帰宅してみるとヨメが憤慨ダッシュしている。

実は小生、
今度の日曜日が『棟上』なのだが、
その準備でのヒトコマ。

聞けば、餅撒き/カネ撒き(小金)の準備として、
某県内大手銀行に行ったところ、
ナンと最近は両替でも手数料を取るのだという。

その手数料、コイン49枚まではタダだが
その上は50枚ごと
100円取るのだとか。

するってぇと、ナニかい?

100円硬貨を全部1円に換えると、


200円の手数料
を取られるってことかい?


しかも、おつりのコインの枚数まで含めて
両替としてカウントするのだという。


いくらなんでも、そりゃあ

ヤクザ

ってもんじゃないか?

基本的に両替は
金融機関でしかできない行為
ではないか。

言ってみれば『専売特許』

それをサービスという方がおこがましい。

税金を徴収するのがシゴトのお役所
徴収手数料を取るようなモノだと思わないのか?

お金をイッパイ預ける企業などには
直接担当者が出向いた上で
無料で両替&お届けサービスまでしているモノを、
個人に対しては金利ゼロ時代は
クソみたいな利子しか付けないクセに
窓口までこさせた挙げ句
手数料までフんだくるという

このイナカ大手金融機関の日和見主義なことよ!


そんな小市民の怒りはさておき。

(他に良心的な金融機関もあることを付記させていただく)


さて、昼食は悩む

やはり新たな展開を求めて

冒険

をすべきではないか?
と、同僚コボ氏と結論づけ
宇宿電停近くへ。

ナニやら最近、
この一体のラーメン屋に
キナ臭い動きがあると聞く。

小生のあずかり知らぬところで
イロイロな動きがあるらしい。

そんな動きにカンケーがあるのかないのか、
我々が目指したのは

北斗ラーメン。

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電話番号の局番が
二ケタのままであるところに
歴史を感じさせ、
(もう10数年前から三ケタ)
開いているのかいないのか判然としない
シャッターの半開き具合、
隣の閉まったままのシャッター
など、およそ知らなければそのまま
気づかず通り過ぎてしまうような
佇まいである。

店の裏に2台、スグ横に数台の駐車場を
完備している模様であるが、
そのウラの駐車場、
いかんせん狭い
小生の5ナンバーファミリーセダン
を持ってしても
ギリギリウデで押し込むようなカンジ。

さて、店内へ。

先客一組。

よかったぁ、我々だけじゃなくて。
と思わせるような店内のウラぶれっぷり。

なにせ、キタナい
「ウマイラーメン屋は汚い」
という昭和時代のジンクスをそのまま
カタクナに標榜しているかのような店内。

そうだ、この店、
昭和のまま時が止まっているのではなかろうか。

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ご近所在住のコボ氏によると、
この店これでも、先日改装していたらしい。

どっ、どのへんが?

・・・・・カウンターが変わっているようだとのこと。



すんません、小生には


とてもそのようには見えませんですた。。


さて、やはり筆頭メニューをオーダすべきであろう、

味噌ラーメン。

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ずいぶんと前の訪問ではあるが、
小生実はこの店2回目である。

前回もミソを食したような気がするが、
ゼンゼン覚えておりませぬ。

スキンヘッドの
「おやじ」
が黙々とラーメンを作る。

どうも「おやじ」といった表現の方が
似合いそうな風貌である。

厨房の中も年季が入っており、
カウンターをのぞいて
素晴らしく「キタナい」

こんな店にデートでうら若き婦女子を連れ込むことなど
あるまいと踏んでいると、
後でコボ氏、
「実は女性客が多いんですよ。それも若いの。」

・・・・う?む、侮りガタし。

大きな羽釜に投入された
イシマル製麺所謹製の麺を、
時間も計らずに
網ですくってテキトーにチャチャッと湯切りし、
そのままデロンとドンブリへ。

スープを入れてからでも
麺をほぐすでもない。
おかげで供されたときには
麺は底でダマになっている。


・・・・う?む、この店のドコに
客を引きつける魅力があるのだろう。

ラーメン登場。

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スープを一口。

ん?・・・・

醤油ラーメンをベースにして、
一部が味噌で置き換えられたという感じ。
調味料の一部として味噌を使っている、
とでも言おうか。

「味噌」主体ではなく、
あくまで味噌はスープの一部である。

よくある昔ながらの味噌ラーメンといった趣。

不味くはない。

不味くはないのだが・・・・
これといって決め手にも欠くような。

巻きチャーシューはまずまず。
柔らかく、薄いため
麺とからんでつるりと無くなる。


ドコがどうという捉えどころのないところではあるが、
「昔懐かし」
がキーワードであろうか。

さて、宇宿エリア
今後も攻めてみなければなるまい。

力こぶ