先日通りがかった際に
気になる店があった。

本場中国の味!
手延ばし麺実演!
(鹿児島初)


TVでは手延ばし麺を作るところを
見たことはあるが、
実物を見たことはなかった。
ひょっとしたらどこかの
中華街で見たかも知れないが、
そこでは日常の風景で
特に注意して見たことは
なかったように思う。
月曜定休日とのことだったので、
今日訪れてみた。
これらの情報、先日、
わずか10秒程度
信号待ちの間に見た情報である。
「麺」への執着の度合いが
分かろうというものである。

(blogのネタ探しも大変である)

鹿児島中央駅横、
一番街「イッド」
(表記不明)
はずれにある

大連飯荘

さっそく大連ラーメン
を注文する。
他に客がおらず、
ちょっとビビりながらの
入店であったが、
すぐに別の客が入ってきて
ホッとした。
(小心者である)
店内には
日本では
嗅いだことのないような
形容しがたい臭いが
漂っている。
さすがは本場物である。
注文してから、
店員はおもむろに
鍋を火にかける。
日本的なラーメン屋であれば
昼食時ともなれば
大鍋に湯をシャンシャン沸かし、
臨戦態勢にて
客を迎え撃つところだが、
いかにも大陸的おおらかさ
である。
それから取り出したる
のモト、
大きな団子をこね始める。
果たして昼食時間内に戻れるのか?
一抹の不安が脳裏をよぎる。
なにやら一所懸命捏ね、
しばらく経つと
ドン!ドン!
音が響いてきた。
見ると、
おぉ、麺を
ビヨ?????ン
と延ばし、
それをまな板に打ちつけ、
二つに折ってはまた延ばしている。
10数回も繰り返しただろうか。
その麺状になった部分を
包丁でばっさと切り取ると、
無造作に鍋に放り込む。
実演はあっけなく終わってしまった。

さて、2分ほども茹でたであろうか?
「え、もういいの?」
と思うほどの短時間で
麺は茹であがったようである。
さすがは生麺
ヒシャクでスープを
丼に入れると、
できあがりである。

見た目は
具に青梗菜、焼豚が乗っただけの
実にあっさりとしたものである
出されてスープを一口すすっていると、
「オキャクサン、コレイレタホウガオイシイヨ」
と、粉砕唐辛子の入れ物を
差し出された。
油が染みているところを見ると、
どうやらラー油を取ったあとの
唐辛子のようである。
確かにこれを入れてピリッ
味が締まった。
とはいっても、
見た目よりも
よりいっそう素朴な
スープの味で、
鶏ガラと豚骨だろうが、
それ以外の味がしない。
化学調味料など
無縁の世界である。

店の雰囲気といい、
途中から入ってきた
中国人の客と従業員の
中国語での会話
といい、
どこか中国の片田舎の
安食堂にまぎれ込んだ
観光客のような錯覚を覚えた。

量少なめであるが、
異国情緒を味わえる
所場代として考えると、
650円はまぁまぁの
値段であろうか。

笑顔