最近気づいたのだが、
会社の近くに新しいラーメン屋ができていた。
(いかに会社にいないかの証拠困った

「さつま隼人伝説」

いかにも強そうな名前である。

同僚その1と共に、小雨のなか訪れる。
店内には10名ほどか、
割と客入りはいいようである。

しかし、この店の場所、
これまでに数限りなく店舗が現れては消え
消えては現れるという、
典型的な「流行らない立地条件」
に恵まれている。
確かこの前までは
アパレルショップ
だったような気がしていたが・・・

さて、メニューにて品定め。

「隼人ランチ」
なるメニューは、
ラーメン(小)+チャーハン+サラダ。
小生はこれをチョイス。
780円也。

同僚その1は、
ラーメン(普通)+チャーハン
の「ランチAセット」
(800円也)
を選択した。

まず、サラダが運ばれてくる。
小皿に盛られた野菜類。
ドレッシングは胡麻入りのこってり系。
まずはウマいが、ドレッシングなど
飲食店用のモノがいくらでも売っている。

さて、次にチャーハンが2皿運ばれてくる。
いかにもその辺のウラぶれた中華屋で出てきそうな、
焦げ臭い系のチャーハン。
香ばしいではなく、焦げ臭い。

この時点ですでにだいたい見切りはついていた。

ラーメン登場。

小生の小ラーメンと、
同僚の普通ラーメン。

ドンブリが同じ。
見た目が同じ。
量も同じ。

(に見える。)

大きいラーメンを期待してオーダした
同僚の目が点になる。
そりゃ、小ラーメンと同じって・・・・

どうやら、ここのラーメン、

逆ザヤ状態にあるようだ。

サラダが付くと安くなると言う・・・・
野菜嫌い対策であろうか?
(後で他の客と店員との問答より、麺の量が違うことが判明。
しかし、・・・・・・・・・・・・違ったか??


スープをレンゲに取り、口元へ。
「つ?ん」
と、とんこつを煮立たせた時独特の
酸っぱいような臭いが。

「あちゃ・・・困った
と思ったのもつかの間、
麺を箸でひとすくい・・・・・

麺がほどけていない。

「うどんデポ」
に投入された後、
全くかき混ぜられることなく
ゆで終わり時間を迎えた麺。
そして、ドンブリに移された後も
全く麺を整える行為すら行われていない麺。

味云々の前に、
わかりました、この店の経営方針

しかもトドメに、
限りなく脂身に近いチャーシュー。
芸術的なまでに9割が脂身である。


これならば、眼前の農協会館地下食堂の
12時半過ぎ隠しメニュー
「ちゃんぽん」
を食した方がよほど理にかなっている。



次回この店を訪れることはないであろうし、
また、「貸店舗」の看板を見るのも
時間の問題であろう。




ラーメン屋を開けば客が来る時代ではないのだよ、
店主



困った怒り悲しい