昨日の
脳内マクラネタ現実空間へ。

鹿児島・宮崎県内
ファミリーマートで配られている
山形屋のお歳暮カタログ。

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鹿児島で『山形屋』といえば、
全国的知名度抜群の三越を差しおいて
その包み紙のありがたさ度
地元ブッチ切りナンバーワン
鹿児島の誇る名門百貨店である。

その『山形屋』カタログ見開き一ページ目に。

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おいどんが町自慢村自慢

かごしまの味

ラーメン特集。

なんとそこには、
並みいる競合名店を差しおき、

あの一軒目兄弟がアップで!!

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他の店が、さながら
抱き合わせ商法
のようにセット販売されているところを、
別格の扱いキラキラである。

う?む。さすが、としか言いようがない。

ラーメンに対する真摯な取り組みは、
鹿児島県下随一であろう。
いたずらに早い段階での店舗の拡大やチェーン店化などに走らず、
まずは地道に自分の作った一杯
一人一人のお客様へ提供したいという、
一軒目兄弟の姿勢が評価されてこそ
人の心を打つのだ。
その結果として、山形屋のバイヤー諸氏の目にとまり、
このスペシャルなカタログに結実したのである。

これからも一軒目の一ファンとして、
そしてオトモダチとして応援していきたい。



そんな外野の雑音はさておき。


みなさ?ん、食べてみてね?♪


さてさて、博多へ行ってきましたよ。

日帰りで。困った

東京に日帰りするよりも
博多に日帰りする方が移動時間が多いって、どうよ?

ということで、やはり博多に行ったならば
行かなければならないでしょう、

ラーメンスタジアム2。

博多キャナルシティの5階に位置する
全国名店ラーメン屋が集結する
お祭り広場である。

鹿児島からは、現在『我流風ラーメン』が参戦中である。

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ここ数ヶ月の間に相次いで店舗の入れ替えがあり、
小生の知らない店が4店舗ほど。

さて、どれにするか・・・・

お。札幌ラーメンが入っているのか。
なかなかサッポロの味噌を味わう機会も少ないため、
それにしてみるか。

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札幌ラーメン『白樺山荘』。


鹿児島でも、『むつみ屋』なるチェーン店で
札幌味噌を味わうことができるのだが、
はっきり言ってスカである。

食券を買って店にはいると、
他の店と比べてもかなりの賑わい。
やはり九州人にとって『北海道』とは、
あこがれの聖地なのだろう。

それこそ先の『山形屋』で先頃開催されていた
『北海道物産展』は、
全国の北海道物産展の中でもブッチ切りの売上高を誇るという。
なにせ、一ヶ月近くも催事場に陣取っているのだ。
九州人の北海道への憧憬を如実に表している。

さて、小生のチョイスしたのは

炎辛口みそ。

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850円という価格設定が気になるが、
北海道へ旅行したと思えば安いモノだ。
(そうか?)
食券回収時に、辛さを聞かれるので
「激辛で。」とオーダ。
当然であろう。


さて、店内の能書きなどに目を移す。

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提供に時間がかかるのは、
オペレーションがマズイのではなく、
野菜を毎回一から炒めているからであるとの由。

ふ?ん。

ユデタマゴはサービスであるという。

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ただし、

おひとつどうぞ

と、一人一個ですよと暗に釘を刺されている。

食後に満腹感の調整に使用することに。

待つことしばし、
辛口みそ登場。

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・・・・なんか少ないのね。

これで850円?

と言えば、さいころチャーシュー、
キクラゲ、太もやし、メンマ、そしてネギ。

それだけ。

そういえば、「野菜を炒めるところから始まる」
と書かれていたが、一体全体ナニを炒めたのであろうか。

おお!メンマに焦げ目が。



・・・・これを炒めたんですか?

スープを一口。










ゴマ?



小生は『味噌』を頼んだと思ったのだが、
ミソは隠し味か。
前面に出てきているのはゴマの、
しかもゴマペーストの風味

スープのベースの味も平板
それを無理矢理ゴマ風味で盛り立てているという感じ。

麺。

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北海道麺の特徴、
黄色い玉子麺の強縮れ麺。

しかし、なんとなくボソッとした感じ。
茹で加減不足なのであろうか。
『固茹で』『茹で不足』をはき違えていないか。



はっきり言って、その辺で売っている
特売200円のカップ麺と同等。

いや、200円である以上、
カップ麺の方が上である。

かつて北海道に行った際に現地で味噌ラーメンを食したが、
こんなモノではなかったように思う。

遠隔地では、かくも味の再現がままならないモノか。

『むつみ屋』にしろ、『白樺山荘』にしろ、
おそらく初代店主のオリジナルは、
人を唸らせるウマさであったはずだ。
そうでなければ他を圧し、のしてこれるはずはない。
しかし、それがチェーン店化し、
人伝いに流れていくうちに、
こうも変わってしまうモノなのだ。

残念。


今回は失敗であった。

次回があれば、他店にチャレンジするとしよう。


落ち込みダッシュ