地球上のどこでも、
空が見えさえすれば通信可能
という、夢のような
衛星携帯電話「イリジウム」サービス
が、6月1日より復活とのことである。

復活、というのは、このサービス、
2000年にサービス提供会社が倒産し、
日本におけるサービス事業者も解散、
一時期はこのサービスのための人工衛星
66機全部を地上に落下させ、
燃え尽きさせよう

炎炎炎炎炎炎炎炎炎
との計画もあったほどなのだ。

「イリジウム」の名の由来は、
当初、地球全土を77機の衛星でカバーする予定で、
元素記号77番にちなんでいる。

(56機だったら
「バリウム」
になって、
印象が悪いところであった・・・・)


実際には66機によるサービスインとなったが、
それにしても壮大な計画である。
(イリジウムサービスの詳細についてはコチラ

さて、KDDIにより復活した国内でのサービス、

>月額基本料金は6,000円で、
>2,000円の無料通信分が含まれる。
>通話料は、一般加入電話・携帯電話宛、およびデータ通信を利用した場合、
>20秒あたり55円(1分165円)。
>また、一般加入電話や携帯電話などからイリジウム携帯宛への通話料金は、
>イリジウム地球局のある
>米国アリゾナ州テンピまでの国際電話料金と同等となる。
>例えば、一般加入電話からKDDIの国際電話サービスを利用した場合、
>6秒あたり54円(1分540円)となる。


とのこと。
海外出張の多い諸氏、
電波の届かない場所での作業の多い諸氏、
一考の価値はアリである。

おもむろにポケットから取り出す端末。
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・・・・日本で個人向けケータイサービスが
開始された頃の端末のようですな。




おもむろにアンテナをのばす。
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・・・・・さすがにデカイアンテナ。
裏に隠れてたのか?



さて、通話を。
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・・・・・・街中での通話には不向きなよう。
こんなアンテナを立てながら歩いていると、
きっとお巡りさんに職務質問されることであろう。


興味の沸いた諸氏は、
KDDIネットワーク&ソリューションズ
まで。





まぁ、日本野鳥の会よろしく、
パラボラアンテナを持って歩くよりはマシか・・・


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