本日で夏休みも終わり。

世の学生諸氏におかれましては、
宿題に追われながらの月末をお過ごしのことと
お慶び申し上げます。

ざまぁみろ。


そんなサラリーマンの歪んだ愛情はさておき。

昼前に課長から呼び出され、
課内ではあるが

異動

を言い渡されヘコミ気味
「こう」氏
を伴い、昼食へ。

行く店のネタも思い浮かばず、
とりあえずクルマを走らせながら

「お?あそこに行ってみるか。」

と思い出したのは

麺や涼

過去記事をたぐってみると、
昨年の10月終わりに行っているらしい。

いつどこでナニを食べたかわかって
いやぁ、便利だな。

(そうか?)


場所は下荒田の徳州会病院の斜め前

さて、店の前を久しぶりに通ると、
以前と印象が変わり、
だいぶこなれた様子である。

さすがにそろそろオープンから1年が経とうとしており、
その間ソレナリに過ごしてきて、
店のカラーも出たのであろう。

店内は広い。
数名の客がいるが、多くはない。
昼時間ではあるが、
場所柄近くのサラリーマンをアテにはできないようだ。
その反面、徳州会病院の見舞客や
関係者などが見込まれるのだろうか。

カウンターにつく。

以前はなんだかガランとしていて
収まりの悪い店内に感じたが、
ソコソコ汚れも付いて、調度も馴染み
シックリしてきたようである。

メニューを。

おぉ、そういえば重要なことが。

この店の麺、
「みそや堂」
と同じ
「浜田製麺所」
謹製の麺を使用している、
数少ない店なのである。
(みそや堂の大将情報)

ほう。厨房には見慣れた
「浜田製麺所」
の木箱(もろぶた)が置かれている。

当然店のスープやスタイルに合わせ、
まったく別物に仕立てられている麺ではあるが、
一番の違いは縮れ麺であること。
みそや堂の麺は「これでもか!」というほど
ストレート
な角麺であるが、
こちらは中太の縮れ麺である。
これだけで十分に印象が違って見える。

さて、オーダであるが、
「ラーメン 600円」
「チャーシューメン 750円」
「トロ肉チャーシューメン 750円」
「涼ラーメン 750円」

とある。

ナニナニ、「涼ラーメン」とは、
背脂を浮かせて
チャーシューに
トロ肉バラ肉肩ロースの3種を乗せている
とのこと。

いわゆる
「背脂チャッチャッ系」
に属するモノに食指の動かない小生ではあるが、
まぁ今日はこれにしてみるか。

さて、テーブルには鹿児島のラーメン屋の定番、
ダイコンの漬け物食し放題
の鉢がおいてある。
自分の過去記事を今見てみると、
かつては薄味であったようだが、
今日はしっかりとした塩味が。

ちょっと濃すぎカモ、というぐらい。
お茶請けにはよいが、いかんせんお冷やしかない。

まぁよい。
店が潰れないほどに手加減して食す。

厨房の様子をそれとなく見ていたら、
小生の「涼ラーメン」の作成の最後に、
ボウルに入れた背脂のツブツブ入りオイルをタラリタラリと回し入れていたが、
はて?この背脂、冷たいのではないか?
温めすぎてしまっては背脂のプチプチ感が無くなり、
単なるオイルと化してしまうだろうが、
冷たい油を入れるのはいかがなモノであろう。
おかげでスープが冷めてしまった気が。

熱々のスープに背脂などのオイルで蓋をして、
その熱を逃がさないのがスタイルなのだと思っていたのだが。

さて、ラーメンの登場である。

麺は確かに縮れでスープとの絡みも良いのだが、
少々短すぎ。
箸でたぐってすするも、
ズコッ
と口に入ってきてしまう。
まぁ、食べやすいと言えば食べやすいのだが。

スープは、純粋にトンコツのみだろうか?
少々魚介系のニオイを感じてしまった。
臭みと言うほどではないが、雑味程度には感じてしまう。
渾然一体感というにはちょっと無理があろう。

チャーシューは3種とのことだったが、
あまりよくわからない。
どのチャーシューも細切れになってしまい、
スープの中では判然としなかったためである。

味はまずまず。

でも、もっと工夫すればインパクトのある味が出せるのではないか。

野菜はキャベツとキクラゲがポイントであるが、
小生的にはもっとたくさん入っていて欲しい。
(欲張り)

総括。

まぁまぁ。


何かもう少し、インパクトが欲しい。
味にも、盛りつけにも。

ビルの一階であるが、店の裏に
駐車場があることは大きなプラスポイントである。


今一歩の精進を望みたい。

(どうも今日は辛口・・・炎

笑顔