまったな。
(゚ーÅ)
そんな昭和チックな話題はさておき。