拙宅においては、
カラシ消費者は小生のみである。
ゆえに、小生のカラシは
納豆添付のカラシ小袋
が重用されている次第。
なんといっても
タダ
だし。
コドモもヨメも
納豆にカラシ入れないし。
余るし。
そんなビンボーニンの節約術はさておき。
昼食時、雨。
それも結構な降り。
車に乗って小生、どこに行くか思案。
同行のコボ氏、
(麺喰道見習い、新婚、小生の麺喰付き合いが高じて体重加算中)
「昨日行けなかった店に行きましょうよ。」
実は昨日、騎射場はどんぐり横町入り口にある
『五喰』
なるらぁめんの新店を訪れ、
駐車場の場所を聞いたのであるが、
店の前の駐車場の一台分しかないとの回答に業を煮やし、
それならばとスグ近くの「みそや堂」へと流れた、
という経緯があったのだ。
では、行ってみましょう。
幸いにして本日はその一台の駐車スペースは空いていた。
さっそく車を滑り込ませ、
さて店の外観の撮影を・・・・
と思ったときに悲劇は起こった。
ケータイの充電が足りずに、
カメラが起動できないぢゃん。
orz
致し方あるまい。
本日はPHSの
ショボイ
30万画素カメラにて我慢するしかあるまい。
んで、店の外観撮影。
ありゃ、路駐のクルマが。
角度を変えて・・・・
一緒ぢゃん!(T_T)
(ヨカッタね、解像度が低くてナンバーが見えずに)
この店の外観、そして場所。
そう、気づく御仁がおられるかも知れないが、
この店、かつての
『参』らーめん
の跡地そのままである。
失敗したラーメン屋の後でまたラーメン屋とは、
結構勇気のいる選択であったかも。
よほど味に自信があるのか。
ますます興味の沸くところである。
さて、入店すると先客が一組。
女性の二人連れ。
このそぼ降る雨の中訪れるとは、
固定客なのであろうか。
厨房にはご店主と女性スタッフが一人。
店内の調度類は以前の店そのままである。
さて、メニューを。
・・・・見にくいな、30万画素。
しかもホワイトバランス崩れまくり。
(補正しろって?)
麺喰道のオシエ
「まずは筆頭メニューを頼むべし」
であるが、フラフラと「ねぎらぁめん」をオーダ。
とりあえず、ネギ増しなだけで
味は変わりがないであろうとの判断である。
人間、臨機応変に対応しなければなるまい。
(じゃぁ、オシエって・・・・)
小皿に漬け物(ダイコン少々)と、ウーロン茶が供される。
このウーロン茶がキモであろうか。
濃いごいとしたウーロン茶。
今ハヤリの
『高カテキン飲料』
を狙っているのであろうか。
小生、自分で淹れる茶は
「抹茶でつか?」
と聞かれるほど茶ッ葉をケチらず、
ガツンと高濃度カテキン配合で淹れるものであるが、
この店のウーロン茶も負けてはいない。
この辺は好みの別れるところであるが、
なんか飲んだだけで
ヤセたような錯覚
に陥る濃さである。
好み。
さて、ラーメン登場。
・・・・・ウマそうに見えなくて、誠に申し訳ない。
透明系のスープに背脂が浮き、
キャベツとモヤシの野菜がたっぷりと乗る。
そして薄切りのねぎもザクザク。
少々厚めに切ったチャーシューは、
最後にバーナーで表面を焦がしてある。
傾向としては、今ドキのニュースタイルラーメンに、
鹿児島の特徴である野菜たっぷり感をプラスした、
鹿児島的ニューカマーなラーメンである。
スープを一口。
トンコツベースなのであろうが、
すっきり透明に仕上げ、魚介ダシで割ってある模様。
このあたりも『ニュースタイル』風である。
一見スッキリ風であるが、
表面に浮かんだ背脂その他の油分膜により、
結構コッテリ感も演出されている。
小生、少々このテのコッテリ油感は苦手であるが、
スープのアッサリ感でうまく中和され、
難なく完食。
「好きか?」と聞かれると「あまり好みではない」
と答えるであるが、
十分にウマイ。
いろいろと研究した結果が反映されていると見た。
スープの味付けは少々鹿児島向け、
つまり甘めであるが、
それを補って余りある
アッサリスープ&コッテリオイル
の絶妙感もある。
小生たちが食している間に、
二組、三組と来客が。
ソレナリに客の入りはあるようである。
場所柄昼食時の来客は限定され、
駐車場のなさ(1台のみ)もそれに
マイナス要因として加算されようが、
夜の客の入りによっては十分戦闘力アリではなかろうか。
小生のような胃腸の弱った
ロートルサラリーマン
にはビミョーであるが、
若手のバリバリサラリーマン系
にはウケそうな味わいであろう。
一見の価値はあろう。
今後の動向を見守りたい。