ドリコムブログの不調口実にした
当blogの更新ペース激減であるが、
お客様は正直である。
サボっている間のページビューは
ガタ落ちアウトである。
皆さん見張っているのね・・・悲しい

ということで
ネタは新鮮なモノを
その日のうちにその日のネタを更新。

鐘

いや、実に久しぶりに行ってきました、
満正苑与次郎ヶ浜店

ここの『酸辣湯麺』がオキニで、
足繁く通っていたモノであるが、
このところ如実に味が変わってきて、
ついには涙ものの味となっていた。
さらに追い打ちをかけるように、
アミュプラザ店までわざわざ足を運んだところ、
トドメを刺されるような
激マズ麺
を提供され、
炎二度と食すまいダメ
とまで思っていたところである。
この記事参照)

しかし、人間、
のど元過ぎればナンとやら
である。

きっとあの時はタマタマ間が悪かったのだろう、
調理人のさじ加減がまずかったのだろう、
などと、自分の都合のいいように解釈しがちなモノである。
今日も、
「もうそろそろ味が戻っているかも」
との淡い期待を抱いての再来であった。
決して、またまたマズイ麺を食べさせられて、
それをネタにしようなどと言う下心からではない。
(そんな魂胆があったんかい・・・落ち込みダッシュ

さて、いつ来てもこの店の昼食時は
ラッシュアワーである。
何とか3人席を確保し、
小生は勇気を振り絞って酸辣湯麺を、
「コボ」氏と「こう」氏は毎度の担々麺をオーダ。
「こう」氏など、元は辛いモノにめっぽう弱く、
担々麺も「マイルド」でオーダしていたのに、
最近では「ノーマル」を注文できるほどに
成長している。
かつて神戸でシゴトを一緒にしていた
「ふじぷじ」氏ご一行様が、
小生と一緒にうどんそばを食しに行っていた時期、
だんだんと感化されて七味の量が増えていったという
逸話を思い出さずにはいられない。
(どんな逸話やねん・・・)

さて、運ばれてきた酸辣湯麺、
全体に赤い
赤いと言っても朱色、オレンジ系統であるが。
ここの酸辣湯麺のスタイルは、
表面上はタマゴスープ様のもので、
かき混ぜると底からラー油がフツフツと湧き出てくる
といったモノであったが、
スタイルを変えたのか?
調理人が変わったのかも知れない。
ちょっと期待。
スープを一口。

…思わず次に麺に進む前に、
白飯を一口食べてしまいました。

小生を持ってしても、結構な辛さである。
ラー油インパクト強し。

昔の味に戻ったようで、少々ウレしくなる。
かつては一般婦女子にはお勧めできないような
強烈なインパクトを放っていた酸辣湯麺であったが、
いつの間にかその牙を抜かれ、
一般人にもぜんぜん平気なメニューに成り下がっていた。
しかし、今日は違った。
ラー油の辛さと酢の酸味が高次元でバランスし、
良い具合。

麺も良くほぐれ、
確かに改善しているようである。

先日の「みそや堂」で行われた
GREEオフ会
で、「堂」の麺を提供している
『浜田製麺所』
の社長と意気投合して語った際に、
社長の一つの目標は
この満正苑の麺である
とアツく語っておられた。
確かに、多少の茹で過ぎ
熱々のスープの中でも
ちょっとやそっとではコシを失わない、
それでいてしなやかさと小麦の味を持った
秀逸な麺である。
しかしそのおかげで、
多少腕の落ちる調理人にかかっても
それなりのシロモノが出せてしまう
という
二律背反的な側面も持ち合わせていた。
それが一時期の
味の凋落
の一端でもあったのだ。


「コボ」氏、「こう」氏の担々麺も、
二人とも涙目悲しいになるぐらい辛み十分な様子。
ヨシヨシ、こうでなければ。

久々の辛味&酸味の高次元バランスに刺激され、
脳内麻薬物質「エンドルフィン」を放出させられ、
ナチュラルハイな気分である。
外気に吹かれ、襟足にかいた汗
オッサンよろしくハンカチでふき拭き、
満足げな足取りで店を後にしたのだった。

シ・ア・ワ・セ・ドキドキ大

この味が一過性のモノでないことを切に願う。

ウマし。

ラブ