鹿児島県の発行する

「かごしまふぁんネット」

鹿児島の観光や特産品、
イベントなどの情報を
定期的に発行するメールマガジンである。

鹿児島フリークたるもの、
地元か否かに関わらず
登録しておくべきメールマガジンである。

その最新号、№112のマクラに
気になった記事が。

<前略>
こたつに入っていると欲しくなるのが「ミカン」です。
鹿児島では,温暖な気候と多様な県土を生かして,
ほぼ一年を通して様々な品種の柑橘類を栽培しています。
今の時期は,温州みかん,ポンカン,キンカンなどが出荷されています。
皆さんは,これらの語源を知っていますか。

まず,ミカンの代表とも言える温州みかんですが,
温州は中国の浙江省の地名で
みかんの中心的産地として知られており,
温州のみかんが日本に伝わって温州みかんとなったと
考えがちですが,
温州みかんの原産地は,鹿児島県長島町
中国には温州みかんと同じ品種は存在しません。
温州みかんは,遣唐使が温州から持ち帰った種
(もしくは苗)から突然変異して生まれたため,
「温州みかん」の名が付いた名と考えられています。
今では温州みかんは世界各地に伝わって,
アメリカやヨーロッパでは,温州みかんのことを
「サツマ」若しくは「サツママンダリン」
とも呼ばれており,
また,テレビを観ながらでも食べられることから
「テレビオレンジ」の愛称がつけられているなど
世界中で親しまれています。

<後略>

なのだそうである。


68へぇ??????ぐらい?



そんな受け売りのウンチクはさておき。

みかん


結婚してはや幾年月、
久しぶりに迎えた


ナニもしない休日。


考えてみれば独身時代は、
テキトーに起きてテキトーにダラダラ過ごし、
ヒマならばドライブに出かけたりと
ソレナリに時間の潰し方は知っていたはずであった。
東京に、今回ほどではないにしても
長期出張で滞在したことはある。

しかし、結婚してから後

自分の時間というモノが
ほとんどなかったとあらためて気づいた次第。

休日はナニかしら家族の用事があったり、
一週間分の買い物に行ったり。

カネもふんだんにあって
何の苦労もない状態であれば
どうにでも時間の過ごし方はあろうが、
イカに少ない投資で時間をつぶすかとなれば
なかなか厳しいモノがある。

特に、この月曜日まではホテル暮らしとなれば、

10時までには部屋を明け渡さなければならない。

別に居座っても良いが、
掃除やベッドメイキングしてもらえないし。

というわけで、9時半頃ホテルを出る。

ドコ行こう?



・・・・交通費もあまりかからないし、
川崎にでも行くか。


ちなみに蒲田から川崎まではJR一駅。

昨年10月だったか11月だったかにオープンした
JR川崎駅西口「ラゾーナ川崎」などで
時間をつぶすことに。

昨年のオープン日に、
たまたまJR川崎駅に寄って
オープン初日お祭りムードを味わって以来である。

ブラブラと生活必需品などを買いながら、
時間は昼過ぎ、13時頃に。

あちこちのぞきながら東口へ移動。

「さくらや」や「東急ハンズ」が入る
川崎ダイスへ。

ここの6階に
うまいラーメン屋があると
unoki氏情報。

その店の名は

麺屋 空海。

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「イカニモ」な小ジャレた雰囲気の店構え。
ハッキリ言って、何の店かわからないコンセプトの造り。
しかも、店員はガイジンさんですか?

たどたどしい日本語で案内される。

オーダは何かな?。

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unoki氏のオススメは他のモノだったようだが、
外のディスプレイでココロ惹かれた

「特製つけ麺」

をオーダすることに。

ディスプレイ最下段のモノ。

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ね?ナンか惹かれるでしょ?

餅をとる「モロブタ」のようなお膳に
麺が盛られてくるようだ。

麺の茹で時間は長めの模様。
それはそうだろう、
きしめんのような幅広麺である。

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写真ではよくわからないかも知れないが、
幅1センチにも及ぼうかという
ホントにきしめんのような麺。

つゆを入れる器は、
茶道の抹茶茶碗のような
浅めのツボ状、厚手の陶器製

これにより、つゆの冷却効果を
かなり遅らせることに成功しているようである。

つけ麺、しかも「あつもり」ではないものを
最後までアツアツのスープ(つゆ)で食すことができれば、
これはナカナカ画期的なことである。
この店は一歩、先んじていると言えよう。

さて、そのスープ。
幅広麺をひとたぐりし、
つゆにくぐらせゾゾゾと啜りこむ。

少し酸味のきいた、とんこつ魚介系。
今ハヤリの味と言えばハヤリの味。

くどいような味のものはない。

なにせ、具は
炙りチャーシュー、メンマ、茹で青梗菜。

スープの側にはネギと細く刻んだキクラゲぐらいか。

酸味は、柑橘系ではないような。
魚介スープを煮詰めてしまった酸味ではない。
他の酸味。

それがいいアクセントになり、
飽きることなくスルスルと完食。

麺。

やはりこれがキモであろう。

幅広きしめん状であるため、
歯ごたえやシンのある麺を想像していたが、
心地よいしなやかさでしっかりとスープに絡む麺。
ちょっとしょっぱく、
ちょっとすっぱ味のある
とんこつ&魚介のスープ。

悪くない。
いや、ウマイ

あっという間に麺がなくなり、
スープ割りを頼むと、

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こんなんでスープが登場。

・・・・冷めないように保冷カップか。
確かに合理的ではあるが、
なんか違うような。

まぁ良い。
ウマければ。

ゴチソウサマ。

これで880円なら満足です。



夜は夜でそのunoki氏と
さらに同級生で国家公務員のIWSK氏と
ナゼか銀座で豪遊。

・・・・(T_T)
イチマンエンぐらい使っちまったぜ。

ビンボーお小遣いパパなんだからさぁ、
毒心奇族と一緒にするなよなぁ・・・・

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(これは夜の麺、塩焼きそば?)