昨日に引き続き、同僚と昼食に出る。

「どこ行く?」
「ネタが尽きましたねぇ。」

冒険心がむくむくと頭をもたげてくる。
こんな時に取り出すのは
「鹿児島ラーメン図鑑(仮称:正式名称は忘却)

「開いたページの店に行ってみるべ。」

…鹿児島駅周辺。
…天文館周辺。

簡単に行けないではないか!
昼休み中に帰ってこれない。

再度挑戦。
しかし、開いたページに関係なく
最近改装していたラーメン屋があったのを思い出す。

「そう言えば、最近できた店があったな。」
と言いつつページをみると、改装前のその店が
開かれていた。なんたる奇遇。

走るこれは行かねば。走る

下荒田の徳州会病院斜め前
「麺や涼」

中はわからないが、外見は以前の店とは全く雰囲気が異なる。

店の裏に数台ながら駐車場があるのは
ポイント高し。

店にはいると、フツーのラーメン屋を
妙に箱だけデカくしたような、
間延びした空間

カウンターと座敷席との間が妙に開いていたり、
厨房が妙に広かったり、違和感を感じる作り。

メニュー。
「ラーメン」
「チャーシューメン」
基本的に二つしかない。
あとは餃子やメシ、おにぎりなど。
チャーシューの炊き込みご飯もあるようだ。
ラーメン(\600)とおにぎり(\50)をオーダ。

鹿児島のラーメン屋の例に漏れず、
漬け物食し放題である。
ここの漬け物はダイコン薄切り塩もみ風であった。
漬け物としては塩加減がビミョー
醤油をかけるべきかかけざるべきか悩むところである。
結局半分そのまま、後半は醤油をかけた。
悩むほどのことか?
野菜価格高騰の折、ここぞとばかりに
野菜摂取である。

しばし後、ラーメン登場。
見た目はごくごく普通のとんこつラーメンである。

スープを一口。
残念ながらとんこつを煮立たせてしまったようで、
臭みが出てしまっている。
見た目はかなりクリーミーなスープであるが、
すすってみると妙にアッサリしている。
ん?、ハズしたか?

と思っていると、卓上に
おろしニンニクや胡椒と共に
「ゴマ」と書かれた容器が。
開けてみるとかなり細かく挽いたすり胡麻であった。
早速3サジほどスープに投入。
胡椒も少々。

すると、先ほどのスープにくらべて
格段にスープのうま味が増す。
煮立たせてしまったのは残念だが、
素性はいいようである。
今後の研究に期待したい。

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