ご存じのように(?)
当家には長男氏(もうすぐ6歳)と
次男氏(もうすぐ3歳)がいるわけだが、
同じぐらいのオコサマをお持ちの父兄であればわかり合えると思う
ある苦しみを持っている。

毎月発刊される
幼児向け学習誌
付録作りがけっこう大変なのだ。

今月の「幼稚園」4月号には、

へんけい・がったい ゲキトージャー

男の子向け付録として付いていた。

コレがナニがタイヘンって、
紙で作った付録の分際で、

へんけい・がったい

しやがるのである。

当然、作るにはソレナリの根気と時間がいるわけだ。

横ではヒトに作らせておきながら
途中までできた部品

「しゅご????!!」

とかジェット音を奏でながら遊び回り、
挙げ句にどこかに置いてくる始末。

どうせそんな付録、
半日もすればグジャグジャに壊れるのに
とヨメは言うが、
こちとらモデラーの端くれ(なれの果て)である。

ナンといってもファーストガンダム
キラキラガンプラリアル世代キラキラである。
(もっと言うなら「ヤマト」世代)

「作る」ことに傾ける情熱は半端ではない。

たとえガキンチョの餌食になろうとも、
制作者の意図に沿ったカタチ
仕上げなくては気が済まないのだ。
(ガンプラでは施した改造数限りなし)

あまりに制作時間が長く、
ヨメとコドモは実家にとっとと行ってしまい、
取り残され少し悲しい思い・・・・。

ちなみに女の子用付録は
プリキュアミラクルキッチンセット。
こちらも制作を依頼されたが、
へんけい・がったい
するはずもなく、
大味のパーツをチャチャッと組み立て、
あっという間に完成。

・・・・うちも女の子だったら良かったなぁ。。。

そんな単身赴任で帰省中のオトーサンの悲哀はさておき。

悲しい

そんなわけで、
取り残されたオトーサンは旅に出た。

霧島市役所(旧国分市役所)へ。

東京へ放逐長期出張に出される直前まで、
受注に奔走したプロジェクトが、
中間地点で節目を迎えているはずなので、
その様子を見に。

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ドコが?とか、ナニが?とか聞かないように。
自己満足だから。

ついでに、霧島市から望む桜島。

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鹿児島市から望む桜島と違い、
かなり違った表情。
若干裏側に回った構図である。

さて、そんなことは本日の主題ではない。

ほぼ1ヶ月半放置され、
すっかり電球放電しきった
7年選手の小生のクルマのバッテリー。
(今まで一度もバッテリー交換せず)

走り始めは、まずエンジンがかからない。
エアコンを切ってやっと始動。
なんとなく力感の乏しいエンジンにムチを入れ、
(なんだか貧血のよう)
向かいましたは、
まずは姶良町

腹ごしらえをせねば。

そう、姶良町といえば

創作らうめん 一軒目

である。

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1月に改装したのであるが、
それ以降どころか
もう4ヶ月ぐらいご無沙汰してしまった。
わずかでもチャンスがあれば、
寄っておかねばなるまい。

さて、入店。
小生が東京流しにあっているのを知っている
一軒目兄弟氏、驚いた様子。

それよりも驚いたのは小生。

奥の座席に、見知った顔の面々が!!

なんと、そこにいたのは
GREEのオフ会での「飲ん方」メンバー、
「つぼじゅん」氏、「みー」さん、そして「あい」さんであった。

「つぼじゅん」氏には、今度の金曜日に
また新宿で「飲ん方」オフ会にて会う予定だったので

どーでもよい

が、「あい」さんはGREEオフ会の第1回からの
数少ないオリジナルメンバーであり、
しかも近日中に熊本へ移住してしまうという
まさにギリギリのタイミングであった。

小生が参加できない間に、
「あい」さんを囲んでGREE仲間で
追い出しカラオケ大会
なぞが催されていたようで、
小生、このまま会えないまま熊本に旅立ってしまうのかと
悲しい思いをしていたものである。

それが今日、図らずも会えた次第。

いや、奇遇とはいえ、運命に感謝。

さて、もう食事も終わって歓談していた
3人の輪に割って入り、
小生のぶんのラーメンをオーダ。

桜豚焼豚らーめん(醤油)。

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店内は改装により、
厨房が1.5倍ほどになり、
席数は変わっていないようだが
小上がりの座敷を廃し、
4席のテーブルを2卓新設。
あまり変わっていないようで、
大きく使い勝手、客の居住性を向上させたようである。

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さてさて、肝心のお味のほどは。

強く香りながら決して押しつけがましくない
サカナの香り。
カツオ節の燻香。

そして薄い味付けながら、
グッと前に出てくる醤油と魚粉の香りと味わい。

いやぁ、久しぶりでした、ホント。

東京で食すラーメンは、
どちらかといえば押しの強い、
ガツンとインパクト系のラーメンが多いが、
このラーメンは別物。別次元。

ウマイ素材を十分に引き立たせるシゴトにより、
数々の味わいが一つのドンブリの中に
渾然一体となって溶け込んでいるのだ。

ウマし。

桜豚の焼豚も、元はブっとい肉棒ながら
薄切りにされたそれは、
全く臭みがなく、どこまでも均質にウマイ。

上にパラリとかけられた魚粉は、
ドンブリが運ばれてきた瞬間の香りを演出こそすれ、
本当の香り、味わいはスープから立ち上ってくる。

「滋味」という言葉が適切か。

残念だったことは、
「あい」さんを囲んで話が弾んでしまい、
一軒目の「あにょ。」氏と「タカヒロ」氏と
話す機会があまりなかったこと。

3月9日から名古屋丸栄デパートにて
去年に引き続き大鹿児島展に出店、
今回は「タカヒロ」氏が切り込み隊長として
名古屋を席巻するとのこと。

名古屋のラーメンフリークの諸氏、
刮目して待たれよ!

まる