PSPがやってきた。
Personal Special Prin


…ではない。

PlayStation Portableである。

正直なところ、発売日前には大して注目していなかった
初代Playstationの時もそうであったが、
事前の期待はあまりなく、
いざ発売されて
「リッジレーサー」
が大阪Sonyプラザでデモされているのを見て衝撃を受け
それから血眼になって店を駆けずり回ってやっと見つけて以来の
衝動買いである。
前回のPlaystation2の発売時には、
「Playstation.com」
オンラインシステムが何度もダウンするほどの
殺到するオンライン取引の間をかいくぐり
発売日注文にこぎ着けたことを考えれば
冷めたものであった。
「携帯ゲーム機なんてたかが知れてるじゃん」
というのが正直な感想であった。


<※注:「麺喰道」です。>


しかし、2004年12月12日。
PSP発売日。
その日はクリスマスのプレゼントの下見に
「トイザらス」
へとやって来ていた。
そこでは、PSPはまだ売り切れておらず、
若干の在庫あり、の状態であった。
「へぇ、案外世間は騒いでいないんだなぁ」
というのが正直な感想。
ニュースでは秋葉原(出た…困ったの電気街で
発売をカウントダウンして大騒ぎして購入する一群の
姿が報道されており、
鹿児島と東京の温度差を感じたものだ。
トイザらスには試遊台が設置されており、そこでは
「みんなのGOLFポータブル」
「リッジレーサーズ」
が供されている模様。
子供たちが群がっており、とてもオヂサンが近づける
雰囲気ではなかった。
しばらく店内を見て回り、
長男坊の「アンパンマングッズ」などにだいたいの目星をつけて
再度PSP売り場へ戻ると、さすがに売り切れていた。

…この時まではほぼ興味はなかったのだ。

帰宅し、夜家でblogを書いたり眺めたりしていて、
ふと昼の光景を思い出す。
「リッジレーサーズ………」
遠い日の思い出が脳裏をよぎる。
初代リッジレーサーの隠しキャラ、
「デビルカー」を死ぬ気で制し、
やっとゲットしたのもつかの間
メモリーカードの不調でセーブデータが消え、
ショックのあまり次の日会社を休んだこと
落ち込み…をいをい…落ち込み
「RidgeRacer Type4」(R4)でひたすら走り込んだこと、
PS2のプラットフォームになってからは
いまいちのめり込めない路線になってしまい、
最新作
「R:RACING EVOLUTION」では
ついに手の届かない世界へ去っていってしまって、
寂しい思いをしたこと・・・・

「ちょっと見てみるか…」と
ナムコのホームページをのぞいてみる。

背筋を電気が走り抜けた。
「これが動くのか、携帯ゲームで・・・・・はてなびっくり
そのときのサンプルムービーがこちら

ある意味、PS2のゲームを初めて見たときの衝撃より
インパクトは強かった。
初代PSでは、当時はゲームセンターでしか見たことのない
クオリティのゲームが家庭にやってきた。
PS2はその正常進化系。
きれいになって当たり前じゃん。
しかし、携帯ゲームでこの画像・・・・

欲しいかも。炎


<※再度注:アツく語っていますが、「麺喰道」です。>


この時ハートに火がついた。
テレビゲーム黎明期から
プチゲーマーとして、ゲームには一家言ある小生、
パックマンの太古よりナムコっ子であった。
そしてPlaystaionの歴史と共に、
リッジレーサーの歩みと共に来たこの10年・・・
「俺がやらねば誰がやる!」力こぶ
(ヘンな確信…困った

こうしてPSP探しの旅は始まった。
しかし、探すとなるとなかなか見つからないものである。
量販店に少数入荷しても、朝のうちに売り切れている模様。
こうなればやはり「Playstation.com」に頼るしかない
週に一回ほど、プレ予約を申し込んだ登録ユーザにのみ、
特定の日時から優先的に販売されている。
たまたまこれに応募し、昼12時からという予約の時間に
パソコンの前にいたため「購入」ボタンを押す。
「成立しました」

これが昨年の年末。そして今日、
ブツがやってきた。

(長いな、前フリが・・・・・・・)

ヨメにもコドモにもヒミツである
ヨメに知れると
「バッカじゃないの?」
と蔑まれるのは必定、
コドモに見られると
「ぱぱそれなーに??わー、スッゲー!
となり、オモチャにされるのは見えている。
3歳児にはまだ早い。ましてや0歳児には理解不能である。

ヒソカに車の中で開封する。
散髪へ行くと出かけた車の中で・・・・
これまでもPS2のソフトを買ったのはいいが、
所帯持ちの身ではほとんど遊ばずに
お蔵入りになっているものが多数ある。
今度はその轍を踏んではならない。
(我が家ではPS2はコドモのDVDプレーヤーに成り下がっている)

あらかじめ購入しておいた
「リッジレーサーズ」のUMD(専用ポータブルディスク)
を挿入する。
ヘッドホンをつける。
起動。




圧倒的な臨場感。
音による部分も大きいと思うが、
実に鮮明な液晶画面、ほどよく手に馴染む筐体。
かつての
「リッジレーサー」フリークのツボを突いた演出、
流麗な画像、心地いい操作感。
「リッジ」の集大成がここに。

…いいのか、こんなものを携帯ゲームごときのコンテンツに
してしまって…

このゲーム、いやPSP、お子様のゲーム機にするには
あまりにもったいない。
十分な質感を持った手触り、重量バランス、
所有欲を満足させる高級感・・・

お子ちゃまはニンテンドーDSで我慢してなさい。
(チャチいんだ、これが・・・)

というかPSP、ゲーム機以上のものであるかも。
SONYの目指すところはそこにあるようだ。
携帯するエンタテイメントプラットフォーム


今後に期待である。PSP。










あ、そうそう、今日も麺食しました、カップ麺。
「日清創作亭 野菜ラーメン味噌味」

平凡な味でした。






(…そ、それだけ?)

感心したことといえば、最近のフリーズドライ技術
野菜や肉、たこのスライスなどが
吹けば飛ぶような一塊のブロックとなって
袋に入っているが、お湯を注げばあら不思議
シャキシャキの茹でキャベツやその他野菜、
十分に歯ごたえのある肉などに変身するのである。
技術の進歩ってすばらしい・・・・ハート

(麺の感想ほとんどないし・・・・)

(麺に話題を限らなければ書きやすいな、blog。)
(書きすぎという意見も・・・・)

困った困った