このblog
『ドリコムブログ』
トップページ「ピックアップブログ」として
晒されて紹介されてからというもの、
突然アクセス数も激増し、
全国の方が見に来られることになったが、
残念なことに小生、
鹿児島在住のため、
日々の麺ネタを書きつづる
このブログ、自動的に鹿児島ローカルネタが多くなる
のは必定であろう。

しかも最近、その鹿児島の中でも
鹿児島市からフェリーを使わないと行けないような
鹿屋市という場所に行くことが多く、
つまりすなわち、そちら方面のネタが多くなるのである。

よって、今後の鹿屋ライフ(?)を充実させるためにも、
ネタの拡充のためにも
新店開拓を積極的に進めなければならない。


ということで今日の麺
(前フリ長いって…)

さて以前、匿名希望「ヨシコ」さん(仮名)より、
「今度鹿屋へ行ったらいってみてくださいよ」
と勧められていた中華料理屋があった。
その店、鹿屋市の合同庁舎前、
唐芋ケーキで有名な「フェスティバロ」本店
裏手にあるという。
さっそく行ってみることに。
フェスティバロの横手のスジを左折。
見えてきた。

……………ん?



【店休日】

得てしてこんなものである。
狙って行ったところに限って、休みである。

こんな事ではメゲてはいられない。
木曜日が休みであることを
揮発性の大脳メモリーしかと刻みつけ、
別の店を探しに。
(きっとすぐに忘れることであろう)

鹿屋市の中心部を抜ける。

これほどサビれ、朽ち果てた中心街地もなかろう。
街の中心ほど寂れまくっているのである。
どこも空き地と廃墟ビルのみが建ち並び、
赤錆びたシャッターばかりといった感じ。

そのため、現在は中心市街地再開発計画
推進されている模様。
成功することを望ム。

さて、そんな市街地を通り抜け、
鹿屋市役所方面へ右折。
これまでの道すがら、
ソソられる麺はなし。

郵便局前のあたりで、
「こだわり焼きそば」
のノボリを発見。

見たところ、どこからどう見ても焼鳥屋である。
6617e717.jpg

(書いてあるじゃん)

まぁ、期待半分冒険半分で試してみることに。

店内はこの手の店にしては明るく、
広々としている。
12名がずらっと並べるカウンターへ。
他に客は、おっちゃん1名と女性二人連れ一組。
あまりハヤってはいないようだ・・・

ちょっと後悔しつつも、カウンターへ。

いきなり「日替わりですか?」と聞かれる。

この店の客はほぼ間違いなく日替わりを頼むのであろうが、
あえてここは
「あんかけ焼きそばください」
と突っぱねてみる。
ちょっと驚かれたような顔をされたことに
一抹の不安を感じる。

表のランチメニューの看板には一番最初
「あんかけ焼きそば 525円」
って書いてあったじゃん!!

さて、待つことしばし。
お茶もナニも出てこない。
見るとカウンターの端に、
急須と茶碗が集めて置いてある。
セルフサービスなのであろうか?
特に言われたわけでもなし、書いてあるわけでもなし。
あまり差し出がましいことをしては、と、
(実は小心者)
黙って待つことに。
(結局最後まで茶が出ることはなかった・・・・)

まぁよい。
焼きそばがウマければ文句はないのだ。

焼きそば登場。
直径30センチの大皿に、
たっぷりと乗ったあんかけ焼きそば。
まずは状況を見てから、とオーダを控えていたご飯、
この判断は正解であった。
(オトナじゃ?ん)

まず目を引くのは、






5センチ四方はあろうかという
豪快な切り方のキャベツ

こんなキャベツが結構てんこ盛り。
そして、たっぷりのタマネギ
申し訳程度にその他のニンジンやピーマンなどが
遠慮がちに花を添えている。

困った


スゲーかも。

鹿屋という街、
鹿屋体育大学

鹿屋航空自衛隊
という、ある意味
どちらかといえば体力系
2大産業(?)の門前町であるという
環境からか、
どこも盛りがいいと感じるのは小生だけであろうか?

麺は、茹でた中華麺をわざわざフライパンで焼いた、
いわゆる柔らか麺の焼きそばである。
525円でこれだけのボリューム、
そして手が込んでるんだか手を抜いているんだか
判断に苦しむ調理法。

味に関しては。





多くを語るまい。落ち込み





よく言えば薄味


ランチタイムに、野菜(主にキャベツとタマネギ)
満腹感を味わいたい、
塩分控えめを気にする向きにはオススメである。

(いるのか、そんなヤツ)

困った