東京に行ってましたよ。

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写真は帰りの機中から望む富士山山
(写真小さっ!)

ということで金曜の夜

“例の”

GREEオフ会。
場所は『みそや堂』騎射場本店にて。

今回は、日が悪かったのか
史上最低の参加人数。

・・・・とはいえ、最終的な参加人数は
10名を超えたか?

今回のキモは

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舟盛り。

みそや堂の大将から
「別庵のオープンでは皆さんにお世話になったで。」
ということで
ほぼ差し入れ状態
(徴収した出席者の会費ではペイしないほど・・・・)

困った 困った 困った 困った 困った

参加人数で食すのはかなりの至難の業

と言うことで、最後はお店のスタッフへの差し入れに。

いやいや、またしても

痛飲

通院じゃないよ)

してしまいますた・・・・


そんな内輪ネタはさておき。

(オフ会をマクラにしてしまいましたが。)

赤ちゃん

マクラも金曜日のネタなら、
本文も金曜のネタである。

鹿児島空港からの帰り、
いつものように
『一軒目』
に寄ろうかとも思っていたが、

姶良方面に行くたびに
ウマイからと言って一軒目に逃げていては
ネタ的におもしろくない。
(行動規範は『ネタか否か』

ということで、
加治木の名店
『天天有』
に行ってみることに。

実は小生、初めてキラキラである。

場所がよくわからずウロウロしていて、
やっとたどり着く。
(HP参照)

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カンバンらしいものは出ていないが、
のれんと駐車場の表記が目印である。

店の前と横、そして小道を挟んだ店の前に
合計10台ほどの駐車場がある。

繁盛するラーメン屋の鉄則である。
よほどの繁華街でない限り、
駐車場のないラーメン屋が
永続的に栄えたタメシはない。


店内はコの字型のカウンターに15席ほど、
小上がりの座敷に4人テーブル×2席ほどである。
さほど広くはないが、狭いわけでもない。

その店内はすでに満席に近い。
小生一人であったため、
カウンターの隙間に割り込ませていただく。

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メニューは迷うことはあるまい。

ラーメン 550円
   大 650円
  特大 1100円。


あとはギョウザとめし

ということでラーメン(大)をオーダ。

この『特大』というのが倍額であるのが気になるところ。
どんなものかといぶかしんでいると、
調理台の下にその器らしきものを発見。

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木のレンゲがスッポリと入ってしまいそうな、
洗面器のようなそのドンブリ。

・・・いや、ドンブリと言うよりは



と言った方が正しかろうか。

そりゃ、倍額しますわな。

さて、待つ間に供される
鹿児島麺屋暗黙のお約束

「漬け物食し放題」。

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これも少し塩辛めであるが、
ナカナカにウマし。

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ラーメン登場。

香り立つとんこつのニオイ。
古い店であればそのニオイは、

ウソコ臭い

となるところであるが、
この店ではうまく薄められ、
程良い香りに仕立て上げられている。

そういえば、作成途中にご店主が、
醤油ダレとともに
小鍋に入ったドロドロ
とんこつエキスとおぼしきものを
ドンブリにお玉一杯ずつほど
先に入れておき、
それをスープで薄めていた。

つまり、コッテリギトギトの
髄まで煮出したエキス分と、
アッサリと取ったスープを合わせることにより、
サッパリとしていながら
奥のある旨みを演出しているのであろう。

鹿児島ラーメンの王道に沿いながら、
独自の味を作っているゆえんである。

さて、麺も終盤にさしかかったところで、
「よろしければお好みでどうぞ?」と、
ニラ入り味噌を供される。

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鹿児島でお茶請けに出される
豚味噌
ではない。

スープに好みで溶いて、
「味噌味」も楽しめるようにという
店側の配慮であるようだ。

遠慮無くスープに投入。

ヘラでほんのひとかたまり投入するが、
これで正解

ぱっとスープに奥行きが増し、
これまたナカナカにウマし。

鹿児島ラーメン。
しかもかなり古いスタイルの。

しかし、さすがに来客の数が
その味の確実さを物語っている。

さて、満足して店外に出ると、
店の横に小屋が。
網戸にして開け放たれた窓から
小麦粉の袋とおぼしきものが
見て取れる。

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やはり麺まで自家製であったか。

かん水の少ない、もしくは含まない
かなり白い麺で、
ゆでる前は一食ずつの
玉になっておらず、
ご主人が人数分はかりで量りながら
少し大きめの羽釜に投入し、
ゆでていたので気になっていたのだ。

多めの湯ではなく、
羽釜に入った限られた湯でゆでるのは、
何らかのコダワリのあるところなのであろう。

一度は食すべき
『鹿児島ラーメン』
である。

まる