
アペリティフ。
毎年6月第一木曜日はアペリティフの日。
フランス農務省の発案で
2004年から、
6月の第1木曜日を
一日ゆったり食前酒を味わいながら、
アミューズブーシュ(おつまみ)を楽しむ日
として制定されたのが
「アペリティフの日」
である。
ということで
会社を休んでみましたが。
(今日は6月第一木曜日)
そんなミエをはったミエミエな言い訳はさておき。

たまたまですが、
今日休んだのは。
当家長男坊氏の幼稚園の
ナンタラ父兄懇親会があり、
ヨメ氏がそれに出席する間
子守をする必要があったためである。
(T_T)
昼食は家で
サンポー食品謹製カップ麺
久留米ラーメン
を食す。
この「サンポー食品」、
今ドキの企業としては珍しく
Webに公開していないようで、
詳細は公式には不明であるが、
九州は佐賀を代表するカップ麺メーカーであるらしい。
九州在住の諸氏であれば、
「焼豚」
「カーン」
「ソレは野球豚。」
「焼豚」
「・・・・・」
「ソレはお灸豚。」
「焼豚」
「メェェェェェェ?」
「ソレは山羊と豚。」
のCMでおなじみの
アノ、サンポー食品である。
さて、サンポー久留米ラーメン。
およそどこのスーパーでも
特売にて100円以下の値段で取引されている
という現実を考えれば、
実に良くできたカップ麺である。
麺は昔ながらのカップの縮れ麺。
これは特筆すべきところは全くない。
スープ。
粉末ながら、濃いごいとした久留米ラーメンの
とんこつスープを再現している。
というより、過剰に「とんこつ」を演出している。
実際に煮込んで作るスープより、
よほどコッテリ感を醸しだしている。
これはカップ麺/粉末スープならではの発想であろう。
最後に載せるニンニクチップの粉末も、
コテコテ感を助長している。
良きにつけ悪しきにつけ、
カップラーメンの王道、といったカンジである。
これはこれで十分に
「アリ」
である。
さて、なんで
「アペリティフ」
なるイベントを知ったかと言えば、
晩餐をいただきに赴いた
ドルフィンポート

当家では
「いつも空いているレストラン街」
として十分に活用させていただいているが、
それも残念なこと。
桜島を眼前に眺望できる絶好のロケーションで
絶品の食事を摂ることができる
というまことにステキな施設でありながら、
コンセプトを誤っているために
客が寄りつかない
非常にもったいない施設である。
隣接してショッピングセンターなどの
客足を呼ぶ施設があれば
もっとスバラシイ発展を遂げるのに、
といつも残念に思う次第であるが、
それはまた別の機会に。
さて、そんなドルフィンポートで
今回チョイスしたのは
ポルトカーサ。
山形屋の出店する、
ドルフィンポートを代表する出店規模の
地中海料理レストランである。
ここのパスタやピッツァは絶品で、
これまでも土日に訪れてはみたのだが、
ほぼすべての土日や祝祭日は
結婚式の披露宴
として貸し切られており、
残念な思いをしてきたのだ。
今日を逃しては、
いつこの店に家族で来れることか。
が。
大人2名とコドモ2名では、
ピザやパスタをいろいろ頼んでいては
結局割高になる
ということと、
久々にこういう小ジャレた店に来たヨメ氏が、
ぜひともコースものを食したい
というもので、
(最近外食といえばほぼファミレス系orふく福)
それに従うことに。
するとヨメ氏、
「肉」と「魚」料理に目がくらみ、
パスタやピザを含まない
少々割高なコース
をオーダしているではないか。
・・・・最初の主旨と少々異なるんですが。
などという小生のツッコミは
グッと胸の奥深くにしまい込み、
あえてここでは指摘しないことに。
オトナである。
オコサマ方には
「キッズセット」
をオーダ。
エビフライ2匹とか
ポテトフライとか
ミートスパゲッティとか
チキンライスとか
お子様の目をくらませるには絶好のメニューである。
全体的にリーズナブル、
とは言い難い価格ではあるが、
お子様が少々騒いでも
他の客が少ないためかける被害も最小限で済む
というメリットや、
いちおう本格的なコーススタイルで食せた、
(うごめく子供は置いといて・・・・)
ということを考えれば、
満足できる内容であったといえよう。
鹿児島在住の諸氏、
ドルフィンポートは穴場ですぞ。
(穴場であることが非常に残念・・・・)
