鹿児島のスタンダードラーメンを探せ、
今日の特集は
「和田屋」です。



そんな特集やってないって。

最近和田屋ののれんをくぐったことがなかったので、
久しぶりに思い立ち、訪問。
産業道路沿いの店舗へ。
この店は、昔は「カレーのA1」
を併設していて、その日の気分で
カレーにしたりラーメンにしたり合わせ技にしたりといった
贅沢なオーダをすることができたのだが、
A1は撤退してしまった。
鹿児島にまともなカレー屋が少なくなった所以である。

さて、久しぶりに訪れるが、
店内の様子は変わっていない模様。

席に着くと水と漬け物が運ばれてくる。
氷の入った冷水が
今乾燥機から出しました
というアツアツのコップに入れられて。
…まぁ、多くは望むまい。
メニュー筆頭にある
「しょうゆとんこつラーメン」
をオーダ。
まずは基本メニューに忠実に。

漬け物は皿に5枚ほどのダイコン。
味付けは薄く、最初から醤油がかかって提供される。
…こういう流儀なのだろう。
漬け物のお代わりができないのは減点ポイントである。
鹿児島の麺屋は、漬け物食い放題が基本である。
(例外も多いが…悲しい

さて、ラーメン登場。
とんこつの割にはあまり白濁しておらず、
醤油にしては色が薄い。
得てしてこういうスープは塩辛いものだが・・・・

正解。

塩辛い。
…こういう味付けなのだろう。

鹿児島のスタンダードラーメンの雄の一角を張るだけあって
店内は混んでいる。
ちなみに自分の中での鹿児島ラーメンスタンダード、
3雄は
1)ざぼんラーメン
2)くろいわラーメン
3)和田屋

だと思っている。
これは味云々ではなく
『鹿児島ラーメン』然としていること
店舗数が多いこと
などから勝手な判断をしている。
もし
「そーじゃないでしょ?」
とか、
「俺はこう思う!」
という方がおられれば、ご意見願いたい。

鹿児島ラーメンスタンダードという意味で、
キャベツ、もやし、キクラゲ、ネギ
は定番である。
これに白濁スープ、ストレート麺
「鹿児島スタンダード」の王道
だと思っている。

ここのチャーシューは、特にチャーシューメンではないのだが
結構多い。
普通に切ったものが4切れほど、
その下にくずれたりちぎれたりしたくずチャーシューが
結構入っている。これはポイント高い。

ただ、いかんせん塩辛いため、
スープはスッキリした味わいながら
口の中に後々まで味が残る。
午後は喉が渇いてしまうのは必然である。

和田屋も店によっては味が異なるため、
ここが全てであるとは思わないが、
もう少し塩分控えめに願えたら
もっと点数は高いと思う。

まぁまぁかな・・・・・

落ち込み